福岡ヤフオクドームへ埼玉西武ライオンズ応援の旅 2日目(3)福岡旅行の最後のとどめは「牧のうどん」のごぼう天うどん、やわ。
「サザエの刺身」と「いかの活造り」はもちろん完食したけれど、残念ながら申し訳ないけれど全てのおかずは残念ながら完食できず。呼子で食べるいかの活造り、美味しかったなぁ。今日は16:50のANA262便に乗って東京に戻らなくてはならないので、時間を気にしながらの旅になってしまったけれど、最大の目標だった呼子のイカを食べることができたので大満足。
呼子はイカを食べるだけの目的でも再訪してもいいかもしれないなぁ。でも、できることならば、この「いかの活造り」の美味しさを大切な人ができたら伝えたい。その時はレンタカーを借りて、名護屋城や呼子大橋、そして唐津城も見学したい。次に呼子に来る時は「おひとり様」ではなく、風景の美しさやいかの活造りの美味しさを大切な人と一緒に共有したいなぁ。世界中のどこかに私と呼子にイカを食べに来てくれる人はいないのだろうか。
そうだ、その時はマリンパル呼子から、「イカ丸」ではなくもう一つの遊覧船「ジーラ」に乗ろう。もちろん、「柱状節理」を見たいというのならまた「イカ丸」に乗ってもいい。でも「柱状節理」に興味を持つ女子がいるのかなぁ?もし興味を持ってくれたなら、コルシカ島にも連れていってしまうけれど。勝手に妄想を膨らませながらバスターミナルを目指して歩く。
建物の中はバスの待合室になっている。奥には呼子の観光案内所がある。ここで先ほど「イカ丸」の情報を教えてもらった。
唐津バスセンター行きのバスは湊経由を含めても1時間に1〜2本程度出ている。岩野経由であれば時刻表上の所要時間は30分。私は基本的にはきっちりとした予定を立てずに気分次第で歩くのが好きだけど、大きな移動だけは綿密に計算したりする。16:50福岡空港発の飛行機に乗るには、余裕を持って13:15のバスが最終ラインと考えていた。けっきょく、予定よりも早く12:19発のバスに乗れてしまいそう。朝早く出発したから半日でもけっこう呼子観光を楽しめる。
もう半日あればハイエースのバスに乗って名護屋城などももっと観光できたかもしれないなぁ。
岩野経由は湊経由とは違い、半島の真ん中をショートカットするように唐津に向かう。
唐津バスセンターは立派な建物。地方を旅行していると鉄道の本数が少ない地域はバス路線網が発達していたり、鉄道よりも本数が多かったりする場合がある。フランスのように移動の自由を保障するために、住民の移動の手段を確保する目的で大量輸送のための鉄道とバスを一体的に考えて地域交通を地方自治体が考えればいいのに。
すぐに出発する博多バスターミナル行きのバスがあることがわかる。荷物は全部持っているのでホテルに戻る必要はないから、このまま博多バスターミナルに向かってしまおう。
行きの鉄道の風景とは異なるバスの車窓の風景もおもしろい。唐津城、今日は時間がないのでカットしてしまったけれど、次回は行ってみたいなぁ。
途中から高台のバイパスを走る。所要時間は博多バスターミナルまで1時間15分の予定。もしかしてバスの方が所要時間が短い?
都市間を結ぶ中距離バスなので福岡に近づくと高速道路を走る。ヤフオクドームの裏を通り、天神北に出る。
博多バスターミナルは博多駅のすぐ隣の建物。博多バスターミナルからバスで九州の各方面に向かうこともできるので、移動手段としてバスもあることを知っておくと便利かもしれないなぁ。
バスはバスターミナルのビルの中に入っていき、降車専用の場所でバスを降りる。唐津からだとバスの方が便利かもしれない。
地下で博多駅につながっているのでターミナルの地下の「バスチカ」に降りる。
こんなところに「牧のうどん」があるんだ。以前にたぶんテレビで見たんだと思うけれど、ここもいつか訪れてみたかった場所。博多うどんは、埼玉県西部でもウエストが展開していた時期もあるんだけれど、埼玉県西部は「山田うどん」のお膝元であり、残念ながら埼玉県からは撤退。
まだ3時前なので、お昼は呼子でイカの活造りやおかずをたくさん食べたので、そんなにお腹が空いていないんだけど、まだ知らない「博多うどん」を食べてみたくて、お店に入ってみる。博多うどんの特徴は麺の柔らかさ。麺の硬さが「やわ・中・かた」から選択ができる。「やわ」を注文してみるけれど、周囲の注文は「中」がほとんど。
「やわ」にしたのが失敗だったかもしれない。けっこう一人前の量が多い。「やわ」はうどんが膨張している。牧のうどんでは、うどんを食べると「やかん」が付属してくる。
やかんの中身はうどんの汁。「やわ」のうどんは、汁を吸い込んで膨張してしまっているので汁がなくなってしまう。そのために、うどんの汁を足して食べるのだという。
確かに「やわ」のうどんは、汁を吸ってしまっている。軽く食べるつもりがふやけていて量が多くなっている。多摩地区のうどんである武蔵野うどんとは正反対の、やわらかいうどんも美味しい。それに何と言っても出汁が美味しい。
博多駅地下街を通って博多駅へ。博多駅はお土産屋さんがたくさんあり、ここだけでお土産が揃ってしまいそう。と言っても、すでに明太子は稚加榮(ちかえ)から配送してしまっているし、そんなに買うものはない。今回の旅はお土産よりも自分が楽しむことが中心なので。
時刻はまだ15時なので、16:50の飛行機に乗るには1時間くらい時間が早いけれど、もう博多でやることもないし。
福岡空港国内線ターミナルは改装中。もう買い物もなければ、「牧のうどん」のやわを食べてしまっているのでもう何も食べられない。
お店も見ないしもう食べられないので、待ち時間はゴールド会員用のカードラウンジに向かう。
フリーソフトドリンクかビールの二択だったのでついビールを選択。国内線ラウンジでビールが無料で飲めるのは珍しいのかも。できれば、このサービス、羽田空港国際線のスカイラウンジでもやってくれればいいのに。
福岡空港16:50発羽田行きANA262便の機材はボーイングB787。「所沢以外でライオンズの試合を見てみたい」、今回の旅にきっかけはそんな思いつきから始まっている。パリーグは、マリンスタジアムはいったことがあるので、まだ札幌、仙台、大阪で応援したことはないので、ライオンズ応援の旅としてもまだディスティネーションの候補が残されている。仙台で楽天戦を観て牛タンを食べるという企画もいいかもしれない。大阪ドームでバファローズ戦を観て、新世界で串カツを食べるのもいい。
今回の1泊2日の福岡旅行、呼子に行くのはちょっと忙しかったけれど、呼子でイカの活造りも食べることができたし、楽しかったなぁ。メインは福岡ヤフオクドームでライオンズの試合を観ることだったけど、1泊2日の福岡旅行としては私が知っている限りの福岡周辺の行きたいところを「全部盛り」で旅したつもり。
美味しいものも「全部盛り」にしたつもりだけど、やっぱり1泊2日では夕食を食べる機会は1回のみとなるので限界がある。博多でまだまだ食べてみたい料理はいっぱいある。美味しいものを食べるだけが目的で再度博多に来るのもおもしろいかもしれないなぁ。次回、私と一緒に呼子のイカの活造りを食べてみたいという人がこの世にいれば、喜んで案内するのになぁ。夜の稚加榮(ちかえ)で生簀から関サバを食べてくれる人がこの世の中にいれば、喜んで行くのになぁ。一人旅を十分に満喫しているつもりだけど、どうしても一人旅はたまに妄想に浸ってしまうことがある。(福岡ヤフオクドームへ埼玉西武ライオンズ応援の旅おしまい)
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