フレンチアルプスでハイキング!シャモニー&アヌシー一人旅 4日目(2)曇り空のアヌシーでお昼ごはん。
アヌシー駅は近代的な駅。
アヌシー駅を背にRue de la Gareをティウー運河“Canal du Thiou”に向かって歩き始める。
5分も歩かないうちにティウー運河“Canal du Thiou”が見えてきた。今日のホテルは、ティウー運河沿いに立つイビス・アヌシー・サントル・ヴィエーユ・ヴィル。ビジネスホテルのイビスにしてはおしゃれな外観。
イビス アヌシー サントル ヴィエーユ ヴィル
ibis Annecy Centre Vieille Ville
私の旅行はいつも直前の手配なのでリーズナブルなホテルが確保できないことがある。アヌシーもヴァカンスシーズンのためか、間際すぎたのか、安めのホテルが見つからず、アコーのサイトから98.6ユーロで手配。イビスにしては・・・と言ったら失礼なのかもしれないけど、都市部のイビスは部屋がものすごく狭い場合もあるけど、さすがに98.6ユーロもするだけあって、イビスにしては料金が高いためか、部屋もゆったりしている。
バスタブはなく、最近のヨーロッパのホテルでは一般的なガラス張りのシャワー室。
アコーのサイトから直接手配したためか、たまたまなのかはわからないけど、バルコニー付の部屋に案内される。
バルコニーからはティウー運河“Canal du Thiou”が見える。
水は透き通っていてきれいだし、緑が多くて、バルコニーでのんびりするのは気持ちがいいかも。
荷物を整理して、アヌシーの街歩きを開始する。この風景だって、青空だったらもっと美しいはず。シャモニー・モンブランのホテルで見たテレ・マタンのメテオでは午後から回復してくるはずなんだけど・・・。ストラスブールやコルマールなど運河が町を通る町って好きかも。スイスのトゥーンもよかったし、ベルギーのブルージュも美しかったなぁ。
ホテル・イビスからティウー運河沿いに歩いてみるけど、やはりアヌシーの旧市街はそんなに大きくないみたい。
橋の欄干には花が飾られており、町をさらにかわいらしく彩っている。
まずは街歩きのための地図をもらうために、観光案内所を目指す。
アヌシーの観光案内所はアヌシー駅から離れた場所にあり、アヌシー湖の湖畔に立っている。
観光案内所にしては巨大な建物。
入ってみるとホールになっていて、空を見上げるとパラソルを使ったアート。
巨大チェスで遊ぶ人たち。
ゲームで遊ぶ子どもたち。
その一角が目指す観光案内所。アヌシーの地図をもらう。観光案内所でもらう地図にはお勧め散策ルートが書かれている場合が多く、私はその散策ルートに従って街歩きをすることが多い。
アヌシーはシャモニー・モンブランよりはフランスらしい風景。それでいて、フランスの他の町と異なる雰囲気も感じる。
果物屋さんをみると、つい足を止めてしまう。
以前にポーランドのクラクフで初めて見つけた“UFO”がフランスでも売られている。
いろいろなパニエが飾られたお店。私が女子だったら、じっくり見てしまうかもしれない。
アヌシーを代表する風景である運河に挟まれた旧牢獄が見える。美しい風景なんだけど、やっぱり太陽の光が足りない。写真ではアヌシーの町のかわいらしさが十分に伝わらない。
雑貨屋さんをみつけるとつい足を止めてしまう。こういうことをしているから、女子が書いているブログと間違えられる。
でも、雑貨を見るのって楽しくて、私は大好き。
時計がある広場もかわいらしいんだけど、必要なのは太陽の光。明日の朝にはアヌシーの町を発たなければならないので、アヌシーの町を歩くことができるのは今日しかない。半日あれば見て回れそうな町の広さだし、7月のフランスは9時近くまで明るい。ここで大きな「賭け」をしてみることにする。天気予報では午後になれば晴れてくる可能性がある。お昼ごはんを食べてホテルで昼寝をして、午後に晴れることに賭けてみる。
ということで地球の歩き方フランスに掲載されている「ル・ビルボケ」“Le Bilboquet”でお昼ごはんにしてしまう。「ル・ビルボケ」は、ホテルから徒歩1分のところにある。
23ユーロの昼定食を注文し、食前酒のパスティスを飲みながら料理がくるのを待つ。ちなみに水はヌメアと同様に水道水。
アミューズは一口のスープ。
前菜はトマトのカルパッチョ。“Carpaccioi de Tomates Green Zébra,Taboulé Rafraichissanta à la Menthe”
フェラという魚はよくわからないけど、白身魚でなかなか美味しい。“Filet de Féra de nos Lacs Alpins Cuit à la Plancha,Quelques Girolles et Pomme de Terre Ratte”
デザートはしっかりとしたタルト。
食後の余韻はエスプレッソで。普通のエスプレッソを頼んだのに、こんなにお菓子がつくのは珍しい。実はシャモニー・モンブランで名物料理にこだわった結果、チーズ料理ばかりだったので、率直に言えばチーズ料理に飽きてしまい、普通のフレンチがどうしても食べたかったので幸せな昼定食だった。パスティスとワインを飲んでほろ酔い気分でホテルに戻ってお昼寝タイム。ホテルでお昼寝をして天気の回復を待つという「賭け」はうまくいくのか。それとも、滞在時間を無駄にしてしまう残念な結果になってしまうのか!?
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