初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 4日目(5)パリ・ルーヴルそばのカフェ「ル・フュモワール」“Le Fumoir”でカフェごはん。
今日はおやつを食べ過ぎているし、がっつり昼ごはんを食べたい雰囲気でもないので、ガイドブックに掲載されている「ル・フュモワール」“Le Fumoir”という名前だけで考えてみればタバコ臭そうなカフェに行ってみることにする。メトロ12号線のポルト・ド・ヴェルサイユ駅“Porte de Versailles”からコンコルドを目指す。
コンコルド駅“Concorde”でメトロ12号線からメトロ1号線に乗り換え。
メトロ1号線はパリの中でも最新式のメトロ。ホームドアが設置されている。
メトロ1号線は車両も最新式の車両。もちろんドアも自動的に開く。
パレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーヴル駅“Palais Royal - Musée du Louvre”でメトロを降りたんだけど、次のルーヴル・リヴォリ駅“Louvre - Rivoli”で降りるべきだったみたいで一駅分歩く。いつもの通り、地図をちゃんと見ずに感覚だけで降りるから失敗する。
メトロ1駅分歩いて「地球の歩き方arucoパリ」掲載の「ル・フュモワール」“Le Fumoir”というカフェに到着。雨が降り始めているのでテラス席にはあまりお客がいない。
人気のあるカフェみたいで自由に選べるほど空いておらず、案内されてテーブル席を確保する。本当は「地球の歩き方arucoパリ」の記事によると「奥に入っていくと壁一面に本が並んだ図書館のような部屋になっている」席で「自宅の書斎のようでくつろぐような雰囲気」を味わいたかったんだけど、日曜日のせいか満席なので奥の席に行けなかったので仕方がない。「ル・フュモワール」“Le Fumoir”という名前のカフェだけど、室内は煙っているわけではない。
歩き疲れたのでまずはビール。今回のオー・ド・フランス地方の旅はすっかりビールが定番。
ガイドブックに掲載されるくらいだから、おしゃれなカフェだったらしく、典型的なカフェごはんのメニューではない。食事系メニューはサラダかタルティーヌくらいしかない。もともと軽食のつもりだったのでヘルシーなチーズとなすとトマトのタルティーヌを注文。私にとっては軽食でも女子にはこれでも十分かもしれないなぁ。
今日はサロン・ド・ショコラでおやつを食べすぎていて、がっつりお昼ごはんを食べたいという気分ではなかったので、これくらいでちょうどいい。食後にはエスプレッソを飲む。
オー・ド・フランス地方へ行ったあとなので、つい鐘楼が気になってしまう。この鐘楼はサン・ジェルマン・ローセロワ教会“Saint-Germain l'Auxerrois”。せっかくここにいるなら、ポン・ヌフを渡って、シテ島にあるノートルダム大聖堂に行ってみようかなぁ。歩いても大した距離ではない。
おしゃれなタルティーヌよりも、ガイドブックに掲載されているおしゃれカフェよりも、普通のカフェでカフェごはんを食べた方がよかったかもしれないなぁ。でも、私のパリ旅行で弱い分野はモンパルナスのカフェやフーケなどの雰囲気の良いカフェを体験していないこと。どうも私は「雰囲気」を味わうということにお金をかけないケチくさい旅行者なので仕方がない。もっと、雰囲気を味わう大人にならないとなぁ。ケチくさいからこそ、今でも「おひとりさま」を卒業できないのかもしれない。
サマリテーヌ“La Samaritaine”は工事中。クレーンが見えるけれど、営業しているのかなぁ?最近、サマリテーヌにはずいぶんと行っていない。
第二審裁判所である“Cour d'appel de Paris”の建物。
そして、マリー・アントワネットが幽閉されていた、かつての牢獄であるコンシェルジュリー“Conciergerie”。塔がある立派な建物なので、もっと昔はお城か宮殿だったんだろうなぁ。そもそもセーヌ川の中洲であるシテ島そのものが要塞だったのかも。パリの歴史もちゃんと勉強していない。
シャトレにあるサンジャック塔“Tour Saint-Jacques”が見える。今回の旅行、つい鐘楼を見つけると気になってしまう。
今まで私はここを通ったことがないのかも。時計塔“Tour de l'Horloge du palais de la Cité”に壁時計があることを初めて気がつく。
パレ・ド・ジュスティス“Palais de Justice de Paris”とステンドグラスが美しいサント・シャペル“Sainte Chapelle”。
ふだんは「花市」が開かれている日曜日は「鳥市」が開かれている。
売られている小鳥はセキセイインコだったり、日本と大きく変わらないのかなぁ。
これはカナリアかな。よく考えたら、小鳥の名前をあまり私は知らない。
日本では見かけない鳥の餌がいろいろと売られている。これだけ商品が開発されているということは、フランス人は小鳥を飼っている人がけっこういるのかなぁ?
もちろん花市もあって、この季節の花である菊の花が売られている。
パリのノートルダム大聖堂に到着。残念ながら傘をささなければならないほど雨が降ってきた。
パリのノートルダム大聖堂は後ろから見る風景も好き。ここまで歩いたんだったら、久しぶりに昼食後のデザートとしてサン・ルイ島のベルティニョン“Berthillon”のアイスクリームを食べようと思ってサン・ルイ島に向けて歩く。私の旅は歩いてばっかり。
最近どっぷりパリ観光をすることもないので、わざわざサン・ルイ島に行くこともないのでベルティニョン“Berthillon”のアイスクリームも久しぶりかも。すでにフレーバーを何にしようか考え始める。私はヨーロッパで食べるアイスはピスタチオがけっこう好き。
たしか、サン・ルイ島の中心にあるこの交差点あたりにあったはずだけど…。
あれ?お店が閉まっている?日曜日はお店はやっているはずなんだけどなぁ。
大ショック!なんていうことだろう。今日は2017年10月29日、日曜日。臨時休業中で11月8日水曜日の10時にオープン予定と張り紙に書かれている。すっかり、ベルティニョン“Berthillon”のアイスクリームを食べたい気分になっていたのに休業中でがっかり。
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