初めてのコルシカ島、弾丸カルヴィ一人旅 2日目(3)パリ・オルリー空港からエールフランス国内線でカルヴィ・サント・カトリーヌ空港へ。
エールフランスのA320は薄型の新シート。もちろん、短距離路線用なので個人モニタはついていない。今まで私はエアバスA320シリーズに乗ったことは多いけれど、個人モニタがついていたのはエティハド航空のベオグラード・アブダビ線くらいじゃないかなぁ?したがって、個人モニタがついていない「ほんまもん」の中国国際航空のエアバスA321が「かなりひどい」わけではない。もしも、中国国際航空のエアバスA321を批判するのであれば、エールフランスのこの機材も「お邪魔します」さんにとっては「かなりひどい」ことになる。
エールフランスAF7570便カルヴィ行きのエアバスA320は、パリ・オルリー空港を離陸。
エールフランスの短距離路線では、実はビールもワインも飲める。今まで気にしていなかったんだけど、このビールも特別に冷やされていない気がする。そういえば、飛行機でキンキンに冷えているビールを飲んだ記憶がない。もしかして中国国際航空だけではなく、エコノミークラスのビールは特別に冷やされていないのではないかという疑問が浮かんでくる。私自身に中国ではビールは冷やさないという「思い込み」があるのかもしれない。
雲の隙間から雪山が見える。昨年訪れたシャモニー・モンブランが懐かしい。海も好きだけど、ハイキングも好き。
あっという間にカルヴィ行きのエアバスA320は、地中海に出て徐々に高度を下げると、コルシカ島が見えてくる。
エアバスA320は無事にカルヴィ・サント・カトリーヌ空港に到着。地方空港らしく、ボーディングブリッジはなく、タラップでコルシカ島の地に降りる。
自然の美しさを感じる場所では、天気によって印象がぜんぜん違う。晴れていて天気が良さそうでよかった。
カルヴィ・サント・カトリーヌ空港のターミナルは平屋建てみたい。出口を目指して歩いて行く。
フランスの空港の面白いところは、制限区域外にあって手荷物受取場に誰でもアクセスできてしまうこと。乗客以外も入ることができてしまうので泥棒に荷物を持っていかれることはないのかなぁ?といつも感じている。
出発ロビーと到着ロビーが同じ平屋建てのターミナル内にある。カルヴィ・サント・カトリーヌ空港は鉄道やバスなどの公共交通機関がない。タクシーに乗るか、レンタカーを借りるしかない。
空港からカルヴィ市街へは固定料金で25ユーロだという。オルリー空港で時間つぶしをしている時に、メーター料金ではなく固定料金で20ユーロという情報は得ていたので、5ユーロほど調べていた情報よりは高いけれど、情報が古いことも考えられるので25ユーロで了承する。
タクシーは15分ほどでカルヴィの町に到着。今回手配しているホテルは歩行者専用道路になってしまうために、コルシカ鉄道のカルヴィ駅前でタクシーを降りる。コルシカ島の情報は、「地球の歩き方南仏プロヴァンス」編にも見開き2ページに掲載されているだけなので、事前の情報が圧倒的に少ないので、これからは行き当たりばったりになる予感。
いざ、コルシカ島カルヴィの町歩きを開始する。まずはホテルを見つけて部屋にスーツケースを置くことにする。
食べ物屋さんや、お土産物屋さん、ビーチグッズを売るお店などが並んでいて、人通りも多くて賑やかな雰囲気。そして、青い空がいい。
この坂を下って行くと港があるみたい。港の周辺はカフェやレストランが並んでいる様子で、パラソルが広がっている。
店先には果物が売られている。そして、私がヨーロッパに行くと気になってしまうものは、平べったい桃“UFO”。
細い路地を歩いて行く。この通りがカルヴィ旧市街のメイン通り。この辺りにホテルがあるはずなんだけど。
無事に今回のホテル“Hotel Balanea”に到着。都市部では寝るだけと割り切って安ホテルにすることが多いけれど、今回はなにしろ、中国国際航空のおかげでパリまでの往復が60330円とずいぶん節約しているので、リゾート地では少しだけホテル代にお金をかけて、1泊135ユーロの“Hotel Balanea”に2連泊。まぁ、1泊135ユーロなんてそんなに高くはないんだけど、私は滅多に100ユーロ以上のホテルに泊まらない…。
Hotel Balanea
http://www.hotel-balanea.com
Booking.comで予約した時にトリプルルームしか空いていなくて、当たり前だけどトリプルルームを予約したので、トリプルルーム。1部屋で料金は1人でも3人でも同じなので、一人で泊まるにはもったいないけれど、私と一緒に過ごしてくれる人がいないのだから仕方がない。窓の外にはバルコニーがあって港が見える。
バルコニーに出てみるとカルヴィの港が見渡せる。海風が心地よい。Hotel Balaneaはバルコニーからカルヴィの港が一望できる。海がきれい。そして、ずっと遠くの方までビーチが続いている。この風景を見るだけでも、今回、コルシカ島カルヴィを訪れてよかったと感じてしまう。
左手にはカフェやレストランのパラソルが並んでいる。海がきれい。奥には大型船が停泊している。ずっとこのバルコニーの椅子に座って、海を眺めているだけでも幸せかも。海風を感じながらバルコニーの椅子で本を読むのもいい。コルシカ島に来てよかったなぁ。でも、美しい風景をぼーっと眺める時にいつも隣に美しい風景を共感できる「連れ」がいればもっともっと幸せだろうなぁとふと寂しくなる。
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これから行くのにめちゃめちゃ参考に。。。
投稿: mu | 2017年7月19日 (水) 14時41分
muさん
Bon Voyage !
投稿: ラコスケ | 2017年7月19日 (水) 23時09分