暮らすように過ごすパリ取材旅行 0日目 JR武蔵野線北府中駅から南武線川崎経由で羽田空港へ。
2017年9月2日、土曜日。東京都府中市にあるJR武蔵野線北府中駅。今回の旅のスタートもいつものように仕事帰りに空港に向かうところから始まる。前回のイスラエル旅行では、最後の最後に香港での悪天候のために2時間遅延となり、自宅に帰ることができずに急遽、アパホテル蒲田東に宿泊するというラストになってしまった。
私は普段から、成田空港に行く方法も武蔵野線東松戸経由や都営新宿線本八幡経由など、もしもメインルートが何らかの理由で使えない場合の迂回ルートを研究している。前回のイスラエル旅行の最後に急遽、蒲田駅周辺に宿泊してしまう作戦を思いついたのは、多摩地区から羽田空港に向かうのにJR中央線を使わずに都心部の通過を回避してJR南武線川崎経由のルートを開発したからこそ。このルートを事前に試していなかったら、香港の空港で動かない飛行機の中で缶詰になっている際に蒲田でホテルを探すことなど思いつかなかっただろう。
ちょうど、前回のイスラエル旅行の最後の日に、早朝にJR蒲田駅から京浜東北線に乗って川崎駅で南武線に乗り換え、府中本町駅で武蔵野線に乗り換えるというルートの逆を行っている。まずは武蔵野線でたった1駅だけど府中本町駅を目指す。
府中本町駅で南武線に乗り換える。私の旅のスタート地点はJR武蔵野線北府中駅だけど、立川方面から南武線に乗っても、京王線から分倍河原駅で南武線に乗り換えてもいい。
南武線の残念なところは、各駅停車ばかりなので、もっと快速電車があればいいのに。だけど、登戸で小田急線、溝口で東急田園都市線、武蔵小杉で東急東横線、JR横須賀線などで乗客は入れ替わり、終点の川崎駅まで乗る人はほとんどいないので、快速電車の需要はあまりないのかもしれないなぁ。
各駅停車に乗って川崎駅に向かう。運良く、府中本町駅から着席できる。府中本町で座れなくても、登戸や溝口などで着席のチャンスは多い。
イスラエル旅行での蒲田駅から「出勤」では、JR蒲田駅から京浜東北線で川崎駅に乗り換えたけれど、今日は羽田空港に向かうために川崎駅を出て、京急川崎駅まで歩く。
私がこのルートを使用するようになった理由は、京急線の横浜方面からの直通電車があることを知ったから。川崎駅から乗り換えなしで羽田空港に向かうことができる。しかも10分に1本と高頻度で運行されている。
時間的にはJR中央線快速電車の特別快速に乗ってしまえば、新宿や神田経由の方が早いのかもしれないけれど、都心で混雑する山手線に乗ることなしに羽田空港に行けてしまう。
夜の時間の横浜方面からの羽田空港行き電車はガラガラ。これが品川からの電車だと、羽田空港よりも手前の駅に住んでいて帰宅する人が多くてけっこう混雑する。
その前に私の場合は、仕事帰りの場合はJALABCであらかじめスーツケースを空港に送ってあるので引き取りに行く。
無事に同行者の先生と合流し、エールフランスのチェックインカウンターでチェックイン。
先生とは別々にチケットを手配したので座席は離れている。私は数千円だけど事前に座席指定にお金をかけずに、その数千円で美味しいものを食べたり、買ったりしたりした方がいいという考え方。それに、先生と男同士が隣り合わせの席じゃなくてもいいという考え。
いつもの旅行と違うところは、写真には撮っていないんだけど、羽田空港国際線ターミナルの「串の坊」で串カツとビールを飲んでいる。同行者がいる旅行だと、やっぱりいつもと違う。実は「串の坊」の串カツは私は大好き。そして東京で食べる「美々卯」の「うどんすき」も大好きなので、実は大阪には20年以上行っていないけれど、大阪に「食いだおれ」を目的として旅をしたら、大阪を気に入ってしまうかもしれないなぁ。でも、なかなか旅行の主目的地としての大阪を選びづらくて、大阪にずっと行けていない。新世界で串カツを食べるだけの旅も面白いかもしれない。セキュリティチェックおよび出国審査は、羽田空港国際線ターミナルの場合、北寄りの窓口がいつも空いている。
まだ時間があるのでラウンジに向かうことにする。とは言っても、航空会社のステータスを持つ上級会員ではないのでカードラウンジへ。
クレジットカードのゴールドカードで入ることができるSKY LOUNGE ANNEXへ。私の持つクレジットカードでは入ることができるけれど、1万円の年会費でプライオリティ・パスが所有できる「楽天プレミアムカード」では入れない。羽田空港国際線ターミナルには使用できるラウンジがないプライオリティパスが提携すればいいのに。
スカイラウンジ・アネックスは、広々とした空間がもったいないほど空いている。だけど、いつもここに来るのは夜なので、日中は混雑しているのかもしれないけれど。
韓国の仁川国際空港のSky Hub Loungeのように航空会社のラウンジでなくとも、食事ができればいいのになぁ。まぁ、設備は立派だけど、しょせんはカードラウンジだからそんなに経費はかけられないか。
エールフランスAF293便のゲートはいつも遠い。今日も142番ゲートからの出発。
142番ゲートに到着。夏ダイヤのエールフランスAF293便は22:55の出発。今日は予定よりも10分早く22:45に出発予定。
羽田空港国際線ターミナルはエスカレータを降りたところが待合室になっている。
今日はほぼ満席のフライトで、チェックインカウンターで同行者の隣でなくとも、せめて近くの席に変更してもらおうと交渉したけれど、変更できなかった。
とりあえず通路側の座席は確保してあるので搭乗カウンターでは再度の交渉はせず。エールフランスAF293便は深夜便なので、寝るだけで同行者と話をすることもないだろうし。そもそも、私はいつも一人旅なので、同行者と一緒の旅行の方が久しぶり。まぁ、同行する先生もフランスのロレーヌ地方のナンシー大学に留学していたくらいだし、飛行機に一人でも問題ないだろう。
そもそも、一人旅ではない海外旅行は何年ぶりなんだろう。もしかしたら、同行者と席が離れていても大丈夫というのは、私が「おひとりさま」に慣れすぎてしまっているから?もちろん、同行するのが彼女や人生のパートナーである妻だったら隣に座るだろうけど、そうでもない限り、一人の方が気楽に感じてしまう私がおかしいのかもしれない。同行者とは隣の席に座るべきだったのかなぁ?同行者共々お互いに通路側の席の方がいいと思う私は考え方が合理的すぎるのかもしれないなぁ。私はいつも一人旅だから、悪い意味で一人旅に慣れすぎてしまっているのかもしれない。
もう、このブログでエールフランスに乗ることは何度もあるので説明することでもないけれど、エールフランスのボーイングB777は3-4-3の横1列10席のコンフィグレーション。香港に行く時に乗ったキャセイパシフィック航空のボーイングB777は、横3-3-3の1列9席の仕様。同じボーイングB777なので、胴体幅は同じということになるんだけど、エールフランスの方が1席多い。ということは通路の幅を含めて、気分的に詰め込まれている感が強い。
画面の下にUSBポートがあり、スマートフォンなどの充電が可能。
アメニティキットはアイマスクと紙ナプキン。昔は耳栓も入っていた時代もあったんだけど。
お気に入りのエールフランスの機内安全ビデオ。このビデオが大好き。
特にお気に入りなのは、" à l'avant , au centre , à l'arrière"のオテスの仕草。エールフランスの国内線やヨーロッパ内のエアバスA320などで運航される路線では、個人モニタがないので、実際にオテスがそろってこの仕草をする。本当のところを言うと、ビデオで見るよりもナローボディーのモニタがない機材で実際にオテスがこの仕草をするのを観察するのが大好き。飛行機は離陸に向けて滑走路へと向かっていく。
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