初めてのフランス、オーベルニュ地方ひとり旅 1日目(1)パリ・シャルル・ド・ゴール空港からTGVでリヨン・パー・デュー駅“Lyon Part Dieu”へ。
2016年10月13日、木曜日。エールフランスAF293便は順調にパリに向けて飛行中。到着1時間半前に朝食のサービスが始まる。
数年前までエールフランスの朝食はハムとチーズのコールドミールだったんだけど、最近ではホットミールとなっている。オムレツとソーセージ、ハッシュドポテトのホットミールよりも、私はコールドミールのハムとチーズをフランスパンにサンドイッチにして食べるのが好きだったなぁ。コーヒーだって紙コップになってしまった。
パリ・シャルル・ド・ゴール空港への着陸態勢に入る。まもなく、パリに到着する。
エールフランスAF293便は予定時刻よりも早くパリ・シャルル・ド・ゴール空港に到着。久しぶりのエールフランス。詰め込み仕様のコンフィグレーションのB777の座席はゆったりと快適とは言い難いけれど、直行便はやっぱり楽でいい。中東系エアラインを使うと、10時間乗った挙句に、またヨーロッパまで8時間くらいかかるので、実はけっこう疲れる。身体的にも直行便が楽でいい。航空券がものすごく高い時期でなければ、やっぱり乗った時からフランス気分で、パスティスが飲めるエールフランスが私は一番好き。窮屈な詰め込み仕様のコンフィグのボーイングB777ではなく、エアバスA380だったらもっといい。
早朝なので入国審査場も空いていて、あっさりと通過する。リヨン・パー・デュー駅“Lyon Part Dieu”行きのTGVの乗り継ぎまでの時間はたっぷりある。
現在の時刻は左上の表示を見ると4:19となっている。定刻よりも早く到着している。
スーツケースも無事受け取り、出口から制限区域外に出る。2時間半くらい時間がある。カフェが開いていれば入りたいけれど、朝5時前から開いているカフェがあるのかなぁ?
とりあえず、ターミナル2Eから鉄道駅に向けて歩くことにする。
「手荷物預り所」の表示がある。前回、2016年6月にコルシカ島に行った時にはパリ・オルリー空港に手荷物預り所がなくて困ったことがあった。あの時にターミナル2にある手荷物預り所でスーツケースを預けてパリ観光をするという選択肢も考えたけど、手荷物預り所は営業しているのかなぁ。時間があるので手荷物預かり所を探してみることにする。
ターミナル2Eから鉄道駅に向かう長い通路をスーツケースを引きながら歩いていく。
ターミナル2の中央にある鉄道駅に到着。このあたりに手荷物預かり所があるはずなんだけど。
オープンは朝6時から夜9時半まで。6時にならないと開いているかどうかわからないけど、パリ・シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2では手荷物預かり所があることだけは確認。
鉄道駅周辺には朝5時から開いているカフェがないので、ターミナル2Fまで戻ると早朝から開いているカフェ“Maison Pradier”を発見。
たぶん、早朝なので他に空いているカフェに選択肢はないのでこのカフェでリヨン・パー・デュー駅“Lyon Part Dieu”行きのTGVの出発時間まで時間を潰すことにする。
今回の旅行でパリ到着後に最初で食べるものは、朝食の定番、パン・オ・ショコラとパン・オ・レザン。
TGVの切符は事前にインターネットですでに手配済み。リヨン・パー・デュー駅“Lyon Part Dieu”まで37ユーロ。パスブックに対応しており、これが切符になる。2016年10月13日6:58発、列車番号はN5104で、18号車で座席番号は083。SNCFは日本の代理店を通さなくてもインターネットで切符の購入ができるので、私のようにギリギリの手配でなければ、早期割引の割引率の高い切符も購入できる。
以前はシャルル・ド・ゴール空港では10分以上は有料だったwifi接続も、最近ではwifi接続が無料になっているので、カフェでの時間つぶしも退屈しない。SNCF鉄道駅に向かう時に手荷物預かり所を見るとちゃんと開いている。
6:58発TGV5104モンペリエ行きは定刻通りの出発予定。どうやら、マルセイユ行きのTGV5102とモンペリエ行きTGV5104が連結してリヨンまで走る。
フランスの鉄道の乗り方については過去にも紹介しているけれど、ギリギリにならないと出発するホームがわからない。10分前くらいにならないと表示されないので、待合室で待っているしかない。
そろそろ10分前になるので、出発するホームが表示されるはず。表示されると人々が動き始めるので離れた場所にいても雰囲気でわかる。
ようやく一番右に“4 PorteN”と表示される。4番線ホームで、北口から入場するということ。
入場時に検札があり、iPhoneのPassbookの画面を見せるとバーコードを読み取られる。エスカレータで4番線に降りる。
フランスの鉄道のプラットホームは日本ほど親切ではない。自分の乗る車両がホームのどの辺りで待っていればいいのか、アバウトにしかわからない。
今回、私の乗る18号車は、プラットホームに書かれているEとFの中間あたりで待っていればいい。フランスの車両番号の振り方っておもしろい。マルセイユ行きのTGVは先頭から番号が大きくなっていくのに、モンペリエ行きは車両番号の振り方が正反対で小さくなっている。
ようやく列車が来たと思ったら、これはTGV5102マルセイユ行きの車両で、私の前を通り過ぎてしまう。どうやら、TGV5102マルセイユ行きとTGV5104モンペリエ行きはこの駅で連結するみたい。
少し遅れて、TGV5104モンペリエ行きが入線してくる。私の乗る18号車はこの列車。
2階建て車両の2階席の窓側。10月中旬だとサマータイムの終わりに近いので、パリは朝7時を過ぎても薄暗い。
フランスの村の雰囲気が好き。村の中心には教会が見える。リヨンは以前にも訪れたことがあるので観光をするつもりはあまりないんだけど、今日の天気は期待できないかなぁ。
TGVは定刻通り9時にリヨン・パー・デュー駅“Lyon Part Dieu”に到着。いよいよ、「今回の初めてのフランス、オーベルニュ地方ひとり旅」は、リヨンの町歩きからスタート。
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