冬のマルタ・ヴァレッタ一人旅3日目(5)スリーマで大好きなスーパーマーケットへ。
ヴァレッタのバスターミナルから13番バスに乗ってスリーマで途中下車。まずはバスを降りて道路を渡り、スリーマからヴァレッタ市街を眺める。やっぱり、城塞都市ヴァレッタの町の全体を見るのなら、スリーマ側から見るのがいいかも。
そして、スリーマはクルーズ船の発着場所になっており、1月でもクルーズ船の案内がある。夏だったら、ここからコミノ島へのクルーズに行ってみたいなぁ。マルタ島って、街歩きもおもしろいし、リゾートも楽しめるのだから、魅力的なディスティネーション。ちゃんとマルタ島を楽しむのなら、休暇5日間の弾丸旅行の日程ではとうてい足りない。
スリーマの町並みは、コンクリートで作られた近代的なリゾートマンションなどが建ち並んでいる。
いつもバルータ湾にあるホテルに帰るときに13番バスが通る、一方通行の道路を歩いてみる。
スリーマは近代的なショッピング通り。ヨーロッパのブランドのお店が並んでいる。
軽食を売るお店って地域性を感じることが多いから、つい何が売られているのか興味を持ってしまう。
ブランド品を売るショップが並んでいる。Clarksの靴って好きなんだけど、日本では高くて買えない。ロンドンに行けば安いんだけどなぁ。イギリスにもずいぶんと行っていない。
“tower”というけっこう大きめのスーパーマーケット。スーパーマーケットも、国によって独特のものが置かれていることがあり、地域性を探すのが好き。だけど、パッケージ化されているお菓子類などは、どうしてもマルタ独自のものはなくて、ヨーロッパ各国から輸入されているものが多いみたい。パン売り場のそばに、ハニーリングやマルタ独自のお菓子が売られているので、マルタ独自のおみやげを探すなら、パン売り場をチェック!
ここにも“Superdry Store極度乾燥(しなさい)”のお店がある。日本に上陸していない今のうちに買ってみようかなぁ。でも、日本国内でこのブランドの服を着ても、今はまだ日本での認知度が低いから、単なる間違った日本語が書かれた服でしかないからブランドとわかってもらえないに違いない。しかも、日本的なことを売りにしているみたいだけど、日本語と漢字の区別も怪しい。
スーパーマーケットで職場用のおみやげを買って、スリーマから再びバスに乗り、ホテルのあるバルータ湾に戻ってくる。
おみやげをホテルの部屋に置くためにいったんホテルに戻り、バルコニーから夕景を眺める。空が曇ってきてしまったなぁ。
明日の午後にはマルタを発つ。今回のマルタ旅行で最後の夕食を食べに出かける。外に出るのも面倒なのでホテルのレストランでもいいかと思ったんだけど、やっぱりマルタ最後の夜は海を見ながら食事をしたい。
今日はバスに乗らずにスピノーラ湾を目指す。ルメリディアン・セントジュリアン・ホテル&スパ“Le Méridien St. Julians Hotel & Spa”からスピノーラ湾に行く途中にもスーパーマーケットがある。ホテルから歩いて5分くらいの場所にスーパーマーケットがあるなんて、ルメリディアンはなかなか便利なホテル。初日に気がつくべきだったけど・・・。
マルタのスーパーマーケットのチェックポイントはここでもパン売り場。ハニーリングなどマルタ独特のお菓子が売られている。昨日に引き続き、今日もスピノーラ湾へ。スピノーラ湾は落ち着いた雰囲気のレストランが並んでいるので、食事をするにはここに来てしまうのがいい。
同じレストランだとおもしろくないと思って、昨日と違うラファエル“Raffael”というレストランに入ってみることにする。
今日もスピノーラ湾が眺められる外の席に座る。残念ながら、私の向かいには誰も座ることなく、ついさっき立ち寄ったスーパーマーケットのレジ袋が置かれている。しかも、中身は缶ビール1本・・・。
スピノーラ湾を眺めながらビールを飲むので最高にいい。すばらしい絶景だけど、一緒に座る人はおらず、向かいの席には缶ビールが入ったレジ袋というのが寂しい。この世の中には私の向かいの席に座ってくれる人はいないのだろうか。一人旅には慣れているつもりだけど、たまにふと寂しくなることがある。
前菜は頼まずにメイン料理のタコの煮込み“Stuffed di Polipo”を注文。トマト味でオリーブがたくさん入っている。柔らかく煮込まれたタコがなかなか美味しい。
店員さんがデザートメニューを持ってきたので“Delizia”というケーキを食べる。
食事を終えて、スピノーラ湾沿いの遊歩道を歩く。1月だけど歩いていても肌寒くはない。
せっかくバスカード“Tallinja Card”があるので、帰りは歩かずにバスに乗ってホテルに戻ることにする。けっきょく、バスカード“Tallinja Card”は滞在日数が短いこともあって採算が取れなかったなぁ。
たったバス停2つ分だけバスに乗り、バルータ湾のバス停でバスを降りる。
バス停からルメリディアン・セントジュリアン・ホテル&スパ“Le Méridien St. Julians Hotel & Spa”がよく見える。
そういえば、食後の余韻を楽しむコーヒーを飲んでいなかったなぁ。ホテルのそばにあるカフェに入ってみることにする。
ここでお酒を飲んでもよかったんだけど、スーパーマーケットでホテルの部屋で飲もうと思った缶ビールを買ってしまったので、カプチーノを注文。私は基本的に夜遊びはしないので、ホテルの部屋でのんびり過ごすのが好き。
カプチーノを飲みながら今日一日を振り返る。静寂の町イムディーナは歩いていて楽しかったし、ラバトの聖パウロの洞窟もおもしろかった。地上に戻れない不安を感じながら歩いた地下迷宮も楽しかったなぁ。
しかし、私はマルタ島まで来て、ラバトの地下迷宮や、ヴァレッタの騎士団長の宮殿の兵器庫で「くさりかたびら」をみて、なぜ今日は「ドラゴンクエスト」に夢中になってしまったんだろう?なるべく私の旅行記はガイドブックを見ればわかる解説ではなく、その場で感じたことを書くようにしているんだけど、なんだか今回のマルタ旅行記はこどもっぽくて、頭の悪そうな感想ばかりで、文章をアップした後に読み直してみて恥ずかしくなってきている。
カフェからホテルに帰る途中でふとトヨタiQに目がとまる。このクルマは日本国内モデルではなく輸出もされていたのかなぁ?たしかにヨーロッパだったらAセグメントの小型車として需要はありそうだけど。だけど、ナンバープレートの形状からみて、日本を走っていた中古車だろうなぁ。しつこいとは思うけど、今回のマルタ・ヴァレッタ一人旅で最後の日本の中古車の出身地の痕跡を探してみることにする。
平成25年10月で車検が切れているけど、このステッカーがある時点で日本の中古車。3年前まで日本のどこかで走っていた。
リアガラスにも間違いなく日本で走っていた証拠である「燃費基準達成車」と「低排出ガス車」のステッカーがある。今回のマルタ旅行で一番感じたことは、普段は日本にいて気にしたこともないけど(そもそも私のプジョー208には最初から貼られていない)、はたしてこれらのステッカーが必要なのだろうかということ。
今日は2016年4月14日の3ヶ月前の2016年1月15日金曜日。今回のマルタ島の日本の中古車の出身地探しで、なにも意図せずに最後に日本車の出身地を確認したのがこのクルマ。
このクルマの出身地は熊本市。当然ながら、この写真を撮った瞬間はこのクルマは阿蘇山周辺を走ったり、天草で海を見ながら走っていたのかなぁと考えたんだけど、今となってはこのクルマは故郷から遠く離れた地中海のマルタで、熊本の地震をどう感じているのかなぁ?と考えてしまう。
ホテルの部屋に戻り、ルメリディアン・セントジュリアン・ホテル&スパ“Le Méridien St. Julians Hotel & Spa”に戻り、バルコニーからバルータ湾の夜景を眺める。
私は基本的には航空券やホテルにはお金をかけずにその分だけ美味しいものを食べるので、しばらく、リゾートホテルに泊まることもないだろうし、バスタブ付のホテルにすら泊まることはないだろうなぁ。バスタブにバスジェルを投入して、めったにできない泡だらけのお風呂を楽しむ。
マルタでの最後の夜はバルコニーで、先ほどスーパーマーケットで買ったビールCISKを飲みながら過ごす。バルコニーの椅子に座るけど1月だけどそんなに寒くはない。
マルタ、予想していた以上におもしろかったなぁ。私はどうしても休暇が5日間かせいぜい6日間しか取れないので、どうしても弾丸旅行になってしまう。そのために最初からマルタのすべてを1回の旅行で周遊してしまおうとは思っていない。だけど、今回のマルタ旅行は見残してしまったスポットがいつになく多いような気がしている。
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