冬の高野山・大阪ひとり旅 2日目(3)旅はくいだおれの大阪へ。初めての他人丼。帝塚山ポアールのモンブラン。道頓堀今井のきつねうどん。
南海電車でたまたま途中下車して立ち寄った住吉大社。古典文学や和歌に登場し、遥か昔よりここにある住吉大社を訪れてよかった。
住吉東駅から向かってしまったので、すっかり裏口から参拝してしまったけれど。
そろそろお昼ごはんの時間。事前に調べたお店でもなんでもなく、住吉大社の向かいにある「丼とうどんの店 梅よし」に入ってみることにする。年齢を重ねると小さなお店でも、えいっと入ることができるようになる。昨日の朝になんば駅でうどんを食べてから、大阪のうどんが気に入っている。
「他人丼」とうどんのセット。そもそも、関東圏では「他人丼」というメニューは見かけないし、たぶん私は「他人丼」を食べたことがない。関西の「他人丼」ってどんなものだろう?気になったら試してみればいい。どうやら「他人丼」とは親子丼の肉が牛肉になっている。関西出身の人にとってみれば当たり前のことなんだと思うけど、私にとっては新鮮に感じる。そういえば、今回の旅行で魚や肉を食べるのがこれが初めてかも。
最終的には定番スポットの道頓堀の戎橋には行こうとは思っているけれど、ここから先は実はあまり予定を決めていない。住吉大社駅から南海電車に乗ってしまえば、すぐになんば駅についてしまうけれど、すぐにゴールに向かうにはまだ早い。他人丼を食べた梅よしの前の住吉鳥居前電停から阪堺電気軌道のチンチン電車で向かうのも面白いかも。
適当にぶらぶらしていたら、商店街のアーケードに引き込まれる。
特に予定を決めている旅ではないし、大阪の商店街を歩いてみよう。
おばあちゃんが一人でやっているお好み焼きのお店で売られている、やたらに安いキャベツ焼きってなんだろう?
大阪のアーケードの商店街を歩いていたらあっという間に粉浜駅についてしまった。一駅分歩いたけれど、そんなに距離はない。
駅前のお医者さんは歴史がある建物。住吉東駅から住吉大社に行く途中でも感じたことだけど、この地域は古い家屋が残っている。高級住宅街と言われる帝塚山あたりまでぶらぶら歩いてみることにする。
帝塚山町屋と看板がある建物。帝塚山って高級住宅街の雰囲気かと思ったら、古い建物が混在している。
大阪市立住吉小学校の前を通って、南海高野線の踏切を渡る。商売もしていない個人の住宅をやたらに写真に撮ることはできないので写真は撮っていないけれど、帝塚山学院の周辺は確かに大きな家や高級な感じのマンションが多いかもしれないなぁ。
帝塚山の雰囲気を感じたくて帝塚山を歩く。けっこう歩いたところで、姫松電停のそばに「ポアール」というパティスリーを見つける。帝塚山にある「ポアール」は丸ごとビルになっている巨大なパティスリー。これは立ち寄ってみるべきでしょう。
イートインができるみたいなので、1階のショップでケーキを選んで2階にあがる。
店員さんにスペシャリテはなんですか?と聞いて紹介してもらったケーキの中から選んだケーキは不思議な形のモンブラン。
見た目も面白いし、味も美味しい。けっこう歩いたけれど、「ポアール」まで来てよかったかも。
チンチン電車の姫松電停が近くにあるけれど、天王寺駅に行ってしまうので、なんば駅に行くために南海高野線帝塚山駅に向かう。
戎橋筋を歩く。大阪って、南北に走る道を「筋」、東西に走る道を「通り」と呼ぶのが不思議。まぁ、慣れてしまえば覚えやすいのかもしれないし、方向感覚を失わないのでいいのかも。
蓬莱551の豚まんは美味しいけど、食べるとお腹いっぱいになってしまうし、空港でも買えるのでここは我慢。
テレビの街頭アンケートなどでよく見る大阪を代表する風景である道頓堀戎橋に到着。外国人観光客が多く、みんな写真を撮っている。
そして、戎橋といえばグリコの看板。でも、やっぱり夜の方がきれいなのかも。
混雑する道頓堀を歩く。かに道楽も混雑しているけれど、観察しているとお客さんは外国人がけっこう多いかなぁ?
派手な看板が並ぶ道頓堀に落ち着いたお店の道頓堀今井を見つける。ここは大阪旅行のために今回購入したガイドブック「ことりっぷ大阪」にも載っているうどんの美味しいお店。
今回の旅行で、大阪のうどんをすっかり気に入ってしまって、お昼ごはんもうどんだったのに、大阪はくいだおれの街だから、食べずにはいられない。ものすごく中途半端な時間だけど、きつねうどんをどうしても食べたくてお店に入ってしまう。大阪のうどんは出汁が美味しい。うどんだけを食べ歩いてもいいかもしれないくらい、大阪のうどんが今回の旅でお気に入り。
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