ムール貝を食べにベルギーひとり旅 2日目(8)ブルージュで夕ごはん。今日もムール貝?
本日宿泊するホテル・アカシアを迷いながらも無事に発見する。場所がわかってしまえば、マルクト広場にも近くて便利な場所。しかも路地にあるので静かな雰囲気。
ホテル・アカシア“Hotel Acacia”
http://www.hotel-acacia.com
建物には大きな看板はなく、このホテル名の書かれた小さな看板があるのみ。
建物の中に入ると、奥には中庭が見えて落ち着いた雰囲気。レセプションと書かれた方向に歩いて行く。
レセプションは落ち着いた雰囲気で、さっそくチェックインを済ませる。
さっそく部屋に入ると、かなり広い部屋。部屋の入口から写真を撮っても右手にあるベッドが写らない。
おひとり様には広すぎるベッド。なかなか落ち着いた部屋でいいじゃない。
トイレとシャワールームが別の部屋になっていて、ベッドの奥のドアはトイレ。
独立しているシャワールームも広く、バスタブ付き。部屋を確認したら、着替えなどの荷物を取り出してお出かけの準備。もう夕食の時間なので、すぐに夕食を食べに行くことにする。レセプションのお姉さんに「近くのよいレストランを教えて?」と聞いてみると、マルクト広場は観光客向けだからやめておいた方がいい。“Chagall”か“Da Pompe”がいいわね。と地図に場所を書き込んでくれる。
教えてもらったブラッスリー・シャガール“Brasserie Chagall”に入ってみることにする。ホテル・アカシアからは徒歩1分もかからないほど近い。
私は一人客で予約なしでも対応してくれることが多い、開店直後の時間帯を狙うことが多いので、まだ他のお客さんはいない。
ベルギービールは種類が多すぎて選ぶのが難しい。アヴィビールのトンゲルロー“Tongerlo”というビールを飲んでみる。軽い感じだけど香りがよくて美味しいビール。弾丸旅行だと日数が限られてしまうので、味わえるビールも少ないので、いつかベルギービールを探求する旅をしてみたいなぁ。
今回のベルギー旅行の目的は「ムール貝」。だけど、せっかくベルギーの食文化を感じに来ているのに毎日ムール貝でもどうかなぁ?と思っていたら、前菜にムール貝の料理を見つける。前菜なので大きな鍋で出てこないことを確認してから料理を注文。ベルギービール探求はできないけれど、せめてムール貝は探求してみようかと思う。
ベルギーで食べるムール貝は裏切らない。クリーム仕立ての蒸しムール貝が美味しい。
そして、メイン料理は今日立ち寄ったゲントの名物料理だけど、ワーテルゾーイにしてみる。
クリームシチューのような味だけど、具だくさんでコクのあるスープが美味しい。
ワインにしようと思ったんだけど、やっぱり一杯でも多くベルギービールを飲んでみたい。おかわりしたビール、ブルッグス・ゾット・ブロンド“Brugse Zot Blond”も、すっきりとしたフルーティな香りが美味しい。
食後は夜のブルージュの町をお散歩。マルクト広場に出て、正面に見えるのが州庁舎。オフシーズンのせいか、マルクト広場はひっそりとした雰囲気。
ライトアップされている鐘楼。夜の静かな雰囲気だからこそ、存在感を感じる。
マルクト広場に並んでいるレストランやカフェも、3月でまだ寒いので外のオープンテラスで食事をしている人がいないのでひっそりとした雰囲気。
意図的にライトアップされている建物も限られており薄暗い。ブルージュの町は、早めに人通りが少なくなって町が寝てしまうのかもしれないなぁ。
メイン通り“Steenstr”を歩いてみても、お店も閉まっていることが多く、人通りも少ない。それでも、人通りがまったくないわけではないから、歩いていて怖い感じはしない。
聖母教会が見える広場も街灯の明かりしかなく、夜のブルージュは静まりかえっている。でも、静かな雰囲気がなかなかいい。
ライトアップされているけど、光は十分ではなく写真に撮ってみても薄暗い。静かな夜のブルージュの雰囲気を十分に楽しんだので、ホテルに戻ることにする。
静かな夜のブルージュの町を感じられて楽しかったなぁ。もともと、私は夜遊びをしないので、賑やかだとしてもホテルに戻ってしまうんだけど。
イースターの雰囲気のお店のショーウインドウをのぞいたりしながら、ホテルに向かう。
ホテル・アカシアに戻る。今日1日で、アントワープ、ゲント、ブルージュ3都市を周遊したけれど、どの町も魅力的でおもしろかったなぁ。どの町も以前に訪れたことのあるはずの町だけど、どの町を訪れても町の良さを新鮮に感じられて楽しかった。ブルージュの夜のひっそりとした雰囲気も好き。今日歩いたブルージュの町はほんの一部。明日は、もっとブルージュの町を歩いてみることにする。
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