フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 3日目(6)雪のパリ、ビュット・オ・カイユ“Butte aux Cailles”の夜。
荷物の整理を終えて、「イビス スタイルズ パリ プラス ディタリー ビュット オ カイユ ホテル(Ibis Styles Paris Place d'Italie Butte aux Cailles Hotel)」を出て、夕ごはんを食べるためにまずはCorvisart駅に向かう。今回の旅行で最後の夕ごはんは何を食べようかなぁ。
コルヴィサール駅“Corvisart”からメトロ6号線に乗って、レストランが多いモンパルナス方面へ向かうことにする。
エドガー・キネ駅“Edgar Quinet”でメトロを降りる。2017年10月の「フランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅」では、パリで美味しいステーキ・フリットを食べようと思って、ル・ルレ・ドゥ・ラントルコート“Le Relais de L'Entrecôte”のステーキフリット“Steak Frites”を食べようとしていたんだっけ。
でも、けっきょく、お腹が空かないのでステーキフリットはあきらめて、ブルターニュのガレットクレープ店の“La Crêperie de Josselin”に行ったんだけど、そば粉のクレープ、ガレットを食事にしたのは久しぶりだったので、美味しかったなぁ。
フランスに来ると、たまに無性に食べたくなるものがある。チェーン店だし、パリのどこにでもあるレストランだけど、レオン“Léon de Bruxelles”のムール貝のワイン蒸しが私は大好き。チェーン店なので、パリでおひとり様でも気軽に食事ができるのがいい。今日は、このレオンの前を通ったら、ステーキではなく大好きなムール貝のワイン蒸しを食べたくなっちゃった。
ということで、またしてもステーキは断念し、今回の旅行の最後の食事はレオン“Léon de Bruxelles”のムール貝のワイン蒸し。もちろん、ムール貝にはベルギービール「アフリゲム」“Affligem”。
ここへ来た時は前菜も何も頼まずに、ココット鍋に入ったムール貝のワイン蒸しをひたすら食べる。ビールを飲んで、つけ合わせのフライドポテトを食べながらひたすら食べる。
ココット鍋に山盛りのムール貝なんて、多すぎると思うかもしれないけれど、ほとんどは貝殻なので、このくらいの量は一人でもあっという間に食べられてしまう。やっぱり、ムール貝のワイン蒸しは美味しい。私はこのムール貝のワイン蒸しが大好き。パリに来ると、ムール貝をたまに無性に食べたくなる。
久しぶりに食べたムール貝のワイン蒸し、美味しかったなぁ。クルマに雪が積もっているところを見るとパリも雪が降ったんだなぁ。ところで、このトゥインゴはいつから駐車しているんだろう?
最近、パリでの過ごし方がワンパターン化しているような気がしないでもないけれど、日が短い冬の時期のパリのお楽しみは、シャイヨー宮からエッフェル塔を見に行くこと。夏だと21時くらいまで明るいので、夜景を見に行くと時間が遅くなってしまうので、冬だけのお楽しみ。
エドガー・キネ駅“Edgar Quinet”からメトロ6号線に乗る。「イビス スタイルズ パリ プラス ディタリー ビュット オ カイユ ホテル(Ibis Styles Paris Place d'Italie Butte aux Cailles Hotel)」が好きな理由は、メトロ6号線でレストランが多いモンパルナス界隈や、エッフェル塔に乗り換えなしで行けるからかもしれないなぁ。
トロカデロ駅“Trocadéro”で降りる人も少ない。うーん、シャンパンフラッシュのエッフェル塔は、毎時00分なので中途半端な時間に到着してしまった。夕食をレオンのムール貝で済ませてしまい、デザートも食べず、エスプレッソも飲まなかったので、レストランの滞在時間が短かったのかもしれないなぁ。
毎時00分のキラキラエッフェル塔を見るために、あまりに寒いのでトロカデロ広場“Place du Trocadéro”に面したカフェ“Le Willson”に入って時間を潰すことにする。
そろそろ、21時00分に近づいてきたのでシャイヨー宮へ向かう。さすがにパリの夜景スポットなので観光客が大勢いる。
静止画ではなかなかわからないけれど、シャンパンフラッシュのエッフェル塔を見るのが好き。ここからキラキラエッフェル塔を眺めているとパリにいることを実感する。
それにしても今日は寒いなぁ。いつもはワインを飲むのに、ムール貝を食べながらビールしか飲んでいないからかなぁ?もう、すっかり酔いも覚めてしまった。
ホテルに戻るためにナシオン“Nation”方面のホームへ向かう。
私は基本的に飲み歩いたり、夜遊びはしないのでホテルに戻るんだけど、行動パターンがワンパターン化しているので今日は少し変化させてみようかなぁ。
いつもはコルヴィサール駅“Corvisart”で降りてホテルに戻ってしまうんだけど、プラスディタリー駅まで行ってしまうことにする。
少しだけ遠回りにはなるんだけど、プラスディタリーからビュット・オ・カイユ“Butte aux Cailles”を経由してホテルに戻ることにする。
プラスディタリー駅のアール・ヌーヴォーのメトロの入口。ナンシーを訪れてから、アール・ヌーヴォーについ目がいってしまう。
丹下健三設計のショッピングセンター“Italie Deux”の右手の道を進み、ビュット・オ・カイユ通り“Rue de la Butte aux Cailles”へ。雪は降っていないけれど、今晩は本当に寒い。レオンでビールを飲んだだけなので、エッフェル塔を見に行った段階ですっかり酔いは覚めてしまった。
今晩はあまりに寒いので、普段は飲み歩かないのに、ビュット・オ・カイユ通りにあるバー“Café Nénesse”に入って、グラスワインを注文。ワインをちびちび飲んで、まったりとパリ最後の夜を楽しんでいたら、外を見ると天候が変わってきた。
今日はどうも寒いと思ったらパリでも雪が降ってきた。そもそも、今日はルクセンブルクでも雪に降られているし、朝からずっと寒かったなぁ。
ビュット・オ・カイユはパリでは珍しく2階建ての一軒家が並んでいるのが特徴。パリとは思えない、このビュット・オ・カイユの雰囲気が好き。
寒いんだけど、雪の夜のビュット・オ・カイユの雰囲気がなんだかいい感じ。
明日はパリ・シャルル・ド・ゴール空港から帰る予定の日。ビュット・オ・カイユの雪が降る風景は気に入ってはいるんだけど、空港が封鎖されるほど降っても困るなぁ。以前にミラノで、翌朝30センチくらい積もっていて、本当に帰れないんじゃないかという体験をしたことがある。
ホテルに戻る。「イビス スタイルズ パリ プラス ディタリー ビュット オ カイユ ホテル(Ibis Styles Paris Place d'Italie Butte aux Cailles Hotel)」が好きな一番の理由は、きっと、パリでは珍しい低い一軒家が並ぶビュット・オ・カイユが近くにあって、私はビュット・オ・カイユ界隈の雰囲気が好きなんだろうなぁ。
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こんにちわ。初めて訪ねました。パリの様子がとても素敵です。
私も6月にイビスのホテルを予約しています。
イビスのどこだったのか・・・・忘れましたが(笑)
投稿: takako | 2019年1月22日 (火) 18時14分
takakoさん、はじめまして。
イビスはチェーンホテルで一定の質は保たれていますし、パリのあちこちにあるので便利ですよね。イビススタイルズは、朝食込みの宿泊料金なのでお得ですよ。
投稿: ラコスケ | 2019年1月23日 (水) 22時28分