初めてのフランス、オーベルニュ地方ひとり旅 4日目(2)パリ到着。ギャラリー・ラファイエット裏のホテル「プランス アルベール オペラ“Prince Albert Opéra”」へ。
ベルシー駅のメトロの切符売り場は混雑している。自動券売機で切符を購入。
このところ、プラスディタリーのホテルが定宿化していたけれど、知っている場所であると安心感がある反面、「まだ知らない」パリに気がつかない可能性がある。今回は、ラファイエットのすぐ裏にある「プランス アルベール オペラ“Prince Albert Opéra”」を74.8ユーロで手配。ベルシー駅から無人運転のメトロ14号線でサン・ラザール駅まで向かう。
メトロ14号線は無人運転のためにストライキで遭遇した時も動いていた。そして、ストライキ中でもロワッシーバスは運行されている場合があるので、ストライキの気配を感じたらメトロ14号線沿いにホテルを取ると安心かもしれない。
サン・ラザール駅に到着。サン・ラザール駅はラファイエットやプランタンのすぐ裏にあるため、メトロを乗り換えずに歩いてホテルに向かう。
サン・ラザール駅は外装工事中。2016年10月現在、新しいシトロエンC3の広告が貼られている。デザインがカクタスみたい。実車を見てみたいなぁ。2016年10月16日、日曜日の今日であれば、あの場所に行けば実車を見られるかもしれない。
サン・ラザール駅前は落ち着いた雰囲気。駅前なのでレストランやカフェも多いし、サン・ラザール駅前のホテルでもよかったかもしれないなぁ。
まずはスーツケースが邪魔なので、ホテルに向かうことにする。サン・ラザール駅からオペラまではスーツケースを転がしながらでも歩ける距離。
地図を見ないで方向感覚のみでホテルを目指す。でも、たまに方向を見失って道に迷うことがあるんだけど。
今回の1泊だけのパリのホテルは、ラファイエットのすぐ裏手にある「プランス アルベール オペラ“Prince Albert Opéra”」。ラファイエットから徒歩1分なのに、74.8ユーロは安い。
立地が最高の割に74.8ユーロと格安だけど、シングルの部屋はかなり狭い。安いものにはそれなりの理由がある。それでも、立地だけでも価値はあると思うけれど。
シャワールームもかなり狭い。洗面台が出っ張っており、トイレに行くにも体を横にしないと入れない。
シャワールームは、最近のフランスのホテルはガラス張りのことが多いけれど、昔ながらのシャワーカーテン式。ドライヤーは完備。部屋は狭いけれど、ホテルは寝るだけなので私にはこれで十分。
部屋はものすごく狭いけれど、場所だけは最高に便利な場所で、ギャラリー・ラファイエットの本館と別館の間の道を抜けてすぐの場所にある。それに、ロワッシーバス乗り場にも歩いていけるので、パリ・シャルル・ド・ゴール空港に行くのも簡単。立地条件で考えれば、十分にいいホテル。
今日は2016年10月16日、日曜日。フランスでは日曜日はデパートの定休日のためにシャッターが閉まっている。
いつもは賑やかなギャラリー・ラファイエット前も静かな雰囲気。
ラファイエットのすぐ裏に教会が見える。名前もわからない教会だけど、初めて見る風景。パリは何度か来ているけれど、やっぱり、まだ知らない風景がたくさんある。最近、プラスディタリーの定宿に泊まることが多かったけれど、「まだ知らない」パリを感じるために、パリは広いので色々な地区に泊まってみるのもいいかもしれないなぁ。
日曜日のパリはちゃんとしたレストランはお休みのことが多い。最近のフランス旅行はグルメ旅行になりすぎているので、今日のパリの食事は普通に済ませることを目標にしよう。ガイドブックをなにも見ずに、適当に普通のカフェに入って、サラダでも食べよう。
ということで、適当にカフェに入る。と言っても、実は日曜日のために開いているお店がこのカフェくらいしか見つけられなかったんだけど。
普通にサラダを頼もうと思っていたんだけど、黒板を見ると14.5ユーロの昼定食がある。最近、フランス旅行ではちゃんとしたレストランに入ってしまうために15ユーロ以下の定食なんて食べなくなっている。初心に戻って、普通にカフェの定食を食べてみよう。
グラスワインを飲みながらのんびり過ごす。パリでの過ごし方って、普通のカフェでぼーっと過ごすのが幸せなのかもしれない。
定番のウフ・マヨは、おしゃれな感じはなく、普通にたまごとマヨネーズ。このくらいだったら、「ウフ・マヨ」は私でも作れそう。
メインの鶏肉が運ばれてくる。ボリュームもあって、普通に美味しい。このところ、パリでの食事は日本で発行されているレストランの紹介本などを見て、あらかじめお店を調べておくことが多いんだけど、何も調べずに適当に済ませるカフェごはんでも十分に満足。
有名ではない普通のパリのカフェが好き。「有名ではない」なんていう失礼な言葉を使ってしまったけど、私が知らないだけで、実は有名なカフェなのかもしれない。
日曜日のパリ観光、今回は私にしては珍しく事前に行くべき場所は決めている。むしろ、そのために今回の旅程の最後にパリ滞在を組んだようなもの。Chaussée d'Antin - La Fayette駅からメトロに乗る。
私の旅は行き当たりばったり。駅に入ってから路線図を調べてみると、Chaussée d'Antin - La Fayette駅から乗ってしまうと乗り換えが面倒なことがわかる。最初から路線図を調べてからオペラ駅まで歩けばよかった。
たった一駅分だけメトロに乗る。パリのメトロはバリアフリーではないので、乗り継ぎはたくさん歩くし、階段の上り下りが面倒くさい。
オペラ駅でメトロ8号線に乗り換えて、さらにマドレーヌ駅で乗り換えてメトロ12号線に乗る。実は今回が3回目になるんだけど、今日10/16が最終日の“Mondial de L’automoble”(パリ・モーターショー)を見るために、Porte de Versailles駅にある展示会会場Parc des Expositionsへ向かう。シトロエンC3に出会えるかなぁ。そして、もちろん私の愛車であるプジョー208にも。
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二度目のコメントです(笑)。
遠くに見える教会は、サント・トリニテ教会です。
数年前、この教会のすぐ近くのアパルトマンを借りて2週間ほど滞在したので、本当に懐かしい界隈です。
出かけて帰る時はラファイエット近辺にして、ブラブラ歩きながら戻ったものです。
写真がどれも、『生活』を感じさせてくれていいですね(^^♪
投稿: みゅげ | 2017年8月17日 (木) 13時08分
みゅげさん、こんばんは。
教会の名前を教えていただき、ありがとうございます。ガイドブックに載っていない何気ない風景を見つけるのが好きです。
投稿: ラコスケ | 2017年8月19日 (土) 21時58分