初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 4・5日目パリ・シャルル・ド・ゴール空港にプライオリティパスで使えるラウンジ“Yotel AIR”へ。エールフランスAF274便の機内食2017。
(注)Yotel Airの最新の情報を知りたい場合は、この記事は2017年10月29日の情報であり、最新の情報は2019年2月27日の以下の記事を参照してください。
ロンドン・パリ、ドーヴァー海峡を渡る旅 1日目(1)パリ・シャルル・ド・ゴール空港のプライオリティパスで使えるラウンジ“Yotel AIR”へ。エールフランスAF293便の機内食2019。
https://lacosuke.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-1af9dd.html
パリ・シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2Eの出発ロビーに到着。パリ・シャルル・ド・ゴール空港ではチェックインから手荷物を預けるところまで、自動化されている。
まずは自動チェックイン機にパスポートを読み込ませてチェックイン。
搭乗券だけではなく、手荷物ラベルも出力される。インターネットチェックインを済ませている場合は手荷物ラベルだけを出力させることも可能。
手荷物を預けるカウンターには係員はおらず、自分で操作を行う。
バーコード読み取り機に自分の手荷物ラベルをスキャンさせて、流すだけ。でも、この方式だと重量オーバーの時にどうするのだろう?係員がいるカウンターだと多少は見逃してくれる場合が多いんだけど、機械だとデジタルに処理されてしまうのかなぁ?クレジットカードを入れる装置はなさそうなので見逃してくれるのかなぁ?
ホテルでパッキングする時にしっかりと計量して来たから、23キロまでのルールを守った完璧な重量。今回は自分としても出来過ぎなくらい。まぁ、係員がいるカウンターだと、1キロ未満のオーバーで23キロ台であれば何も言われない。
パスポートコントロールが空いているので、すぐに出国してしまうことにする。ターミナルEは大きなターミナルなので、このパスポートコントロールは混む時は本当に混む。
今回はサテライトLからの出発なのでシャトルに乗る。深夜便は乗客が少ないのかサテライトLに向かうシャトルは貸切状態。
サテライトLにプライオリティパスで使える新しいラウンジができたらしいので、今日はそのラウンジに行ってみることにする。今まで、パリ・シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2ではプライオリティパスで使用できるラウンジがなくて、つまらない思いをして来たけれど、ようやくラウンジでゆったりできる。
シャトルを降りて、手荷物検査に進まずにエスカレータを上がる。サテライトLには、無料のラウンジもある。今回、目指すのはプライオリティパスが使えるAirport Hotelの“Yotel AIR”。
エアポートホテル“Yotel AIR”のラウンジ部分をプライオリティパスでも使用できる。
(注)Yotel Airの最新の情報を知りたい場合は、この記事は2017年10月29日の情報であり、最新の情報は2019年2月27日の以下の記事を参照してください。
ロンドン・パリ、ドーヴァー海峡を渡る旅 1日目(1)パリ・シャルル・ド・ゴール空港のプライオリティパスで使えるラウンジ“Yotel AIR”へ。エールフランスAF293便の機内食2019。
https://lacosuke.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-1af9dd.html
入口でカードをもらい、ラウンジの中に入るとラウンジ自体が狭くて高級感がない。
自動販売機の中からカードにチャージされた10ユーロ分だけ好きなものが買えるという仕組み。
プライオリティパスでの利用は、このカードに10ユーロ分だけチャージしてある。
プライオリティパスで利用できるラウンジかもしれないけれど、ビールは缶ビールだし、ラウンジ自体が狭くて居心地がよくない。
だけど、“Yotel AIR”ではなく、無料で誰でも利用できるラウンジが快適であることがわかる。無料で誰でも使用できるラウンジが空いていて、“Yotel AIR”のラウンジ部分よりもこちらのソファで過ごした方がよほどのんびりできる。ここを使用すれば、わざわざエアポートホテル“Yotel AIR”に行かなくてもいいかも。10ユーロ分の飲み物やビールなどを引き換えたら、そのままフリーエアポートラウンジに出て過ごすのが正解かも。
フリーエアポートランジは有料の自動販売機や係員がいるカフェも併設されている。のんびり過ごすには、ここで十分であるというのが私の結論。もっとも今は知られていないので空いているけど今後メジャーになってしまうと混雑してしまうかもしれない。そう考えるとブログで宣伝しないほうがいいのかもしれないけれど、私のブログを読んでくれる人の人数なんてたかが知れているので、まぁいいか。
無料ラウンジでのんびりしたあとは、手荷物検査を通過して搭乗ゲートに向かって歩き始める。たまには免税店をチェック。
私は自宅のパスティス51が少なくなったら空港で買って帰る。空港で買ったほうが免税扱いなので安い。パスティス51は日本ではなかなか手に入れることは難しいけれど、空港にはいつも置いてあって、しかも免税価格なので安い。
ミラベルの本場はナンシーのあるロレーヌ地方だけど、以前にストラスブールに旅行したときに飲んだミラベルも空港で買うことができる。ミラベルを食後に飲むと胃が熱くなり、再び食欲が湧いてくる。
東京羽田行きエールフランスAF274便は予定通りの出発予定。
今日の機材は短いボーイングB777-200での運航。通常はB777-300ERでの運航されることが多いんだけど、予約状況を見て需給調整をしているのか、たまに短いB777-200のことがある。
ボーディングが開始となり、ボーイングB777の機内へと向かう。
なんども言っているので、もはや言うまでもないことだけど、エールフランスのボーイングB777は、3-4-3の横1列10席のコンフィグレーションで通路を含めて窮屈感を感じる。今ではボーイングB777は3-3-3の横9席よりも3-4-3の横10席のコンフィグレーションの航空会社のほうが多くなってしまったけれど。
私が大好きな “ à l'avant , au centre , à l'arrière”のオテスの仕草。だけど、本当に好きなのは、このビデオではなくて、ヨーロッパ内の個人用ビデオ設備がない小さな飛行機でオテスがこの仕草をするのを見ること。
エールフランスの機内食は、前菜、メイン、チーズ、デザートのコース仕立てとなっている。
挽き割り小麦とハーブのタブレ“Taboulé de boulgour aux herbes”
鶏肉のシェリー風味、マッシュポテト添え“Poulet au xérès / Purée de pommes de terre”
カマンベール“Camembert”
りんごのスライス“Sachet de pomme à croquer”
洋ナシとチョコのガトーブリオッシュ“Gâteau brioche poire chocolat”
食前酒としてパスティス、そして赤ワイン。
食後酒はお気に入りのポワール。エールフランスに乗ると頼む飲み物はワンパターン。
ストックホルム上空を通過する頃には食事も終わり、あとは寝るだけ。私は夜便の方が丸一日歩きまわって疲れているので休むことができるような気がする。
到着2時間前くらいに二度目の機内食。朝食としての提供。スクランブルエッグ、チーズクリームのソースのほうれん草添え。何度も言っていると思うけれど、コールドミールだけど、昔のハムとチーズでサンドイッチを作る機内食の方がフランスらしかった気がする。
通常はハバロフスクから日本海に出て、新潟に向かう航路を取ることが多いんだけど、今回は北朝鮮のミサイルを回避するルートで日本列島に沿って南下するルート。
北朝鮮関連の情報が入っているのかなぁ?日本海を横断せずにロシア領空から日本の領空に入るコースで羽田空港に向かっている。
今回の「オー・ド・フランス地方ひとり旅」は事前に考えていたよりもずっと楽しかったなぁ。リールやダンケルクやアラスの風景は美しく、世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」“Beffrois de Belgique et de France”をもっと巡ってもよかったかも知れないと思うくらい楽しかった。それに、地方色豊かなフランスであるけれど、ビール文化やベルギーに近い食文化がおもしろかった。フランスは何度旅しても新しい発見があることがおもしろい。まだ知らないフランスはいっぱいある。
パリだって、私はまだまだやり残していることがいっぱいある。まぁ、一人旅が多いこともあって、どうしてもコストパフォーマンス重視のケチな旅行者なので、有名カフェの雰囲気を感じるセンスがない。ファラフェルも食べていない。お惣菜ディナーも実現していない。まだ、パリでもたくさんやるべきことがあることに気がつく。まだ知らないパリはいっぱいある。
けっきょく、私はフランスが好きなんだなぁ。地方色豊かなフランスは、何回も旅行しても私は飽きることがない。海外旅行に何度も行っていると、イスラエルから香港経由の帰りに遅延のために電車も終わってしまっているほどの深夜になってしまったり、トラブルを体験することも多くなってくるので、無事に到着できるとほっとする。
羽田空港から所沢駅行きのバスに乗って家路に着く。今回の「オー・ド・フランス地方ひとり旅」は楽しかった。なにしろ、「地球の歩き方フランス」にも情報が少ないオー・ド・フランス地方に旅行しようと考える人は少ないかも知れない。アラスなんて紹介すらされていない。もしも、あなたがフランス地方の旅をしようと考えていたら、フランス北部「オー・ド・フランス地方の旅」をおすすめしたい。旅程が長く取れるのだったらベルギーのブルージュやゲントと一緒に周遊できるし、私は計画段階で断念したけれど船でドーバー海峡を渡ってイギリスに向かうのもおもしろい。ビール文化や、ベルギーに近い食文化。美しい世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」“Beffrois de Belgique et de France”、ぜひ、ガイドブックに載らない、フランス北部「オー・ド・フランス地方の旅」を訪れてみてほしい。(オー・ド・フランス地方ひとり旅 おしまい)
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空港といい機内といい、お洒落なデザイン!話によるとエールフランス航空は機内食にシャンパンも出るとか?
投稿: クラ | 2018年10月 7日 (日) 01時36分
クラさん、こんにちは。
百聞は一見に如かず。エールフランスではシャンパンも楽しめますよ。ぜひ、ご自身で実際に旅して体感してください!そして、クラさんがご自身の体験されたことを教えてくださいね!
投稿: ラコスケ | 2018年10月 8日 (月) 09時20分