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2016年7月10日 (日)

ムール貝を食べにベルギーひとり旅 1日目(4) 世界三大がっかり名所、ブリュッセルの小便小僧“Manneken Pis”へ。そして小便少女!?

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グラン・プラスから、シンガポールのマーライオン、コペンハーゲンの人魚像と世界三大がっかり名所の一つである「小便小僧」“Manneken Pis”を目指して歩き始める。ダンドワ“Dandoy”という歴史がありそうな雰囲気のお菓子屋さんを発見する。お菓子屋さんをみつけると、どんなお菓子が売られているのか、つい足を止めてしまう。

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「スペキュロス」というクッキーがおみやげに良さそう。私がおみやげを買うとしたら、空港やおみやげ屋さんで買うことは少なくて、スーパーマーケットで買うお菓子か、地元のお菓子屋さんのどちらか。自分用に買うおみやげの場合や、もしも大切な人にお土産を買う場合は、間違いなく地元のお菓子屋さん。

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ダンドワ“Dandoy”では、ワッフルが焼かれている。四角いブリュッセル風ワッフルと、丸いリエージュ風ワッフル。今度はブリュッセル・ワッフルを食べてみなくちゃなぁ。さすがに、寄り道しすぎなので誘惑を断ち切り、小便小僧を目指して歩き出す。

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ベルギーの名産なのかレースを扱うお店が多いみたい。

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民芸品や工芸品はちゃんとしたものはそれなりのお値段というのが当たり前。安いおみやげ用のものはベルギーで作られた物ではない場合もあるみたい。

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グラン・プラスから小便小僧までの道は観光客が必ず通る道なので、おみやげ物屋さんが多い。

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小便小僧に近づいてくると、お店の装飾も小便小僧を意識してくる。

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東京都内でもお店を見かけるレオニダス“Leonidas”。地元の人なのか、観光客なのかはわからないけれど、お店の中にはけっこう人がいる。

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レオニダスもイースターにちなんだニワトリや卵形のチョコレートが売られている。

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そしてついに、世界三大がっかり名所の一つである小便小僧“Manneken Pis”に到着する。世界三大がっかり名所の巡礼に訪れたのだろうか、同じ衣装を着た団体客で取り囲まれてしまっており、小便小僧に近づけない。しかも、残念ながら雨が降ってきた。

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遠くから小便小僧を眺めるけど、さすがに「世界三大がっかり名所」とあって、ものすごく小さい!

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過去の旅行記を見ていただければわかるかと思うんだけど、私は滞在日数が少ない旅行のわりには、傘を差すような大雨に降られることがあまりない。だけど、今回だけは折りたたみ傘を登場させなければならないほどの強い雨。軒下で雨が弱くなるまで雨宿り。それに団体客がいるので小便小僧に近づけない。

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雨は止むことはないけれど、ようやく小便小僧に近づくことができる。小便小僧とは13年ぶりの再会だけど、やっぱり小さい。

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小便小僧は、取り囲んでいる団体客と同じ服装をしている。いったいなんの団体なんだろう?

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小便小僧のすぐそばにあるワッフル屋さんの小便小僧のほうが、本物の小便小僧よりもよほど大きい。

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ベルギーワッフルが1ユーロは安いなぁ。お店は観光客で賑わっている。日本語の「ここで低価格」はなにを言いたいんだかわからない。中国語の「最低価格」で十分なような気がする。

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小便小僧からグラン・プラスに引き返す。天気が微妙なので、ブリュッセルの街歩きはこれくらいにして、このままベルギービールでも飲みに行っちゃおうかなぁ?再び、ダンドワ“Dandoy”の前を通る。

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今日はまだ買わないけれど、おみやげになりそうなものを探しに、ダンロワのお店の中に入ると、ワッフルを食べている人がたくさんいる。

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四角いブリュッセル風ワッフルだったら、そんなにお腹にたまらないかなぁ?きっと、歴史がありそうなお店だからダンロワ“Dandoy”のワッフルは美味しいだろうなぁ?一度は乗り切った誘惑に負けようとしている。どうも今回のベルギー旅行、気まますぎる気がする。

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サクッとした生地で、軽い食感。ダンロワのブリュッセル風ワッフル、シンプルに砂糖だけのものを注文して食べてみると美味しい。

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ダンロワのお店を出ると、小便小僧の周囲にいた団体が旗を掲げて歩いてくる。どんな団体なんだろうなぁ?

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グラン・プラスに戻る。どうも今日の天候は不安定で、晴れ間が見えたり、雨が降ったりで安定しない。

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グラン・プラス裏手にある証券取引所に出る。今日はまだ初日なので、雨の中を無理して観光しなくてもいいかなぁ。まだ夕ごはんには時間が早いけれど、イロ・サクレ地区にあるブッシェ通り“Rue des Bouchers”に向けて歩いてみることにする。

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このお店はお客さんがいっぱいだけどなんのお店だろう?街歩きをしていて、混んでいるお店があるとつい立ち止まってのぞいてしまう。

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パンとケーキのお店みたい。ケーキが美味しそう。おなかが空いていたら、間違いなく誘惑に負けて食べている気がする。

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ガイドブックに載っていない通りを歩くのが楽しい。

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イロ・サクレ地区のブッシェ通り“Rue des Bouchers”に入る。狭い路地の両側にレストランが並んでいる。ガイドブックなどを見ると、ぼったくりレストランもあるみたい。

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この通りのレストランの中で一番有名なのはここでしょう。フランス・パリでもこのレストランの名前を見たことがない人は少ないはず。

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13年ぶりのシェ・レオン“Chez Léon”のブリュッセル本店。フランス・パリのあちらこちらにあるシェ・レオンの支店でムール貝を食べる度に、ブリュッセルのシェ・レオンにもう一度行きたいなぁと思っていた。でも、今日はフリットを食べたり、ワッフルを食べたり、もう少し歩かないとおなかが空かない。

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そういえば、イロ・サクレ地区には「小便小僧」に並ぶ観光名所がひっそりとたたずんでいる。小便小僧と違って、細い路地にあり、そこに観光名所があることすらわからず、おそらく通り過ぎてしまうだろう。

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隠れたブリュッセルの観光地は、ブッシェ通りから細い路地に入り、デリリウム・カフェ“Delirium Cafe”の向かいにある小便少女“Jeanneke Pis”。おそらく、小便小僧のパロディとして作られたんだろうなぁ。ひっそりとした場所にあり、しかも柵に囲まれている。そして、小便小僧と違って、観光客はほとんどいない。

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柵が邪魔なので、柵の隙間から小便少女を写真に撮ろうとするとどうしてもアップになってしまい、えげつない絵になってしまう。小便小僧は服を着ているのに・・・。

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雨が降っているので、ブリュッセル街歩きは小休止。ここに来たのは小便少女が目的ではなく、反対側にあるデリリウム・カフェ“Delirium Cafe”でビールを飲むのが目的。ベルギーのブラッスリーは、ビールの種類がありすぎて、どれを頼んでいいのかわからない。

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デリリウム・カフェで大好きなブランシュ“Blanches”のビールを楽しむ。ビールが美味しい。ベルギービールを探求するだけのためにブリュッセルに来てもいいかもしれないなぁ。ブリュッセル、半日も経っていないのに楽しくて仕方がない。やっぱり私はベルギーが好き。

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