フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 4日目(3)パリ、ものすごく不便なメトロ4号線に乗って、シテ島のノートルダム大聖堂へ。
「雪景色のパリ1日観光」のコースをカフェで考えて、これからどうパリを歩くかを決める。カフェを出て、モンマルトルの丘を下っていく。モンマルトルにスターバックスがあることを今回初めて気がつく。
以前もこのお店で足を止めたような気がするけれど、タルト屋さんのキッシュやタルトが美味しそう。
私はモンマルトルの下山ルートがいつも同じで、このままメトロ12号線のアベス駅“Abbesses”に降りていく。
モンマルトルでもクルマが雪に覆われていて、クルマの名前当てクイズを一人で楽しむ。
いつも目印にしているティモテル・モンマルトル“Timhotel Montmartre”が見えてくれば、道に迷わずにアベス駅に向かっていることがわかる。
路地を入ったところにあるのがアメリのロケ地である「コリニョン食料品店」。今でもお店の脇にはアメリのポスターが貼られている。
そのままコリニョン食料品店の前の階段を降りてパサージュを進むといくと、公園のようなアベス広場“Place des Abbesses”に出てくる。
このアベス駅のメトロの入口がすごい。パリでも数少ない屋根つきのアール・ヌーヴォー。
映画アメリにもアベス駅は出てくるけれど、実際の撮影は映画専用の廃ホームであるPorte des Lilas‘Cinéma’駅で行われている。
メトロ12号線に乗る。テルトル広場で「雪景色のパリ1日観光」のルートを考えた結果、アメリのカフェ、カフェ・デ・ドゥ・ムーラン“Café des Deux Moulins”には、今回は行かないことにする。アメリのロケ地巡りは、アベス駅で今回は終了。ブルトドーのエピソードを巡るには、ムフタール通りに行くべきなのかもしれないけれど、なにしろ今回は急に思いついたので、事前に調べていないのでロケ地が定かではない。
メトロ12号線をサン・ラザール駅“Saint-Lazare”で降りる。「雪景色のパリ1日観光」は、メトロ12号線に乗って、パリの必須観光スポットとしてノートルダム大聖堂へ向かうことにする。
サン・ラザール駅“Saint-Lazare”でメトロ12号線からメトロ14号線に乗り換えてシャトレ“Châtelet”に向かうことにする。
シャトレに行くにはそのままメトロ12号線に乗って、コンコルド駅でメトロ1号線に乗り換える方法もあるけれど、メトロ14号線は途中の駅数が少ないし、サン・ラザール駅“Saint-Lazare”が始発駅なので座ることができる。
シャトレに到着。ここからシテ島までは歩けなくもないけれど、メトロ4号線に乗り換えてシテ駅“Cité”に向かうことにする。
パリのメトロは改修工事の際には駅が閉鎖されてしまう。それはターミナル駅だろうが、乗り換え駅だろうが一切関係ないところが逆に潔い。ユーロスターやタリス、リールなどに向かうターミナル駅であるパリ北駅“Gare du Nord”のメトロ4号線の駅が、2018年3月12日から6月12日まで3ヶ月も閉鎖されている。乗客にとっては不便だろうなぁ。だって、東京メトロ銀座線が駅の工事をするので上野駅には停車しませんというようなものだもん。大阪で言えば、大阪メトロ御堂筋線が梅田に停車しないようなもの。
パリ北駅だけでなくシャトレ駅も閉鎖って、さすがにひどくない?ショッキングなことに、4号線シャトレ駅“Châtelet”が2017年11月27日から2018年3月7日まで3ヶ月以上も閉鎖されていたのが、改修工事が遅れていてさらに2018年3月30日まで工事が延長されている。工事中だから隣のレ・アール駅“Les Halles”まで歩いて5分だから歩いてね。うーん、シテ駅“Cité”に行くためにシャトレではメトロ4号線に乗り換えられない。東京で言えば、東京メトロ東西線の大手町駅を改修するために3ヶ月間閉鎖します、だけど工事が終わらなくなってしまったので4ヶ月間かかります。別の路線を使うか隣の駅から歩いてね!というようなこと。
それにしても、ひどくない?パリ北駅もシャトレも通過してしまうメトロ4号線は不便すぎる。でも、それがフランス。それがパリ。これが「おフランス」でなく、アジアの国だったら、過去の先入観をブラッシュアップできていない人や、行ったこともないのに偏見を持っている人に、むちゃくちゃ批判されるに違いない。まぁ、この不便さがフランスなんだけれど、不便なことには間違いない気がする。シャトレ駅でメトロ4号線に乗り換えできないので、レ・アール駅に行くついでに、予定外にフォーラム・デ・アール“Forum des Halles”に立ち寄ることになる。
レ・アール駅“Les Halles”からメトロ4号線に乗って、通過する工事中のシャトレ駅を眺める。
メトロ4号線のシテ駅に到着。たった一駅のはずなのに、だいぶロスタイム。アベス駅から反対方面の電車に乗って、マルカデ・ポワンソニエ駅“Marcadet-Poissonniers”で4号線に乗り換えれば良かったのかも。
ノートルダム大聖堂の前に駐車しているクルマは、クイズにするまでもなくプジョー208。
私の「雪景色のパリ1日観光」の必須スポットはノートルダム大聖堂。ここは入場して観光。
入口でセキュリティチェックを受けて入場。さすがにパリの中心にあるノートルダム大聖堂は観光客だらけ。
教会に入ったら、席に座り、しばらく静寂を味わいながらボーッと過ごす。観光客が多くてざわざわしているので、あまり落ち着ける雰囲気じゃないけれど。
ハートマークが書かれているのがちょっとかわいい。これはプジョー207。
今日は立ち寄らないけれど、ついでにサント・シャペル“Sainte Chapelle”で美しいステンドグラスを見るのもお勧め。
朝8時にホテルを出て、「雪景色のパリ1日観光」として、午前中はサンマルタン運河、モンマルトル、ノートルダム大聖堂と巡ってきた。半日だけでもこれだけパリ観光ができる。そろそろお昼ごはんの時間が近づいている。私のパリ滞在の最終日のお昼ごはんの定番であるオデオンのル・コントワール・デュ・ルレ“Le comptoir du Relais”に向かうことにする。
以前にこのシテ駅のエレベータの密室内でスリの2人組に遭遇したことがあるので、注意した方がいい。
シテ駅からメトロ4号線に乗って、お昼ごはんを食べるためにオデオン駅“Odéon”へ向かう。
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