フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 1日目(1)パリ行き深夜便7番目の選択肢、大韓航空深夜便KE920便で羽田空港からソウル仁川国際空港へ。
2018年3月15日、木曜日。この日はいつも通り仕事をしてさらに残業を終えて、北府中駅そばのカロリーハウスへ。今回の旅行の最初のフライトである大韓航空KE720便は深夜2時発なので、空港に行く時間に余裕があるのでカロリーハウスで夕食を食べることにする。カロリーハウスは20時半にはラストオーダーになってしまうので、閉店前の最後の客となる。
ハンバーグ400gを注文し、サラダを食べながら焼き上がりを待つ。席にはつくことができたけれど、バックオーダーがたくさんあるのでなかなかハンバーグが出来上がらない。
ようやくハンバーグが運ばれてくる。目の前で焼かれた400gのハンバーグ、美味しいし、ボリュームもある。ごはんもおかわり自由。
最近、羽田空港に向かうときは北府中駅が旅の出発点。今日は、羽田空港深夜2時発の大韓航空深夜便を使用してソウルへと向かう。以前は大韓航空KE720便は早朝便だったんだけど、今は深夜2時発の深夜便となっている。
今の時刻は21:25。まずは、北府中駅21:30発の武蔵野線で府中本町駅に向かう。ソウルまではわずか2時間45分のフライトなので、あっという間に到着してしまうので寝ることはできないけれど、北回りの大韓航空と中東経由とどちらが身体的な負担が少ないかを今回は実験してみる。
この時間だと府中本町駅から座ることができる。南武線は途中駅での乗降が多く、私のように川崎まで行く乗客は少ないかも。
川崎駅に到着。もう何度かこのルートを使っているので、多摩地区から羽田空港に行くには都心回避のこのルートの方がお気に入り。
残念ながら遅い時間だと横浜方面からの羽田空港直通の電車はないみたい。横浜方面から乗り換えなしの直通電車があるというのがこのルートを使うメリットだったんだけど。
仕方がないので22:31発の泉岳寺行きの電車に乗って、京急蒲田駅で乗り換えるしかない。
京急蒲田駅では羽田空港行きの列車が出発するホームとは階が違うので移動がちょっと面倒。
もう国内線もほとんど終わっている時間だし、さすがにこの時間に羽田空港に向かう人はほとんどいない。
羽田空港国際線ターミナル駅に到着。エレベータで出発フロアにあがる。
私はいつもスーツケースをあらかじめ空港に送ってしまう。そうすれば、羽田空港まで身軽な状態で行くことができる。ラッシュ時の電車に乗っても他の乗客に迷惑をかけることはないし、乗り換えなども必要に応じて走ることもできるし、階段を駆け上がることもできるし、荷物がなければスムーズに行動できる。いつも通りJALABCでスーツケースを受け取る。
大韓航空はHカウンター。でも、23時では早く着きすぎてしまったみたいでチェックイン開始は23:30からなので少し待つ。
23:30になりカウンターで荷物を預ける。スーツケースはパリまでスルーで運ばれる。
日付は変わって2018年3月16日、金曜日。深夜2:00羽田空港発ソウル仁川行き大韓航空KE720便は定刻通りの出発。このKE720便は特殊な便で、通常の羽田空港発ソウル行きはソウル金浦空港に到着するんだけど、この便だけは羽田発なのにソウル仁川国際空港に到着する。今回、この便を利用しようと思ったきっかけは、ソウル9:55発のKE5901便に乗り継げば、パリ14:10到着と午後比較的早い時間に到着できるルートが、たまたまスカイスキャナーの検索で出てきたから。
出国手続きを済ませて、カードラウンジに向かう。いつもエールフランスAF293便に乗る時には、広くて快適なスカイ・ラウンジ・アネックスに行くんだけど、残念ながらアネックスは深夜1時には閉まってしまう。アネックスの方がゆったりしているんだから、24時間営業してくれればいいのに。
私の持っているクレジットカードではアルコールやお酒の提供があるTIAT LOUNGEは使用できないので、SKY LOUNGEに向かう。ちなみにこれらのラウンジはどちらもプライオリティパスでは使用できない。できれば、お酒や軽食のあるTIATラウンジをプライオリティパスで利用できればいいのになぁ。提携してくれないのかなぁ?
アネックスは広いのに、メインラウンジであるSKY LOUNGEはかなり狭い。
ビールは有料なので、オレンジジュースで出発時間までのんびり待つ。
ラウンジを出てゲートに向かう。これからソウルまでは眠いけれど、ソウルからパリまでの12時間で寝てしまった方が、ドバイまで10時間乗った後にドバイからヨーロッパまでさらに8時間かかるエミレーツ航空よりも身体が楽なんじゃないかなぁというのが私の仮説。中東経由は、航空券が高い時期にどうしても使っているけれど、飛行機に乗っている時間が長く、ドバイでの乗り継ぎは変な時間なので疲れてしまう。それでも、コストパフォーマンス優先の旅行者である私は体力で乗り切るしかないんだけど。
それに大韓航空は帰りのKE902便の出発がパリ21:00発と遅いので、エールフランス深夜便には負けるし、日系航空会社や中国国際航空、アシアナ航空、ターキッシュエアラインズとはほぼ同等だけど、エミレーツ航空やカタール航空を利用するよりも現地滞在時間を長くできる。搭乗ゲート前で搭乗開始を待つ。ふと周囲を見ると待合室の椅子で横になっている人がいる。もしかして、スカイラウンジで過ごすよりも横になれるんだったら、ちょっとみっともないけれど待合室の椅子で寝ていた方が楽だったかもしれないなぁ。
ようやくボーディング開始。深夜便なのに乗客数が多いのか機材はワイドボディのエアバスA330。すごいなぁ、深夜便なのにそんなに乗客がいるということ?
もっとガラガラかと思っていたら、けっこう搭乗客がいてびっくり。韓国人の乗客の方が多いのかなぁ?日本人でも朝4:45には仁川国際空港に到着できるので、朝からソウル観光をするという元気な人もいるのかもしれない。
深夜便なので機内食は軽食程度かと思いきや、ちゃんとしたホットミール。だけど、トレーをよく見るとホットミール以外はパンとヨーグルトしかついておらず、軽食仕様になっている。機内食をもらってビールを飲めば眠れるかと思ったんだけど、むしろ、機内食をパスして寝たほうが正解だったのかも。
外国のエアラインの機内食が美味しくないというようなことを言う人もいるけれど、羽田空港で搭載した機内食がどこで作られているのかを考えた方がいい。実は外国の航空会社の批判をしているつもりが、日本の機内食工場を批判している。大韓航空の機内食の裏技としてコチュジャンをリクエストすればもらえることを知っていると自慢する人もいるけれど、甘めのすき焼き味には合わないので、メインの料理を見てから頼んだ方がいい。
機内食が終わったところで、もう距離的に半分まで進んでしまっている。やはり2時間45分のフライトではほとんど眠れない。あと1時間ほどでソウルに到着してしまう。
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