初めてのフランス、オーベルニュ地方ひとり旅 3日目(3)クレルモン・フェランの黒い教会、ノートルダム・ド・ラソンプシオン大聖堂“Cathédrale Notre-Dame de l'Assomption”へ。
クレルモン・フェランの「黒い聖母像」を見て、ノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂を出る。
建物が大きく、しかも周囲を建物に囲まれているために教会の全景を写真に収めるのが難しい。Canon PowerShot G9Xは、軽量コンパクトにするために広角が若干弱め。望遠はトリミングすればなんとかなるけれど、広角はカメラの性能に頼るしかない。
再びポール通り“Rue du Port”に戻り、大聖堂を目指して歩く。
町歩きの楽しみは観光名所ではない普通の建物。ブーランジェリーの建物のデザインがおもしろい。
そして、マルタを歩いてからというもの、ヨーロッパのバルコニーがどのような形状かを観察してしまう。奥の建物は、少しマルタの出窓っぽい。マルタへは、ヨーロッパのどこかの文化が伝承したものなのか、マルタで独自に発展したのか、ずっと追い求めている。
大聖堂に続く道はお店も閉まってしまっているのか閑散とした雰囲気。
建物に使われている石が黒い。そのために、黒い建物になってしまっている。
展望台のあるひらけた場所に出る。展望台にも興味があるけれど、まずは大聖堂を目指す。
だって、路地の奥に大聖堂が見えてしまったんだもん。時刻は11時過ぎ。
市庁舎“Hôtel de Ville”が細い路地に面した場所にある。クレルモン・フェランは大きな建物が細い路地にあり、全体の写真を撮りづらい。2階部分はギリシア様式。
ノートルダム・ド・ラソンプシオン大聖堂“Cathédrale Notre-Dame de l'Assomption”も黒い石でできているために、黒い大聖堂。火山岩から採取した黒い石で大聖堂や建物を立ててしまったために、クレルモン・フェランの旧市街は町全体が黒い。
黒い大聖堂の正面に出てみるけど、大きすぎて写真に収まらない。
カメラの性能的にはこれが精一杯。町歩きの時には私は重たいために一眼レフのカメラを持ってこないけれど、一眼レフだったら、もっと表現できるのかなぁ?
入口は教会右手の広場に面した場所にある。観光案内所もこの広場にあり、クレルモン・フェランの地図と日本語パンフレットをもらう。
いつものように教会の椅子に座り、神に感謝する。そして、教会の静寂な雰囲気を感じる。
お昼ごはんを食べるレストラン探しも含めて、ノートルダム・ド・ラソンプシオン大聖堂の正面の道を歩くことにする。
ちなみに、私はガイドブックを読み込まないので、「地球の歩き方フランス」に掲載されている、この通り沿いにある「弟子の足を洗うキリスト」のロマネスク様式の浮き彫りのある建物はすっかり見落とす。ブログを書く際に編集しながら、見落としたことに気がつく。
私の町歩きは行き当たりばったり。ガイドブックをしっかり読み込んで予習してこないので、見逃すことも多い。見逃した場所は次回訪れた時に見ればいい。予習をしてくれるしっかりした「連れ」がいればいいんだけどなぁ。私の「うっかり」をつっこんでくれる「連れ」がいればいいんだけどなぁ。行き当たりばったりに歩いていると大きな広場が見えてくる。
この黒い教会は“Église Saint-Pierre-des-Minimes”と呼ばれる教会。クレルモン・フェランの観光案内所でもらったパンフレットは解説がないのでよくわからない。
Jaude広場“Place de Jaude”には騎馬像“Statue éq
uestre de Vercingétorix”が立っている。クレルモン・フェランの観光案内所でもらったパンフレット、解説が少ないのでよくわからない。
まるで教習所のような雰囲気。自転車の交通ルールを体験できるイベントなのかなぁ?
このJaude広場が町の中心みたいで、広場に面して劇場がある。
クレルモン・フェランから大聖堂に向かう通りとは違って、Jaude広場からの通りは賑やかな雰囲気。このあたりがクレルモン・フェランの繁華街。
ケーキを味見してみたいところだけど、そろそろお昼ごはんの時間。もう少し早い時間だったら、私は大好きなタルト・オ・シトロンを食べてしまうけれど。
うーん、グラ通りの途中にあるグラ広場にある「弟子の足を洗うキリスト」の浮き彫りはどこにあったんだろう?この通り沿いにあったはずなのに。クレルモン・フェランは大きな黒い教会が町を見守っている。
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