フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 4日目(4)パリ、オデオンのル・コントワール・デュ・ルレでお昼ごはん。
まだ12時前なのでレストランに直行するには時間があるので、メトロ4号線に乗ってオデオン駅“Odéon”で降りずにサン・ジェルマン・デ・プレ駅“Saint-Germain-des-Prés”へ。
もはや「雪景色」ではないけれど「パリ1日観光」として、サン・ジェルマン・デ・プレ教会“Église de Saint Germain des Prés”も私の考えるスポットかなぁ?と思ってちょっとだけ寄り道。
サン・ジェルマン・デ・プレの有名カフェといえばまずはドゥ・マゴ“Les Deux Magots”。そう言えば、前回の「フランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅」では、有名カフェはお値段が高いので行かなくなっているので、大人としては行っておくべきなのかもしれないけれど、これからお昼ごはんなどで、タイミングが悪い。
そして、カフェ・ド・フロール“Café de Flore”。たしかに雰囲気はいい。お昼ごはんを食べる直前じゃなければ、たまには入っても良かったかも。初めてパリを訪れた時から3回目くらいまでは、ここでエスプレッソを飲むのが必須コースだった。

パリでは珍しいロマネスク様式のサン・ジェルマン・デ・プレ教会“Église de Saint Germain des Prés”。
ドゥニ・ディドロ像“Statue de Diderot”には、まだ雪が積もっている。鼻からつららが垂れている。
でも、よく見てみたら、氷ではなく、鼻にティッシュが詰められている。誰かのいたずらみたい。
サン・ジェルマン・デ・プレからオデオンまでは歩いてすぐ。ついでに言えば、10号線のマビロン駅“Mabillon”は、サン・ジェルマン・デ・プレ駅に近い。もしも、あなたが女子だったら、ガイドブックによく載っているシティファルマ“Citypharma”はここからすぐそばなので、化粧品を買うために立ち寄ってもいいし、「ダビンチ・コード」に登場するサン・シュルピス教会“Église Saint-Sulpice”も徒歩圏内。
12時15分前にル・コントワール・デュ・ルレ“Le comptoir du Relais”に到着。以前よりも混雑しておらず、並んでいる人はおらず、またしても1番乗り。最近は12時過ぎたくらいでちょうどいいのかもしれない。一巡目の席に座ることができればいいんだから。
今日は一番乗りだったこともあって店内の席に案内される。前回、2017 年9月に「暮らすように過ごすパリ、パリNPO団体取材旅行」にて、カラフェのワインがあることを知ったので、カラフェのワインを注文。このカラフェは500mlのはずなんだけど、そんなに入っているのかなぁ?グラスで2杯以上飲むのであれば、こちらの方がお得。そして、気取ってミネラルウォーターを頼まずに今日は水道水。
前回はレギュラーメニューからセレクトしてみたけれど、このレストランはやはり日替わりメニューから選ぶのがいい気がする。だけど、鏡に書かれているので、メニューの詳細は覚えていない。ル・コントワール・デュ・ルレで、日替わりメニューにポタージュ系のスープが書いてあったら、絶対に幸せになれる美味しさなので、私は必ず注文する。
そして、ル・コントワール・デュ・ルレのスペシャリテは豚肉料理。黒板メニューはその日限定のメニュー。季節感を感じられるものも多い。
分厚い豚肉も美味しいけれど、下に敷いてあるキャベツとベーコンが美味しい。
デザールはパリブレスト。ル・コントワール・デュ・ルレはランチの予約を取らないので、正午を目安にここに来れば間違いなく美味しいものが食べられるので、ついパリに来るとここに来てしまう。そして、期待通り、美味しいものを食べて幸せになれる。
もはや、すでに「雪景色」ではないけれど「パリ1日観光」として次はどこに行こうか。オデオン駅からメトロ10号線に乗る。
最終日なので日本に持ち帰るお土産も手に入れたい。2017 年9月に「暮らすように過ごすパリ、パリNPO団体取材旅行」にて初めて食べてその美味しさに感動し、あまりの美味しさに、翌月2017年10月の「フランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅」にて、リールの本店までお菓子を食べに行った「メール“Méert”」のゴーフル“Gaufre”が食べたくなったので、マレ地区を目指すことにする。
ジュシュー駅“Jussieu”でメトロ10号線からメトロ7号線に乗り換える。「フランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅」のきっかけは、メールのゴーフルに感動して、それをリール本店で食べてみたい思ったところから始まっている。
メール“Méert”に最も近い駅は、メトロ1号線のサン・ポール駅“Saint-Paul”だと思うけれど、少し遠くても乗り換える方が面倒なので、メトロ7号線のポン・マリー駅“Pont Marie”から歩くことにする。
ここからメール“Méert”に向かう道は、前回2017年10月の「フランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅」で、サン・ルイ島のベルティニョン“Berthillon”に行ったら閉まっていて、サンルイ島から歩いたコースと重複する。たぶん、その時にもこの建物“Hôtel de Sens”を見ている。
ちょっとだけ違うのは、前回は道路の右側を歩いていたけれど、今回は左側を歩いているので視界がちょっと違う。前回は右手にある庭園“Jardin de Hôtel de Sens”に注目したけれど、今回は反対側の左手にある公園“Square Albert-Schweitzer”にふと足を止めてしまう。
私はフランスの公園にある遊具を観察するのってけっこう好き。3人いないとバランスよく遊べないのかなぁ?
前回と同様にメトロ1号線サン・ポール駅“Saint-Paul” のあるリヴォリ通りに出る。
サン・ポール・サン・ルイ教会“Eglise Saint-Paul-Saint-Louis”が見える。
私の旅は行き当たりばったり。ショッキングなことに残念ながらメール“Méert”は月曜日がお休みのようで閉まっている。すっかり、このところ大好きなゴーフルを楽しみにしていた気分だったのにがっかり。うーん、本当に私の旅は行き当たりばったり。あらかじめ定休日は調べてからここに来るべきだった。
でも、マレ地区の散策は大好きなので、私としては「パリ1日観光」に入れておきたい場所。残念ながら、お昼ごはんを食べたばっかりでお腹いっぱいなので、今回もシェ・マリアンヌ“Chez Mariannne”のファラフェルはお店の前まで行っているのに、次回以降のお楽しみとなる。もっとも、ファラフェルはエルサレムでたくさん食べたので、あえてパリで食べなくてもいい。
マレ地区を散策していたらパリ市庁舎“Hôtel de Ville”に出てしまった。
最近のBHV(ベー・アッシュ・ヴェー)は、だいぶおしゃれな雰囲気に変わってしまったなぁ。地下にカー用品売り場があった頃や、別館がカー用品売り場だった頃は、フランスのカー用品がおもしろくてよく通っていた。
遠くにサン・ジャック塔“Tour Saint-Jacques”が見える。現在は鐘楼しかないけれど、かつてはここに教会があった。フランス革命の時期に教会は破壊されて鐘楼のみが残った。ここはパリからのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道のパリの出発点。
メール“Méert”がお休みだったので結果的には無駄にマレ地区に来てしまったなぁ。でも、ここまで来たら、ちょうどメトロ1号線のオテル・ド・ヴィル駅“Hôtel de Ville”の入口があるし、「パリ1日観光」で訪れるべきスポットを回ってしまうことにする。
オテル・ド・ヴィル駅“Hôtel de Ville”の入口に座るムッシュは釣竿を使って、うまく獲物を捕まえることができるのかなぁ?
« フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 4日目(3)パリ、ものすごく不便なメトロ4号線に乗って、シテ島のノートルダム大聖堂へ。 | トップページ | フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 4日目(5)パリ・モンパルナスでシードルとクレープを。 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- ドル、ユーロへの両替は新宿駅西口金券ショップ街の両替所での両替がお得!(2024.06.28)
- 2024年7月、夏のマッターホルン計画は旅行費高騰のために断念か?(2024.05.14)
- 一目惚れをしたポルトへの旅 3日目(2)ブラガで10時のおやつは巨大ケーキ。(2020.07.30)
- 一目惚れをしたポルトへの旅 3日目(1)ポルト、サン・ベント駅からブラガに向かう。(2020.07.27)
- 一目惚れをしたポルトへの旅 2日目(4)カミーノを一人で歩き切った旅人と合流。お昼ごはんはポルトのB級グルメ、コンガ“Conga”のビファナ“Bifanas”を。(2020.06.27)
「フランス」カテゴリの記事
- 2023年10月フランス・パリ滞在72時間の旅5日目(2)ロシア上空を西側航空会社が飛べないうちは中国系航空会社を使ったヨーロッパ旅行を積極的にお勧めします。(2024.08.13)
- 2023年10月フランス・パリ滞在72時間の旅5日目(1)北京首都空港、中国国際航空ファーストクラスラウンジでシャワーを浴びる。(2024.08.09)
- 2023年10月フランス・パリ滞在72時間の旅4日目(13)中国国際航空CA934便でパリから北京に向かう。(2024.08.06)
- 【パリ 2023/10/26 17:31】フランス・パリ滞在72時間の旅4日目(12)重大な失敗!手順を間違えてシャルル・ド・ゴール空港のラウンジ“Yotel Air Airport Lounge”に行きそびれる。(2024.08.02)
- 【パリ 2023/10/26 16:31】フランス・パリ滞在72時間の旅4日目(11)パリを去り、パリ・シャルル・ド・ゴール空港へ向かう。(2024.07.30)
「ルクセンブルク」カテゴリの記事
- フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 5日目 ソウル仁川空港からソウル金浦空港への国際線の乗り継ぎ。(2019.02.17)
- フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 4日目(7)パリからソウル行きの大韓航空の機内食はビビンパッ。(2019.02.14)
- フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 4日目(6)パリ13区、ローラン・デュシェーヌ“Laurent Duchêne”のエクレール。(2019.02.11)
- フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 4日目(5)パリ・モンパルナスでシードルとクレープを。(2019.02.07)
- フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 4日目(4)パリ、オデオンのル・コントワール・デュ・ルレでお昼ごはん。(2019.02.03)
« フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 4日目(3)パリ、ものすごく不便なメトロ4号線に乗って、シテ島のノートルダム大聖堂へ。 | トップページ | フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 4日目(5)パリ・モンパルナスでシードルとクレープを。 »



コメント