ムール貝を食べにベルギーひとり旅 3日目(4)ブルージュでベルギービールを飲みながらお昼ごはん。
鐘楼から見下ろす、かわいらしいブルージュの町を見たあとは、ブルグ広場へ。ブルグ広場には市庁舎が建つ。
市庁舎に入って左手にあるカウンターでチケットを購入し、階段を上がって2階にあるゴシックホールを見学することにする。
部屋全体がおもしろいと思うけど、特に私は扉の装飾がお気に入り。
市庁舎の横には聖血礼拝堂が立っている。その名の通り、「聖血の遺物」が納められている。
祭壇の装飾を見入ってしまう。「聖血の遺物」は14時から見ることができるようだけど、今回は午後に再訪するのを忘れてしまったために見ることができず。いつか、「連れ」と一緒にブルージュを再訪した時に、馬車に乗ることとともに楽しみとして残しておくことにする。
最後に公文書館。自由ブルージュ博物館となっており、カール5世を讃える目的で作られた。
公文書館から出ると、ブルグ広場の奥にはマルクト広場にある鐘楼が見える。
市庁舎のすぐ裏には運河が流れており、運河クルーズの船乗り場になっている。運河クルーズには参加してみようかなぁ。夏だったら賑わっているんだろうけれど、3月は観光シーズンではないためか、もう少し人が集まらないと船が出なそう。
私は町の中に水がある風景が好き。だから、ブルージュが好きなのかもしれないなぁ。
橋を渡ると魚市場。市場という名前を聞くと、探検したくなってしまう。どのような魚が売られているのか、世界どこへ行ってもその地で暮らす人々の生活が見えるような気がして、市場は大好き。
残念ながら、今日は市場が開かれていないのか、時間が遅かったのか、魚は売られている様子はなく、アクセサリーなどが置かれている。これはこれで楽しい。
運河沿いの道を歩く。やっぱり、私は水のある風景が好き。雲が多くなってしまって、私が大好きな水面への反射する建物の風景を見られないのが残念。
「天井のない美術館」と言われるブルージュの町。中世の街並みと運河が組み合わさって、どこを歩いても絶景ポイント。
美しい風景だけど、贅沢を言えば、晴れて水面に反射する聖母教会を撮りたかったなぁ。
運河沿いを美しい風景に魅了されて歩いていたら、つい聖母教会まで歩いてしまった。
そろそろお昼ごはんにしようかなぁ。マルクト広場に戻ることにする。
オランダ語なのでちゃんと読めないけれどビスケット屋さんかなぁ。
小さなお菓子屋さんを見るのが好き。お菓子だったら、値段も高くないので、美味しそうと感じたらお土産に買って帰ることもできるし。自分用のおみやげは、現地のお菓子屋さんでおみやげ仕様のものではないお菓子を買って帰るのが好き。
マルクト広場に戻ってくる。次回、「連れ」と一緒にブルージュを再訪した時には馬車に乗ろう。中世の街並みを馬車から眺めたら、なかなかいい雰囲気だろうなぁ。
お昼ごはんを食べるレストランを探す。今回は情報なしに自力でレストランを選んでみることにする。
ブラッスリー“CAMBRINUS”がいい雰囲気かもしれない。
それに、15ユーロのランチコース(日替わり昼定食)がある。オランダ語はよくわからなけれど、メインの“Worst”はドイツ語に近いとすればソーセージかなぁ。前菜“Gegratineerd hespenrolletje met witloof”なんて、まったくと言っていいほどわからない。だけど、私は読めないメニューを頼むのが好き。だって、どのような料理が来るのか、ドキドキしながら待つのもいいじゃない。それに「まだ知らない」味に巡りあえるかもしれない。
中に入ってみると、なかなかいい雰囲気のブラッスリー。さっそく、日替わり昼定食を注文。日替わり昼定食があるときは、私はその日しか食べられないメニューを味わいたくて注文することが多い。それにサービスメニューなので安いし。
ベルギーに来たら、もちろんベルギービール“Cambrivinus Blond”。これから運ばれてくる前菜はなんだろう?もちろん、わからないことは店員さんに英語で聞いてしまえばいいんだけど、私は何が来るのか「わからない」というのも好きなので、あえて聞いてみないこともある。
いよいよ謎の前菜“Gegratineerd hespenrolletje met witloof”が登場。これは…、どうやらチコリのグラタン!チコリにハムが巻かれており、グラタンになっている。ほろ苦いチコリのグラタン、最高に美味しい。読めなかった前菜が大当たり!
メイン料理は想像通りのソーセージ。ボリュームたっぷりの大きなソーセージ。ビールが進む。
食後はコーヒーかアイスクリームとのことで、アイスクリームを選択。15ユーロの昼定食に、3.95ユーロのビールで計18.95ユーロの大満足のお昼ごはん。
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