パリ新年カウントダウン1泊4日弾丸旅行 2日目（6）パリ・チュイルリー公園のマルシェ・ド・ノエル。

大晦日のシャンゼリゼ大通り“Av. des Champs-Élysées”を歩いてみることにする。今日の夜にはここでカウントダウンイベントが開かれる。どれくらい混雑するのかなぁ？

パリでは“Une Affaire de Famille”が絶賛上映中。パリで映画を見たことはないので、この映画だったらフランス語がわからなくても楽しめるかなぁ？パリで映画をみるという目的も良かったかもしれないなぁ。「万引き家族」のフランス語のタイトルは“Une Affaire de Famille”となるんだ。

私には用がないルイ・ヴィトン。パリの中で「まだ知らないどこか」は、ここかもしれないなぁ。

行列ができているのが見えるけど、1階の窓ガラス部分がガードされているのが見える。実は2018年のこの時期は「黄色いベスト運動」“Mouvement des Gilets jaunes”が起きていて、週末になるとシャンゼリゼ大通りでデモがあり、一部の暴徒化した民衆が略奪行為を行っていた。おそらく、一部の暴徒化した民衆からの襲撃に備えたものなんだろうなぁ。

フーケッツ“Fouquet's Paris”も、ルイ・ヴィトン同様に私にとってはまだ知らないパリかもしれない。そもそも、私は初期の頃にはサン・ジェルマン・デ・プレのカフェ・フロールに行ったりしていたけれど、このところは有名カフェには行かないので縁がない。

“H&M”も黄色いベスト運動の一部の暴徒化した民衆の襲撃を恐れてかガラスが覆われている。

デモが行われていなければ、平和そのもののシャンゼリゼ大通り。

ティファニーは襲撃されないのかなぁ？クリスマスの装飾がかわいらしい。

モノプリですら、入口にガラスを守るパネルが貼られている。

事前に考えていた町歩きのおおまかなコースはここで終了。ここから先はいつもの通りの行き当たりばったりの無計画な町歩き。でも、今日はホテルに行く前に行ってみたいところがある。

フランクラン・D・ルーズヴェルト駅“Franklin D. Roosevelt”からメトロ1号線に乗る。

コンコルド駅“Concorde”でメトロを降りて、まずはルーヴル美術館のエジプトの展示を見て、ルクソールのオベリスクの片割れを見に行きたくなってしまった。このオベリスクは、エジプトから略奪してきたものではなく、贈られたもの。

コンコルド広場“Place de la Concorde”からチュイルリー公園“Jardin des Tuileries”に入る。もちろん目的は、パリのマルシェ・ド・ノエル“Marché de Noël des Tuileries”をもっと見てみたいと思ったから。パリは何度訪れても新しい発見がある。

大きな池ごしに、ルクソールのオベリスクを見る。左手にはオランジュリー美術館。

フランスでよく見かける移動式遊園地。仮説の遊園地と思えないほどのクオリティ。

“9D”ってなんだろう？

仮説の遊園地なので地面を掘ったりはしていないと思うんだけど、これだけの高さの回転ブランコ。

そして、バイキングまである。

先端部にある立ったまま乗る檻の中は迫力がありそう。日本では安全面から認可されないだろうなぁ。

ゴーカート場も仮設のものとは思えないクオリティ。

乗り物に乗って巡るお化け屋敷。

狭いけれどスケート場まである。パリでスケートをするというのも目的としては良かったかもしれないけれど、ひとりで滑っても楽しくないかも。

パリの移動式遊園地、子ども連れだったら十分楽しめるんじゃないかなぁ？

見世物小屋を発見。

どんなスペクタクルなんだろう？しかも入場料無料。

見世物小屋は子ども連れがほとんどで、子どもの声が聞こえて楽しそう。

フランスの縁日のお菓子を観察してみることにする。キャンディ屋さん。

フランスでもりんご飴が売られている。その名も“Pomme d’amour”。

そして「チョコバナナ」は、バナナを1本そのままではなく、カットしたバナナが串に刺さっている。バナナは3.5ユーロ。

バナナだけではなく、リンゴや洋ナシもある。それぞれ4ユーロ。チョコでコーティングするだけなんだから、確かにバナナだけではなくバリエーションがあってもいい。

イチゴだって美味しそうじゃない。「チョコバナナ」はバナナという固定観念がなくてもいい。5ユーロはそれなりのお値段だけど。

そして、クリスマスらしいヴァン・ショー“Vin chaud”のお店を発見。「ホットワイン」は和製英語であると言われているけれど、フランスでは英語で“Hot wine”の表記。

チュイルリーでのマルシェ・ド・ノエル専用のコップに入れてくれる。

シナモンの香りや甘みがあるヴァン・ショーが美味しい。大晦日のパリでヴァン・ショーを飲むのは当初の計画にはなく、行き当たりばったりの予定外だったんだけど、なかなか幸せな気分。

にほんブログ村