暮らすように過ごすパリ取材旅行 1日目(4)日曜日のランスでお昼ごはん。
シャンパンセラーのTaittingerの見学を終えて、シャンパンがいかに手間をかけて作られているのかを学ぶ。ランスに来た目的は、シャンパンセラーを見学して試飲することだったので、主目的は達成。
Taittingerの工場付近の街並みは、ランス中心部と異なり、のどかな雰囲気。
大きな教会が見える。ランスの街というのは発展していたのだろう。ノートルダム大聖堂があるのに、もう一つ、大きなサン・レミ・バジリカ聖堂が建てられている。
実は正面のファサードを見ていないんだけど、正面のファサードはロマネスク様式だったらしい。側面はゴシック様式に見える。この教会の特徴はロマネスク様式とゴシック様式が共存しているところらしい。
日曜日のお昼前でちょうどミサが終わったところ。人々が集まり、教会のコミュニティがある。
再びランス中心部に歩いて戻ることにする。だんだんとランスのノートルダム大聖堂が近づいてくる。
ランス中心部に戻った頃にはお昼ごはんの時間。今日は日曜日なので、ちゃんとしたレストランはやっていないだろうし、それにガイドブックも何もないのでどのレストランがいいのかはわからない。
朝、ランス駅から通ったDrouet d'Erlon広場あたりにレストランが並んでいた。私のレストラン選びは、ミシュランの赤いシールやゴー・ミヨ"Gault et Millau"の黄色いシールが貼ってあるお店をチェック。お客さんの入りがいいところ、お客さんが食べているものを見て美味しそうに感じたところ。このレストランはお客さんが結構入っているのでチェック。
チェックしているうちに駅前広場まで来てしまう。最後に見つけたこのブラッスリー・エクセシオール"Brasserie Excelsior Reims"、なかなか雰囲気が良さそうじゃない。
28.5ユーロのムニュ(昼定食)を注文する。せっかくランスに来ているんだから、まずはアミューズ。アペリティフにシャンパンを頼むべきなんだろうけど、夜だったら頼んだかもしれないけれど、昼からアペリティフは頼まず。
28.5ユーロでドリンクつきでハーフボトル37.5clのワインか50clのミネラルウォーターがついてくるなんてお得なコース。同行者の先生も私も大酒飲みではないので、ペリエとワインを1本ずつ注文する。
メインはプラデジュールだったと思うけれど、肉料理。詳しい内容は残念ながら記録していない。
ガイドブックやネットで調べることなく、雰囲気だけで選択したブラッスリー・エクセシオール"Brasserie Excelsior Reims"だったけれど、料理も美味しいし、ハーフボトルのワイン込みで28.5ユーロだったら安い気がする。まだ時間があるのでランス中心街に向かう。
お菓子屋さんのFossierに行ってみたかったんだけど、今日は日曜日なのでお店が空いていない。
でも、観光案内所でもランス名物のビスキュイ・ド・ランスは売られている。
ビスキュイ・ド・ランスは私の好きなお菓子。フランスの地方銘菓は、素朴だけど美味しいものが多い。
もしも一人旅だったらさらに歩いてフジタ礼拝堂に行きたいところだけど、今日はすでにシャンパンセラーTaittingerまで往復歩いているし、カットすることにする。予約してG.H.Mummのセラーを見学すればよかったのかも。事前に綿密に計画したランス旅行ではないので仕方がない。
バルコニーがおもしろい。私は観光名所よりも建物を見て歩くのも好き。
列車の出発まで少し時間があるので、広場の像の石段に座って過ごすことにする。今日の気候は暑いほどではなく、外で日差しを浴びて風を感じて、のんびり過ごすのが心地いい。
広場に座って、のんびりくつろぎ、ぼーっとする旅行というのも悪くない。久しぶりに「一人旅」ではない、連れのいる旅をしてみると、自分自身がのんびり旅しているつもりでも、けっこう歩き回っていることに気がつく。そうか、一人旅ではないと、相手の価値観や相手の旅のスタイルからもらえるものもあるんだなぁ。旅のスタイルを見直すために、一人旅ではない旅もおもしろい。
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