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2018年9月13日 (木)

東京でフランス気分。平日休みは東京都美術館の藤田嗣治展へ。

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2018年9月6日、木曜日。今日は平日休みでお昼前に浅草橋駅に到着。

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浅草橋駅周辺は人形の問屋街だけではなく、アクセサリー材料の問屋街になっているのでアクセサリーを自作する女子には楽しいかも。

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今日は前から気になっていたけれど、なかなかいけなかったビストロ・ジョンティに行ってみることにする。このお店、フランス料理の中でも珍しくアルザス料理の専門店。

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ランチは肉と魚と選べる1000円ランチ。サラダ、パンかライス、一口デザート、コーヒか紅茶までついて1000円なんて、フレンチとしては安い。1200円でタルトフランベのコースもあるなんて、なかなかいいじゃない。

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もちろん、アルザス気分を味わうためにここに来ているんだから、タルトフランベを注文。周囲のお客さんは東京の水道水しか飲んでいないというのに、昼間からリースリングの白ワインを飲んでしまう。

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つけ合わせのサラダ。

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運ばれて来たタルトフランベ、ストラスブールで食べるようにけっこう大きくて、いい感じ。

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ちょっと焼き目は足りない感じだけど、ストラスブールではなく東京で食べるタルトフランベとしては十分に美味しい。これだったら、夜にオニオンのタルトとかシュークルートを試して見てもいいかもしれない。

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食後酒としてミラベルもおいてあるのかなぁ?さすがに昼間からはミラベルは飲めない。コーヒーをエスプレッソにできるか聞いてみたところ、ランチサービスだからないのか、エスプレッソマシーンがないのかはわからないけれど、できないとのことで普通のコーヒー。

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総武線に乗って秋葉原駅で乗り換えて、上野駅へ。夏休み明けの平日なのでそんなに混雑していない。前から行こうと思っていたんだけど、混雑していると思って夏休みが終わるのを待っていた東京都美術館の「藤田嗣治展」を見に行くのがメインの目的。

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国立西洋美術館のミケランジェロ展も面白そう。

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東京都美術館の企画展って作家を知るにはよくできているので、私はけっこう好き。そもそも、藤田嗣治については断片的にしか知らない。もちろん、渡仏したこと。晩年はランスで洗礼を受けたこと。G.H. Mummの敷地にフジタ礼拝堂“La chapelle Foujita”があること。メガネをかけたオカッパの自画像があること。猫の絵が多いこと。「乳白色の肌」とよばれた裸婦像が有名であることはなんとなく知っている。だけど、フジタ礼拝堂は曜日などのタイミングが悪く訪れていないし、藤田嗣治の作品をちゃんと見たことがない。

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そんな私には藤田嗣治展に来てよかった。藤田嗣治の作品の流れや作風を一度に感じることができる。黒田清輝と作風が合わずにパリに旅立ち、当時は場末の繁華街だったモンパルナスに住む。まだ、当時のパリは城壁が残っていた。そして、「乳白色の肌」と呼ばれる裸婦像などで画風を確立する。画風が確立してしまえば、フジタらしい作品と作品を見ればわかるんだけど、その後に南米で書かれた絵は色彩が全く異なり驚かされる。そして、時代背景から仕方がなかったのだろうけど、日本に帰国してアッツ島玉砕などの戦争画も書いている。そして晩年は再びフランスに渡り宗教画に至る。

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初期の頃にはキュービズムに影響された作品があったり、美術には詳しくないので笑われてしまうかもしれないけれど、専門家でもない私が感じたことは、藤田嗣治という人は、新しい画風への好奇心が強かったんだろうなぁと感じる。そして、器用な人だったんだろうなぁ。風景や作品を見て影響されて、従来の自分の画風ではない作品を仕上げてしまう。新しい画風を取り入れようという好奇心が強いだけではなく、それでちゃんと技法を取り入れて完成させてしまうんだから器用だったんだろうなぁと感じる。藤田嗣治展、平日なのでそんなに混んでおらず、ゆっくりと見学できたこともあって、おもしろかった。

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上野公園をのんびり歩く。

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さらに上野広小路に向かって歩き、湯島の「みつばち」へ。今日はフランス気分なのでケーキも考えたんだけど、上野や浅草では和風スイーツの方が私は好き。「みつばち」は、かつては西武新宿駅前のそばのビルの地下に「新宿みつばち」があり、まったく知らないわけでもなかったりする。

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甘味処に一人で入ってみることにする。

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よかった、お店の中は空いている。ただでさえ、男一人で甘味処に入るのにはちょっと勇気がいる。まぁ、男一人で甘味処に行ってしまうから、結婚できないのかもしれないけれど。

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しかも頼んだものは小倉アイスの載った「小倉あんみつ」。お蕎麦屋さんで蕎麦湯が入っているような入れ物は黒蜜。湯島みつばちは、黒蜜かけ放題。

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小倉アイスや求肥などきれいに盛られている「小倉あんみつ」。

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湯島「みつばち」の黒蜜をたっぷりかけた「小倉あんみつ」が美味しい。一人で食べていると、この美味しさを共感できる人がいないのが悔しいくらい。

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