フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 4日目(1)パリ、雪が積もったクルマの名前当てクイズ。
2018年3月19日、月曜日。パリで迎える朝。私の場合は、まずはテレビをつけて、TF2の“Télématin(テレマタン)”を見るところから一日が始まる。
出発に備えて荷物のパッキングをしながら、メテオの時間を待つ。以前は、6時半の開始直後に天気予報だったような気がしたんだけど、作業をしていて見逃したのか7時近くまで待ってしまった。今日の朝の気温は氷点下1度くらいかなぁ?
パリの朝の天気はくもり。フランス北部までほぼ雲がかかってしまっている。
お昼頃にはフランス北部では晴れ間も見えそうだけど、パリはずっとくもりかなぁ。
朝食レストランに向かう。前回の旅行「フランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅」とまったく同じホテルなので、そんなに紹介することもないんだけど。
パンの種類はバゲッドとクロワッサンとパン・オ・ショコラ。トースト用のパンもある。
そして、私の大好きなオレンジジュースを搾るマシーン。このマシーンで作った搾りたてのオレンジジュースが美味しい。
ボタンを押すと、オレンジが上から下りてきて、オレンジが真っ二つに割られ、ジュースが搾られる。マシーンの動きを見ているだけでもおもしろくて、何度もやりたくなってしまう。
7時に降りてきたんだけど、ホテルの朝食レストランにはまだ誰もいない。
パリで最後の朝ごはん。バケット(フランスパン)にナイフで切り込みを入れて、そこにハムとチーズを挟んでサンドイッチにして食べるのが好き。バケットに発酵バターとジャムをたっぷり塗って食べるのも好き。ふわっと発酵バターの香りが鼻に抜けるクロワッサンが好き。カフェオレの香りが好き。私はフランスで食べる朝ごはんはいつも幸せな気分。
いつもと反対側の風景は住宅街。家の屋根には雪が積もっているけれど、そんなに大雪ではないみたいなので一安心。前回も話したけれど、かつて空港が閉鎖されて帰れなくなる危機をイタリアのミラノで味わったことがある。
朝早くにチェックアウトしてしまう。スーツケースは夕方までホテルに預かってもらう。何しろ、パリ滞在は今日だけしかない。
半年前に歩いたばかりだけどグラシエール駅“Glacière”に向かって歩くことにする。坂道に停車中のクルマが雪に埋もれているのが、ちょっとおもしろい。
一人で雪に埋もれたクルマの名前当てクイズを楽しむ。こんな子供っぽいことをしているから、今でもひとり者なんだろうなぁ。このクルマは間違うはずもなく、プジョー208。
正面から見たプジョー208。けっこう、この遊びはおもしろいかも。と言っても、私一人で勝手に楽しんでいるだけだけど。
坂を降りたところにあるパティスリーは、「ローラン・デュシェーヌ」“Laurent Duchêne”。奥さんのKYOKOさんが日本人であるためか、新宿伊勢丹のフランス展などにはよく出展しているので、日本人でも知っている人はいるかもしれないけれど、お店はこんな場所にある。町かどのパティスリーといった雰囲気で、お店も大きくはない。
雪に埋もれたクルマの名前当てクイズを続ける。たぶん、プジョー307。
これも簡単。プジョー206。けっきょく、わかりやすいプジョー車を狙ってしまっている気がする。
街路樹に雪が積もり、それがまた美しい。ベンチに積もった雪も絵になる感じ。雪のパリの風景って、私にとっては珍しいかもしれないなぁ。
私の旅は行き当たりばったり。今日のテーマは「雪景色のパリ1日観光」に決定。雪景色に魅了されて、久しぶりにフルコースでパリの観光スポットの雪景色を最大限に見てみようかなぁ。
これはもう雪で覆われていないのでクイズにはならないと思うけれど、シトロエン・クサラ・ピカソ“Citroën Xsara Picasso”。
今回は日程の関係でIC定期券“Navigo Découverte”(ナヴィゴ デクーヴェルト)をチャージしていないのでグラシエール駅“Glacière”で1日乗車券のモビリス“Mobilis”を購入。
「雪景色のパリ1日観光」フルコースとして、どこから先に行こうかなぁ。そもそも、フルコースに含まれる必須スポットってどこなんだろう?
プラス・ディタリー駅でメトロ5号線に乗り換える。ちょうど、昨日、パリ東駅からホテルまで向かった逆ルート。
メトロ5号線をレピュブリック駅“République”で降りる。
実は、「雪景色のパリ1日観光」には、もう一つのテーマがあって、それはナンシー駅前のお菓子屋さん“Biscuiterie Confiserie Chocolaterie Lefèvre Lemoine”で知った、ブルトドーの宝箱。映画「アメリ」“Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain”を何度も見ているはずなのに、あのブルトドーの宝箱は、ナンシーのベルガモットのボンボンの箱だということに気がつかなかった。なんだか、久しぶりにアメリの世界を感じてみたくなった。
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