フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 4日目(5)パリ・モンパルナスでシードルとクレープを。
パリ・シャルル・ド・ゴール空港に向かわなければならない時間をそろそろ気にしなければならない時間。「パリ1日観光」で訪れるべきスポットもあと少し。
オテル・ド・ヴィル駅“Hôtel de Ville”からメトロ1号線に乗る。
メトロ1号線は運転手のいない完全自動運転。将来的な労働人口が減少することが予測される日本でも、すでにATOが導入されている東京メトロ丸ノ内線などは、そのうちに無人運転化されるのかもしれないなぁ。最近、ニュースでJR山手線が自動運転になることに対して批判的なコメントをする人もいるけれど、実は東京メトロ丸ノ内線などでは無人運転ではないけれどATOがすでに導入されていることを知らない人が多いのかも。フランスでは、労働者のストライキが発生しても運休にならないという目的もあるような気がするけれど。
パリでもホームドアが設置されている。メトロ14号線、メトロ1号線の他にも自動運転化する路線が増えてくるのかなぁ?
シャルル・ド・ゴール・エトワール駅“Charles de Gaulle-Étoile”でメトロを降りる。この駅で降りて向かう「パリ1日観光」で訪れるべきスポットは決まっている。
地上に出ると、そこはエトワール広場の凱旋門“Arc de Triomphe”。久しぶりにパリの観光スポット巡りをしてみたけれど、1日だけでもけっこう周遊できる。
ここに来ると必ず立ち寄るのはプジョー・アベニュー“Peugeot Avenue”。
シャンゼリゼ通りを歩き、今日の「パリ1日観光」で訪れるべきスポットはこれで最後。最後に買い物をしてホテルに戻ることにする。
今日の観光はここまで。日本語表記もあるフランクリン・ルーズベルト駅“Franklin D. Roosevelt”から買い物をしながらホテルに戻ることにする。なお、パリ1日観光として日中にエッフェル塔に行きたい場合は、シャルル・ド・ゴール・エトワール駅“Charles de Gaulle-Étoile”からトロカデロ駅“Trocadéro”に向かえばよいし、アルマ橋に向かって歩いても遠くない。
たぶん、ここから先のお買いものコースはワンパターン化しているので、以前の旅行記でも同じコースを通っている気がするけれど、まずはメトロ1号線に乗る。
コンコルド駅“Concorde”でメトロ12号線に乗り換える。時間があれば、コンコルド広場でエジプトのルクソール神殿のオベリスクの片割れを見るのもいい。
メトロ12号線に乗って、セーヴル・バビロヌ駅“Sèvres-Babylone”で下車。
ラファイエットも楽しいけれど、私はボン・マルシェ“Bon Marché”が落ち着いていて好き。
ここに来る目的はボン・マルシェの食料品館であるラ・グランデピスリー“La Grande Épicerie de Paris”に立ち寄る。
ラ・グランデピスリーには、スーパーマーケットには置いていない食材やフランスの地方銘菓を手に入れること。
そして、ポワラーヌ“Poilâne”まで歩き、このところの私のお気に入りになったおみやげ用にクッキー「ピニュシオン“Les Punitions”」を購入。ちなみに、ここまで来たらサン・シュルピス教会までも歩いて行ける距離。ということは、サン・ジェルマン・デ・プレまで歩いても遠くない。
ラ・グランデピスリーとポワラーヌでおみやげを購入し、パリで購入したいものも手に入れて、あとはホテルに戻って、おみやげをスーツケースにパッキングするだけ。
セーヴル・バビロヌ駅“Sèvres-Babylone”から再びメトロ12号線に乗ってモンパルナスに向かう。
モンパルナス・ビアンヴニュ駅“Montparnasse Bienvenüe”でメトロ6号線に乗り換えれば、あとはホテルのあるグラシエール駅“Glacière”まで行ける。
モンパルナス・ビアンヴニュ駅は、メトロの乗り換えが面倒な駅なので、時間もあることだし、地上に出てしまう。モンパルナスタワーを眺める。
ここからモンパルナス墓地に行き、セルジュ・ゲンズブールの墓参りに行くのも私の定番コース。
今日は墓参りには行かず、最後にモンパルナス通り“Rue du Montparnasse”でおやつにクレープを食べて帰ることにする。ところが、月曜日がお休みのクレープ屋さんが多いことに気がつく。またしても、私の旅は行き当たりばったり。
月曜日はいつも行く“La Crêperie de Josselin”は、お休みみたい。その他のクレープ屋さんも月曜日がお休みなのか、それとも昼から夜まで通しで開いているお店が少ないのか、閉まっているお店が多い。このあたりのクレープ屋さんはおやつというよりも食事目的なのかもしれないなぁ。
“La Crêperie Bretonne”というクレープ屋さんが開いていたので、入ってみることにする。この通り沿いのクレープ店であれば、どこでもそんなに味としては変わらないような気がする。
お店は貸切状態。やっぱり、ブルターニュのクレープはおやつとして食べるものではないのかもしれないなぁ。
私がクレープリーで頼むものといえば、必ずと行って良いほどシードル。
あれ?このお店はシードルを飲む器が、ちゃんとブルターニュらしく陶器製のボル“Bolées(Bol)”が出てくる。ガラスの容器よりもこれで飲んだ方がブルターニュらしい。今度から、このクレープリーでもいいかもしれないなぁ。
デザートとしての小麦粉のクレープは大好きな塩キャラメル味に、今回はアイスや生クリームも載った豪華版。それにしても、最近は「パリ1日観光」をちゃんとすることなんてないんだけど、雪景色のパリの風景に惹かれて、本当に久しぶりにパリを移動しまくり、けっこうパリ名所を巡ることができた気がする。1日でもやる気を出せば、パリはけっこう巡ることができる。ゆったりシードルを飲み、クレープを食べながらパリの余韻を楽しんでいる。
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