暮らすように過ごすパリ取材旅行 3日目(1)パリ・オペラのお昼ごはんは弁当スタイル。
2017年9月5日、火曜日。私は旅行中は早く寝てしまうので早起きなので、いつものようにTF2の“Télématin(テレマタン)”をオープニングから見る。わかりきっていることだけど、やっぱりウイリアム・レイメルジがいない。新司会者のLaurent Bignolasのテレマタン に早く慣れなくちゃ!
昨日と変わらないメアリーズ ホテル レピュブリック“Hotel Mary's République”の朝ごはん。
だけど、果物も置いてあるし、ハムやチーズもあるし、私はこのホテルの朝ごはんで十分。
ホテルの朝食では最初は色々なものを試したくなるので大盛りだけど、連泊の場合はだんだんと量が正常化してくる。
2017年9月3日、日曜日に北朝鮮は地下核実験を行った。ロビーにある新聞を見るとフランスでも当然ながら北朝鮮の報道がされている。
私が朝、新聞を見るときはテレマタンのお天気コーナーとともに、新聞の天気欄を必ずチェックする。今ではスマートフォンでも確認できるのに、習慣というのはアナログなもの。
今日のスケジュールは午前中がオペラにある日本人の組織のパリ事務所での大学の先生によるレクチャー。午後は、パリ10区にあるパリ市の高齢者サービスセンター“Maison des Aînés et des Aidants”の聞き取り調査。ここは日本でいう地域包括支援センターのような相談機関。
今回のホテルは、価格もリーズナブルなホテルなのに駅から近くて本当に便利。
大学の先生がル・モンドを買うというのでキオスクに立ち寄る。さすが大学の先生。私は最近、駅で配布している無料新聞しか見ない。
オベルカンフ駅はメトロ5号線と9号線が乗り入れている。パリ北駅やパリ東駅に行くにはメトロ5号線が便利だけど、9号線があるのでオペラにも乗り換えなしで行けるので、オベルカンフ駅周辺は便利かも。
そして、IC定期券“Navigo Découverte”(ナヴィゴ デクーヴェルト)も便利。パリジャン気分でタッチして入場。
オペラに到着する。昔のガイドブックには「オペラ・ガルニエ」と表現されていたけれど、現在は「パレ・ガルニエ」となっている。午前中の日本人事務所はインターコンチネンタルホテルの裏手。まだ時間があるので、お茶することにする。
大学の先生と一緒なのでインターコンチネンタルホテルにあるカフェ・ド・ラ・ぺ“Café de la Paix”に入るのかと思っていたら通過。
向かったのは私がカフェ・ド・ラ・ぺはお値段が高いので以前にも来たことがあるカフェだった。私も初めてパリに来た時には、当然ながらサン・ジェルマン・デ・プレのカフェ・ド・フロール“Café de Flore”でエスプレッソを飲むことを格好いいと思って、気取っていた時期もちゃんとあった。
だけど、お値段は高いけれど、私には普通のカフェと有名カフェの味の違いなんてわからない。有名カフェではなく、パリの普通の気取らないカフェで十分。むしろ、街角の普通のカフェの方がパリ気分なんじゃないか。同行する大学の先生と同じ価値観。それにこのカフェの方が、パレ・ガルニエが目の前に見えるので好き。
インターコンチネンタルホテルの裏手に進む。大学の研究調査というと予算が潤沢かというとほとんどの研究者は慎ましやかなもの。今回のホテルだってインターコンチネンタルホテルなんて夢のようで、オベルカンフの安ホテル。しかも、私は会社から出張費が出るわけでもなくプライベート扱いの自費参加。
迷わずにパリの日本人事務所に到着。オペラから徒歩圏内の絶好の立地。というのも日本から事務所を訪れた人がわかりやすい場所というのもポイントらしい。
お昼ごはんは、日本人事務所がお弁当を用意してくれる。オペラ界隈にはテイクアウトのお弁当スタイルでフランス料理を提供してくれるお店がある。日本人シェフみたいだけど。現地の駐在員のお昼ごはんは、時間がかかるし、外食は高いので外で食べる人はいないみたい。頭の中で描いていたパリ駐在員生活を満喫している人は少ないことを知る。むしろ、自宅でお弁当を作って来ているのだという。
魚料理を選択。お弁当スタイルだけど、十分に美味しい。もちろん、パンが別につく。
デザートにはケーキが用意されている。私は大好きなエクレール。
10区にあるパリ市の高齢者サービスセンター“Maison des Aînés et des Aidants”に行くためにメトロ7号線オペラ駅へ。改装中みたいで配線がむき出し。
メトロ7号線に乗ってパリ東駅“Gare de l'Est”に到着。
日曜日にランスに行く朝に立ち寄ったパリ東駅構内にあるカフェ“Pain Soleil”で通訳の方と待ち合わせ。すでに通訳の方はカフェにいらっしゃっている。
通訳の方と合流してパリ市の高齢者サービスセンター“Maison des Aînés et des Aidants”に向けて歩き始める。
パリ市の高齢者サービスセンター“Maison des Aînés et des Aidants”は、サンマルタン運河の反対側にある。橋を探すと歩道のみの橋がある。
サンマルタン運河は映画アメリが小石を持って水切りをしていた場所。たぶん、ロケ地はもう少しセーヌ川へ向かったレピュブリック駅“République”の方だと思うけれど、ここでも雰囲気を感じることができる。
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