ムール貝を食べにベルギーひとり旅 2日目(5)ゲントで、ブリュッセル風ワッフル発祥の地、MAXでワッフルを。
空を見上げると雲がだいぶ切れてきている。タイミングによっては青空が見えるようになってきた。今回のベルギー旅行、ブリュッセルでもアントワープでも、そしてゲントでも、教会から出ると天候が若干回復している。
市庁舎“Hôtel de Ville”というと町の中心にある広場にある印象があって、ゲントだったらコーレンマルクトにあってもいいような気がするけれど、目立たないような場所に市庁舎がある。建物の装飾から見ると市庁舎らしいといえば市庁舎らしいけど。
天気がもう少し回復してくれないかなぁ?アントワープと同様に、晴れるとゲントの町のかわいらしさをもっと伝えられると思うけど。
中世の町にある近代的な建物はなんだろう?今日は開催されていないけれど、屋根付きの市場なのかなぁ?
ホールの中心では女性がバイオリンを弾いていて、建物全体にバイオリンの音が響いている。
ホールがある広場にマックス“MAX”というかわいらしいカフェを見つける。
このマックス“MAX”というカフェは地球の歩き方に掲載されているお店で、1839年創業で、ブリュッセル・ワッフル発祥の店として知られているらしい。今日は、お昼ごはんはフリットだけで簡単に済ませているので、ワッフルでも食べて見ようかなぁ?それに、時間をつぶせば天候が回復するかもしれないし。
今日のお昼ごはんはフリッツだけだったので、フルーツがたっぷり載った豪華なワッフルを注文。
軽い食感のブリュッセル・ワッフル、おいしい。リエージュ・ワッフルもいいけれど、ふわっとしたブリュッセル・ワッフルも好きだなぁ。でも、ゲントのこのお店が発祥なら、ブリュッセルではなく、なぜゲント・ワッフルにならなかったんだろう?
ワッフル、美味しかったなぁ。マックスを出て、再びゲント旧市街の中心にあるコーレンマルクトへ出ると、さっきよりも天候が回復している。
せっかく青空が見えてきたんだから、もう一度、ゲント旧市街を歩いてみようかなぁ。歩いていると金曜広場“Vrijdagmarkt”という広場に出る。
ベルギーの建物って特徴があっておもしろい。今回のベルギー旅行は、建物によって屋根の感じが違うところにおもしろさを感じている。奥に見える建物の、屋根のとんがり具合がなかなかいい。
金曜広場に立つこの銅像はだれなんだろう?銅像とかオブジェってなんとなく写真に収めてしまうけれど、よくわからないことも多い。
クラーンレイと呼ばれる地区を歩く。日差しがあり、建物の色が鮮やかになってきた。太陽の光があると色が違う。
「気狂いフルート」と呼ばれる大砲が置かれているけれど、どのようなエピソードがあって「気狂いフルート」という名前がつけられたのだろう?
レイエ川沿いの町並みが美しい。私は運河がある町の風景って大好き。
どうやら今日の街歩きのスタート地点に戻ってきてしまったみたい。「大肉市場」“Groot Vleeshuls”の建物が見える。ここからはすでに一度は通っているはずの2周目のゲント街歩き。
だけど、最初に歩いた時には気がつかなかったことが見えてくる。フランドル伯居城“Gent Gravensteen”のすぐそばで雑貨屋さんを発見し、ふと足を止めてしまう。こういうお店にひっかかるから、よく女子が書いた旅ブログと間違えられるのかもしれないなぁ。
でも、おじさんだけど雑貨を見るのは好きなんだけどね。お店の中に入ってみると、雑貨が並べられており、これがなかなか楽しい。
この「かえる」のテープカッターに一目惚れをしてしまい、即決でお買い上げ。あまり高くないおみやげは、このお店以外で再び出会うことはないかもしれないのでインスピレーションを感じたときに買ってしまわないと、きっと後悔することになる。スーツケースはブリュッセルにお留守番なので、少しリュックサックが重くなってしまうけれど・・・。
今日のゲント街歩きのスタート地点のフランドル伯居城“Gent Gravensteen”に戻る。曇り空の風景と、青空の風景とでは印象が違って見える。
青空の風景と印象が違って感じられるので同じ風景を見て回ることにする。まずは聖ヴェーレ広場。
聖ヴェーレ広場に面する旧魚市場の建物。中は観光案内所になっている。晴れていると、建物の上に建つ海神ネプチューンが引き立って見える。
旧魚市場の建物に入ると、川沿いの遊歩道に出る。運河クルーズのボートに乗るのも楽しそう。
一度は見ている風景のはずなのに、天気が違うだけでゲントの町が新鮮に感じられておもしろい。ゲントはブリュッセルやアントワープと比べてしまうと小さな町だけど、旧市街には中世の建物が並んでいて、中世の町を歩いている気分。
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