ウィスキーを飲みに余市・積丹半島ひとり旅1日目(1)羽田発新千歳行きANA63便、いきなり50分の遅延。
2016年9月18日、日曜日。10:15品川駅。朝まで宿直の仕事があり、職場から羽田空港に向かう。9月前半は仕事が忙しくて、しかも忙しさがいつまで続くかわからずに戦っていたんだけど、思ったよりも早く9月6日にピークを越える。この調子だったら、9/18から20の3日間でどこかに行けると思って、フライトを探し始めたのは9/7水曜日。台湾、ソウルはシルバーウィークとあって航空券がものすごく高くて断念。国内旅行を探しているうちに、札幌に1999年11月から行っていないことに気がつく。そうだ、札幌に行って美味しいものを食べよう。
羽田空港行きの快速特急が入線してくる。あれ?京浜急行の車両よりも私が乗ることが多い京成電鉄の車両。
羽田空港駅に到着。羽田空港国際線ターミナルは来ているけれど、最近、国内旅行にはLCCを使用していて成田空港を使うことが多かったため、実は羽田空港「国内線ターミナル」を使用するのは、2012年9月から4年ぶり。ANA国内線の使用も宮古島に行ってから4年ぶり。久しぶりの羽田空港国内線ターミナルはちょっと楽しみ。
4年ぶりのターミナル2を探検してみる。地下でさっそく看板に惹かれる。エッグタルトかぁ。
私の悪い癖は、気になってしまうと立ち寄ってみたくなってしまうこと。エッグタルトだったら1つくらい試してみてもいい。
国内旅行の場合は、私は空港でガイドブックを調達することが多い。だけど、町歩きは感覚で歩いてしまうので、ガイドブック通りに歩くことはないんだけど、やっぱり地図は欲しい。それに、最近の流行のお店やレストランなどは、やっぱりガイドブックが詳しい。
今回のガイドブックは、「ことりっぷ」にしてみる。国内旅行で2泊程度だったら私の荷物はリュックサック1つだけなので、ガイドブックもかさばらないものがいい。国内旅行の場合は、持って行くのは着替えのみ。ビジネスホテルには浴衣もあるし、男なので歯ブラシも髭剃りもホテルのアメニティで十分なので持っていかない。どうしても必要だったら、コンビニで現地調達すればいいし、寒かったらユニクロに行って調達すればいい。
4年ぶりの羽田空港国内線ターミナルで、ようやく地下から出発ロビーに上がる。
へぇ、国内線の手荷物を預ける場所って機械なんだ。たまに国内線を利用すると新しい発見がある。出張などで飛行機を頻回に利用する人にとっては当たり前なんだろうけれど。
スキップサービスで預け入れ手荷物がなければ、そのまま手荷物検査場に進めるので国内線はとても便利。少し前に、手荷物検査場や搭乗口では身分証明書の確認がないために他人から譲ってもらった航空券や偽名でも搭乗可能であると書いたけど、安全性を優先するのか、利便性を優先するのかは難しいところ。
搭乗口は黄色い表示で62番ゲートに変更になっている。全体的に台風16号の接近の影響か、到着機の遅れのために遅延傾向だけど、NH63便は予定通りの出発。
機材繰りの関係で50分の遅延…。どうも3月のカタール航空の欠航といい、このところ旅がスムーズに進まない。遅延が50分で済めばいいけれど、13:00発の次便の方が先に出発するとなると、かなり悔しい事態になる。次便も満席に近いだろうから振り替えてもらうのも難しいだろう。しかし、ANA、手荷物検査場の案内表示では遅延の表示はなかったのに、ギリギリになってわかったことなのかなぁ?意図的に遅延の表示をギリギリにしたのかなぁ?
飛行機の中で食べようと思っていたお昼ごはんを食べることにする。お昼ごはんはカツサンド食べ比べセット。もっと早く遅延の情報が分かっていれば、手荷物検査場を通過する前に羽田空港内のレストランでちゃんとした温かい食事を食べたのに…。
ソースの甘さなどに違いはあるけれど、どちらのカツサンドも美味しい。万世のカツサンドは肉を感じて食べ応えあり。
まい泉はヒレカツサンドというだけ肉が柔らかい。今回の食べ比べでわかったことは、どちらも美味しいけれど、カツサンドは2人前食べると途中から飽きてくるということ。どちらか一つにして、地下にあった千疋屋のフルーツサンドイッチにすればよかった。
飛行機が折り返すためにどのような作業を行うのかを観察するのが、なかなか楽しい。ボーディングブリッジがかかり、ドアが開いて、乗客全員が降りるのは5分程度しかかからない。実際に飛行機を降りるときはもっと時間がかかるような気がするんだけど、5分くらいしかかからないんだなぁ。乗客が降りると清掃部隊が突入。機内食を運ぶクルマが入り、機内に運ぶ。もっとも時間がかかるのが貨物コンテナの出し入れ。
けっきょく、機材がボーイングB777-300なので搭乗に時間がかかり、出発は13時。もしかしたら、次の便の方が先に着くという屈辱的なことになっているかもしれない。
ANAの国内線仕様のボーイングB777のコンフィグレーションは、3-4-3の横10列。この3-4-3の横10列のコンフィグレーションは、ANAが国内線仕様として早い時期に導入したと記憶している。世界的に見ても横10列の詰め込み仕様のコンフィグを導入したのはANAが世界初だったのではないかと私は思っている。
それには理由があって、ボーイングB747ジャンボジェットを置き換えるために、B777-300にB747ジャンボジェットと同等の乗客を乗せるために、3-3-3の横9列ではなく、3-4-3の横10列として1列増やしたため。国内線仕様のB777-300はそのおかげで514名も乗れてしまう。
ところが、この3-4-3の横10列のコンフィグレーションは窮屈でも我慢できる短距離国内線仕様だったのに、いつの間にか国際線でも使われるようになり、現在では世界の航空会社の国際線でB777は横10列の仕様がほとんどになってしまった。
ドリンクはホットコーヒー。私は国際線に乗る機会の方が多く、大手キャリアの国内線に乗るのは久しぶりだけど、国内線の方がキャビンアテンダントに毛布を持ってきてほしいなどの要求が多い気がする。まだ、飛行機は特別な乗り物だと考えている人が多いのかなぁ?
新千歳空港に到着。どうやら13時出発の次の便とほぼ同時刻に羽田空港を離陸し、ほぼ同じ時刻に着陸。ANAの機材繰りのせいで、札幌での観光時間が1時間奪われる。といっても、今回の旅行は、美味しいものを食べてのんびりするのが目的なので、急いでもいないし、札幌でそんなに観光するつもりはないんだけど。
預け入れ手荷物がないので、飛行機を降りて10分後の14:45発の快速エアポートに乗る。快速エアポートは15分おきに出ているので、そんなに急がなくても良かったんだけど…。電車には大谷翔平。北海道日本ハムファイターズは、北海道に根ざしている球団なんだなぁ。
札幌駅に降りるのは1999年から17年ぶり。青森から青函トンネルを通って特急白鳥に乗って函館を訪れたり、釧路空港から道東ドライブ旅行をしたりはしているんだけど、札幌や小樽は17年ぶりなので、細かな記憶はなく、流行も変わっているので、美味しいものも違えば、私自身も20歳代の頃とは味覚も変化しているだろうなぁ。
改札口を出て札幌の町歩きを始めることにする。以前の記憶が確かならば、地下鉄に乗らなくても大通公園やすすきのまでは歩いていける距離だったはず。私は歩いて街を感じるのが好き。ホテルまで歩いてみることにする。
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