初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 6日目（2）イスラエルからの帰り道、スターフェリーに乗って尖沙咀チムサアチョイへ。

「蓮香楼」で朝飲茶を楽しんだあとは、中環のスターフェリー乗り場に向かって歩き始める。よかった、雨があがってきた。このまま天候が回復してくれればいいんだけど。

スターフェリー乗り場に向かう通路を歩く。

観覧車が見える。観覧車って「おひとりさま」では乗りづらい乗り物なので、ほとんど乗らない。私にとっては最も乗らない乗り物かもしれないなぁ。

中環は近代的な高層ビルが立ち並んでいる。近代的なビルや近代的なショッピングセンターは、世界どこに行っても同じようなものだから私には興味がない。だけど、少し歩けば「蓮香楼」のようなレトロな雰囲気の飲茶店があったり、アジアっぽさも感じることができるので香港は面白いかも。

スターフェリー乗り場で乗車券となるトークンを自動券売機で購入。

時間が中途半端なのかいつも空いているのかはわからないけれど、乗り場は閑散としている。

フェリー乗り場からの風景。九龍サイドよりも香港島の方が高層ビルが立ち並んでいる感じは強いかもなぁ。

スロープを降りて、スターフェリーに乗り込む。

フェリーのお客さんはまばらにいる程度。ずいぶん座席数が多いけど、時間帯によっては満席になることもあるのかなぁ？

窓は開かないけれど、冷房が効いていて心地よい。とにかく7月の香港は蒸し暑すぎる。

あっという間の船旅。フェリーは尖沙咀に到着。

よくわからないで乗っていたけれど、1階と2階があったみたい。冷房が効いていたのは1等席で、風を感じることができる場所もあったみたい。普段は風を感じられる席が好きなんだけど、今日の気候だったら、オープンエアーの客室よりも冷房が効いている2階席でよかったかも。

高層ビルが立ち並ぶ香港島。夜景はきれいなんだろうなぁ。夜景を見ながらのスターフェリーにも乗ってみたい。今回は「下見」のようなもの。やっぱり、香港に宿泊して楽しまなくちゃ、夜景を含めた香港の魅力はわからないのかもしれない。

せっかくなのでメインストリートであるネイザンロードを歩いてみることにする。

でも、私の町歩きはまっすぐには進まない。気になると路地に入ってしまう。香港といえば、私の頭の中にあるのは道路に突き出た看板。香港のどのあたりで、私がテレビなどを見て典型的な香港の風景だと思い込んでいる、看板が突き出た風景を見られるのだろう。

私は近代的な高層ビルよりも、エアコンの室外機がはみ出たこのようなビルの方が好き。

私の旅は行き当たりばったり。気になると路地に入ってしまう。尖沙咀の方が楽しいかも。雨も小降りになってきていて、町歩きが楽しくなってきている。

ネイザンロードに面してモスクが建っている。

ネイザンロードからオースティンロードへ曲り、さらに上海街へ。「るるぶ香港・マカオ」に「油麻地の面白ストリート」と書かれていたので、上海街を歩いてみることにする。

近代的な高層ビルよりも、このあたりのビルの方が私は香港らしさを感じるようで好き。

ジョーダンロードを渡り、さらに上海街を進む。

上海街を歩いていると、ふと野菜などが売られている市場「油麻地街市」を見つける。私は世界どこに行っても市場やスーパーマーケットを見るのが好き。近代的なビルが立ち並ぶ様子を見るよりも、市場を歩くのが好き。

古いビルに囲まれた場所にある「格安護老院」って何だろう？格安の老人ホームなのかなぁ？

雨も止んでいるし、買い物客もいて、市場は賑やかな雰囲気で楽しい。

香港の市場で注目したのはマンゴスチン。生のマンゴスチンは日本ではほとんど見ない。今回の市場巡りのテーマは、珍しかったり、見たことのない果物はないか探してみることにする。

果物だと思うけど、マンゴスチンの隣は何だろう？私は、まだ知らないものを見ると「どんなものなんだろう？」と心がときめいてしまう。

鮮やかな赤色のランブータン。

ライチも赤みがかっている。

ライチの隣で売られているこの果物は何だろう？香港の市場で見かける果物は、まだ知らないものもあるので面白い。私が好きな香港はこの市場のようなところなのかもしれないなぁ。

やっぱり私は市場を見て歩くのが好き。市場はその地域で住んでいる人の食生活が想像したり、生活の一部が見えるような気がして好き。

ガイドブックにも紹介されていないような市場だけど、「油麻地街市」は私にとっては面白い。今回の香港の町歩きは、乗り継ぎ時間を使った下見のようなもなので、ちゃんと主目的地として香港を歩いても楽しいかもしれないなぁ。でも、できれば、サウナのような高温多湿の7月ではなく、そしてできれば、飲茶店でたくさんの点心を味わえるように「おひとりさま」ではなく連れがいたほうがいい。この世の中に、私と一緒に香港に飲茶を食べに来てくれる人はいないのかなぁ？

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