初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 1日目(2)キャセイパシフィック航空で香港へ(キャセイパシフィック航空の機内食)。香港国際空港でイスラエル入国前からイスラエルの洗礼を受ける。
2017年7月12日、火曜日、成田空港18:30発香港行きキャセイパシフィック航空CX505のボーイングB777-300に搭乗する。いよいよイスラエル、テルアビブへ向かう旅が始まる。
ボーイングB777のエコノミーの座席は最近では3-4-3の横1列10席のコンフィグが多いけれど、キャセイパシフィック航空のボーイングB777は3-3-3の横1列9席のコンフィグレーション。
キャセイパシフィック航空の座席がおもしろい点は、リクライニングが後ろに倒れるタイプではなく、前にスライドするタイプで、前の人がリクライニングしても後部座席に座る人には影響がない。背後の人に気を使わずに目一杯リクライニングできる。
キャセイパシフィック航空の座席が特色あるもう一点は、シートベルトにはカバーがつけられている。
機内個人用モニタは最新の機材と比較すると画面が小さめ。最近はUSB端子がついていて、スマートフォンなどをUSBから充電ができる機材が多いけれど、残念ながらUSB端子はないみたい。
私は長距離路線だと間違いなく通路側の席を選ぶけれど、香港まではそんなに遠くないので景色を楽しもうと思って窓側の席を選択。
ちょうど離陸後に太陽が沈んでいく。空がなんとも言えず美しい。窓側の席にしてよかった。
機内食はカレーライス。水にもアイスクリームにも「日本語」を確認できないので、日本国内で作られたものではなく、香港から積んできた機内食かもしれないなぁ。
機内食のためにテーブルを下ろしてみると小さな発見。全ての座席に電源がついていることを発見する。
USB端子はないけれど、全ての座席で電源を取ることができる。PCを操作するにはこちらの方がありがたいかもしれない。
今さらだけど、2017年7月の時点でもまだ見ていない「君の名は。」を鑑賞することにする。
なるほど、久しぶりにアニメーション映画を見たけれど、「君の名は。」はおもしろかった。ストーリーもおもしろくて、ちゃんと見入ってしまった。人気があったことがわかる。
モニタには搭乗ゲートが表示されている。テルアビブ行きCX675便は1:00出発で、71番ゲート。
高度を下げて着陸態勢に入ると、香港の夜景が見えてきた。まもなく香港国際空港に着陸する。
定刻通りに香港国際空港に到着。ボーディングブリッジを渡り、ターミナルに向かう。
乗り継ぎゲートの前で再度ゲートを確認する。機内で表示されていた通り、キャセイパシフィック航空CX675便テルアビブ行きは、71番ゲートから1:00出発。
ピクトグラムが並んでいるのがおもしろい。ピクトグラムを見て、何を表しているのかクイズのように考えながら歩く。こんなにつまらないことでも、子どもみたいにおもしろいなぁと気になってしまう私だから、いまだに結婚できずに独り者なんだろうなぁ。
不思議なピクトグラムをみつけて、なんだろう?と思って近づいてみるとお湯が出る場所。そう言えば、上海や北京の空港でもお湯が出る場所があったなぁ。水筒を持っていて、お茶の葉を入れてお茶を飲む文化。
プライオリティパスで入場できるラウンジ“Plaza Premium Lounge”へと向かう。
香港のラウンジも上海や北京のラウンジのように、その場で麺料理を作ってくれるコーナーがある。
航空会社のビジネスクラスラウンジではないので、たいしたものは置いていない。それに夜食だし、1:00出発の深夜便でも機内食がちゃんと出て来る可能性もあるので、軽く済ませる。
銘柄もよくわからず、“Black Beer Stout”という黒ビールを飲む。香港は国際都市なので、一体どこのビールなんだろう?と思ってよく見てみると、どうやら韓国のHite製。
さつま揚げの入った麺料理はあっさりとした味付け。次のフライトはイスラエル、テルアビブ行き。飛行機に乗ってしまえば、「まだ知らない」イスラエルを体感することとなる。まずは最初の難関である入国審査が待っている。イスラム教国家のモロッコ、チュニジア、トルコなどのスタンプがある私は、無事に入国審査を通過できるのだろうか?いつになく「まだ知らない」イスラエルの旅への期待と不安が入り混ざった気持ちが高揚している。
期待と不安が入り混ざる気持ちを感じながらテルアビブ行きのキャセイパシフィック航空CX675便に搭乗するために71番ゲートへ向かう。
テルアビブ行きの機材は、エアバスの最新鋭機であるエアバスA350-900。エアバスA350に乗るのは今回が初めての体験。
まもなくボーディングが始まる。
搭乗が始まり、搭乗ゲートで搭乗券を通すと、ボーディングブリッジの入口で制服姿の一人の女性が立っている。どうやら、ここでセキュリティチェックを受ける人を選別している。怪しいと思っている人を選んでいるのか、ランダムなのかはよくわからないけれど、多くの乗客が左右2列のレーンの左側を進むように指示される中で、ときおり、右側のレーンに進むように指示されている人がいる。私が選ばれませんようにと心の中で祈る。
そして、私は制服姿の女性に怪しい不審者と判定されたのか、見事に当選して、一般の多くの乗客が左側のレーンに進んでいるのに、右側のレーンに進むように指示される。まだイスラエル入国前なのに、すでに入国審査が厳しいと言われるイスラエルの洗礼を受けている。この「選ばれた」人が進む右側の通路の先に何が待っているのか、不安を感じながらレーンを進む。ものすごく不安を感じながら…。
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