パリ新年カウントダウン1泊4日弾丸旅行 4日目(2)上海トランジット観光。豫園の南翔饅頭店で小籠包。
豫園商城に入る。ここは中国らしさを表に出した観光名所で、路地の両側にはお店が並んでいる。
広場に出ると「南翔饅頭店」のお店がある。以前は池のほとりにあった気がするんだけど、ガイドブックで確認するとテイクアウト専用のお店だけがここに移転したみたい。行列があることを予想していたんだけど、午前中の時間帯だからなのか、並んでいる人もいない。今回の上海トランジット観光の最大の目的は、このお店で小籠包を食べること。
せいろには、蒸かしたての小籠包が運ばれてくる。テイクアウト用なので、せいろでは提供されないんだけど、ちゃんとせいろに蒸して作られていることがわかる。
せいろから紙の容器に入れられた小籠包。容器に移されても汁がこぼれないので、台湾で食べる小籠包よりも皮は厚めかも。「南翔饅頭店」の小籠包、安くて美味しい。美味しい小籠包が安く食べられるんだから、パリからの帰りに上海にも寄ることができてよかった。
豫園商城は、「小吃」のお店がたくさんあって、「南翔饅頭店」のすぐお隣の「大壺春」が気になってしまう。このお店の生煎(焼き小籠包)が美味しそう。私の旅は行き当たりばったり。気になった時は、私は行動に移してしまう。
「南翔饅頭店」の小籠包も美味しいけれど、「大壺春」の生煎(焼き小籠包)も絶品。パリからの帰りに上海にも寄ることができて本当によかった。
おそらく建築としては、歴史があるものではないと思うんだけど、伝統的な中国らしさを感じることができて、テーマパークのようで楽しいところ。それに、お店を見たり、食べてみたり体験できるのがいい。
おそらく近代的な建築だと思うけれど、まるで日本の天守閣のような豫園商城の建物。だけど、伝統的な中国らしさを感じされてくれて楽しい。
「南翔饅頭店」は、池のほとりの建物。ちゃんと座席のあるレストランとして小籠包を食べるのならばここ。
現在も営業している茶館である「湖心亭」と池のある風景が周囲と調和しており、伝統的な中国らしさを感じる風景。
豫園の庭園に入ってみることにする。豫園は明の時代の私庭園を発端としている。しかし、その後、荒廃した時期もあったが中華人民共和国成立後に大規模修繕が行われて、今のような庭園が復元された。
「漸入佳境」の入口にある鉄製の獅子は元の時代のもので、日本占領時には持ち去られたが、その後に戻されたという。
私のブログで解説しなくてもガイドブックを参照すればわかることだし、親切な人のブログで建築の解説はしてくれるだろうから、私はガイドブックに載っていない視点で見学して案内してみたい。今回、私が気になってしまったのは、建物と建物をつなぐところにある「門」と表現していいのかなぁ?「門」が気になってしまう。ツボのような形がおもしろいし、反対側も同じ形になっているのもおもしろい。
「仰山堂」の跳ね上がる屋根がおもしろい。建物の中からのんびりと池を眺めるのもいい。
でも、私が気になってしまったのは門の形状が異なることが、直感的にはおもしろいと感じてしまう。子供でもわかりそうな視点であるのが恥ずかしいけれど。
私の気になっている門を入れた風景。けっきょく、もっとガイドブック的な名所がたくさんあるにも関わらず、私は様々な形をした門がおもしろいと思って注目してしまう。通常の名所は紹介していないので、ガイドブックや解説をしてくれる親切な人のブログを参照してほしい。この写真、「小心地滑」の看板と観光客がいなければ、自分としては気に入っているアングル。
庭園の出口の外にはおみやげ物屋さん。中国らしい置物が並んでいる。
おみやげ屋さんに並ぶDVDのワンピースにも違和感があるけれど、ここに「蒼井そら」が並ぶのっておかしくないのかなぁ?「蒼井そら」がそれほど中国ではメジャーということ!?
朝から上海を歩いていて、一番気になっているのは「上海老酸奶」。豫園商城でも、おみやげ物屋さんで見かけることが多い。私の場合は気になったら試してみる。
飲み物を売る店で買ってみることにするんだけど、気になるのは「熱」というような文字。たぶん漢字から考えてもヨーグルトだと思うんだけど、温かい飲み物なのかなぁ?
買ってみると、やはり温かい飲み物。ストローをもらったので、ストローで飲む。
想像どおり普通に甘いヨーグルトドリンクで、味は美味しい。だけど、ほどよく温かい。寒い時期だから温かくして飲むのかなぁ?ヨーグルトは冷たいものという概念が私の頭の中にあるので、頭の中の「固定観念」や「先入観」で考えてしまうと違和感を感じてしまう。できる限りニュートラルに感じてみれば、寒い冬に外で飲むには温かいヨーグルトもいいんじゃない?と頭の中では考えてみるんだけど、慣れている感覚というものはすぐには直せないので、やっぱり冷たい方がいいと感じてしまう。
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