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2019年12月16日 (月)

パリ新年カウントダウン1泊4日弾丸旅行 4日目(3)上海トランジット観光。蟹料理専門店でひとりランチ。

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今回の「パリ新年カウントダウン1泊4日弾丸旅行」はパリのガイドブックは持ってきていないのに「るるぶ上海・蘇州」の最新版を持ってきている。ガイドブックによると、このお店の「五香豆」が上海名物らしい。おみやげに買ってみたけれど、ソラマメを炒ったもので、なかなかクセになる味で美味しい。

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中国のお菓子も売られている。

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飲食店やおみやげ物屋さんが並ぶ豫園商城、おもしろかったなぁ。パリからの帰りに上海に寄って本当によかった。

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外灘(バンド)から豫園まではかなり歩いたので、ケチらずに地下鉄に乗ることにする。地鉄10号線の豫園駅を目指して歩く。

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美術品を売るお店なのかなぁ?私はこのお店のスーパー袋が気になってしまう。

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どのような経路でこの「コーナン」のスーパー袋がここにあるのだろう?日本で使用されているスーパー袋って、中国で印刷されているということなんだろうなぁ。

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上海のおもしろいところは、旧市街には低層の建物が残っていること。町を歩いていると、まだ昔ながらの建物も見ることができる。

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地鉄10号線、豫園駅に到着。

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地鉄10号線は新しい路線なので、作られた時からホームドアが作られていたんだろうなぁ。

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「智者守序」。確かにその通り。中国のスローガンを読むのが楽しい。

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ソウルの地下鉄のように列車がどこの位置を走っているかを表している。パリのメトロもあと何分で電車が来るという表示なので同じ形式。あと44秒で列車が来る。4分間隔で走っているのかなぁ?東京のJR山手線もダイヤ表示から、パリのメトロや、ソウル、上海と同様に「あと何分」という表示形式に変わることが2019年10月に発表されている。

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今日の上海町歩きのスタート地点である南京東路駅で地下鉄を降りる。

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高層ビルが立ち並ぶ浦東地区と異なり、旧市街の中心街である南京東路は、昔ながらのショッピングストリート。繁華街ではあるけれど、建物は建て替えられておらず昔ながらの建物も残っている。

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南京東路にはプチトランが走っているけれど、側面に書かれた言葉は堅苦しい感じのスローガン。

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「尊老愛幼、家庭和美」というスローガン。伝統的な価値観からすれば、もっともなことだ。

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中国にもアップルストアがある。奥に見えるのは「上海新世界大丸百貨」。

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H&Mもちゃんとある。世界的なブランドのお店があるのは日本の都市と変わらない。

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上海の町歩きのおもしろいところは、中国らしさを残している食料品店があったりすること。

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「鮮肉月餅」はきっと、肉の入った月餅。ネーミングだけで考えても美味しそう。中国旅行が楽なのは、漢字でなんとなく意味がわかること。

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お茶の専門店が入っている。日本で買うよりは安いと思うけれど、ちゃんとした美味しい中国茶はそれなりのお値段がする。

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フランスの“Liberté, Égalité, Fraternité”ではなく、上海では「自由、平等、公正、法治」になっている。シャンゼリゼ通りのカウントダウンイベントでもっとも重視されていた“Fraternité”(博愛)が、「公正、法治」に変わっている。法治が厳しすぎると自由を侵害することにならないのだろうか。

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「るるぶ上海・蘇州」の最新版を見て、福州路にある蟹料理のお店を目指す。上海のおもしろいところは、南京東路からちょっと外れただけでも、路地を一歩入ると生活感を感じられるような風景が見られること。

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低層の建物が並ぶ道。

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窓から伸びた物干し竿に洗濯物が干されているのが見える。私は高層ビル街よりも生活感がある風景が好き。まだ、上海ではこのような風景を見ることができるんだ。

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ガイドブック掲載店である「王宝和酒家」に入ってみることにする。この建物自体、私が大好きな生活感があふれている。

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建物から想像すると庶民的なお店だと思って、案内されると高級な雰囲気。場違いなところに来てしまったのかも。上海蟹は、小さなものでもそれなりのお値段で、1品だけ頼んでも楽しめなさそうなのであきらめることにする。上海蟹の蒸したものを丸ごと味わうよりも、蟹料理を味わうことにする。お店の人と一人客なので、量を気にしながらおすすめを聞いて3品注文。ちなみに日本語メニューあり。

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青島啤酒(ピーチュウ)を飲みながら料理ができあがるのを待つ。

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まずは小さいサイズであることを確認して注文した、「タケノコと豆腐の千切りと蟹みそ入りのとろみスープ」。現地の価格水準だと、それなりのお値段の中国料理って美味しい。

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「蟹油とエビの巻きもの」が運ばれてくる。これも、絶品。だけど、一人では量が多いかも。これにごはんものがあれば、2人で食べるのに十分な量。

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店員さんオススメの「蟹みそと豆腐の煮込み」が最高に美味しい。最初から量が多いと思っていたので、ごはんは頼まなかったんだけど、ごはんと食べたらもっと美味しいだろうなぁ。それにしても、ごはんを頼めば2人で食べるのにちょうどいい量。ましてや、午前中に小籠包と生煎(焼き小籠包)を食べているので一人で楽しむには量が多すぎる。中国は、1人よりも2人以上で来た方が料理は楽しめるのかもしれないなぁ。ちゃんとした中国料理店で1人で食事をしてはダメなのかもしれない。

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ガイドブック「るるぶ」を参照した「王宝和酒家」は、なかなか美味しいお店だった。メインストリートである南京東路に向けて歩く。高層のアパートには、洗濯物が干されているのが見える。商業地域である南京東路からちょっと路地を入ると住宅街になっているのがおもしろい。

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そういえば、2007年に南京東路でベンチに座ってガイドブックでレストランを探していたら、日本ができる中国人女性に声をかけられ、「沈大成」の2階のレストランが安くて美味しいと案内されて半信半疑で行ってみたら、本当に安くて美味しかった。今でもまだ健在。

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2002年に参加した国連の会議はラマダホテルで行われた。毎回、豪華な昼食が用意されており、本場の中国料理を堪能したのだけは覚えている。このホテルも当時のまま健在。

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上海旧市街のショッピングストリートである南京東路は、昔ながらのお店も残っており、中国らしさを感じることができておもしろかった。食べ物も安くて美味しいし、上海に蘇州や杭州などを組み合わせて、上海をメインのディスティネーションとした旅行もおもしろいかもしれないなぁ。でも、その時は、中国料理を楽しむにも、絶対にひとりじゃない方がいい。

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