フレンチアルプスでハイキング!シャモニー&アヌシー一人旅 2日目(3)プラン・ドゥ・レギーユからモンタンヴェールまでハイキング。
モンブランを訪れるときに準備するガイドブックは地球の歩き方「フランス」ではなく、地球の歩き方「スイス」。ハイキングコースも掲載されており、シャモニーの町についてもスイス編が詳しい。ガイドブックにも掲載されているプラン・ドゥ・レギーユからモンタンヴェールまでのハイキングコースを歩いてみることにする。標識にも書かれているけど2時間15分程度の整備されたハイキングコース。
出発点のプラン・ドゥ・レギーユではロバがお見送り。
モンブランのハイキングコースは岩がごつごつと出ている感じで、細い道が続いている。今回はスイスでのハイキング時にトレッキングシューズが壊れるトラブルがあったので、トレッキングシューズを新調。岩が多いから靴底がしっかりしたものがよいと三井アウトレット入間内にあるモンベル入間店の店員さんがお勧めしてくれた通りのコンディション。
私は山の頂上を目指す登山よりも、立ち止まって高山植物の花を見ながらのんびり歩くのが好き。山を征服するのではなく、歩きながら美しい風景を眺めるのが好き。
スイス旅行の時も感じていたけど、花の名前を知っていればもっと楽しめるだろうなぁ。
通り過ぎてしまえば気がつかないかもしれない。ふと立ち止まってみると、小さな美しい花に気がつく。
7月のモンブランは、草原に花がいっぱい咲いている。
谷底にはシャモニー・モンブランの町。
しばらく歩くと山小屋が見えてくる。
レストランになっているみたい。ロープウェイ駅からも遠くないし、テラス席でシャモニー・モンブランの町を見下ろしながら食事するのもいいかもしれないなぁ。
テラス席には午前中の時間帯なので誰もいないけど、ここでシャモニー・モンブランの町を眺めながらのんびりするのもいいかも。
エスプレッソを飲んだばかりなので、このレストランは次回モンブランを訪れた時に立ち寄ることにして、レストランを去る。ロープウェイ沿いに山を下り、レストランにぶつかったら右に曲がる。
道ばたに美しい花が咲いていると立ち止まる。一眼レフカメラのほうが表現力はあるけど、マクロレンズがあればもっと花の美しさを伝えられるかなぁ。フィルム式カメラの時には写真サークルに入って写真の勉強もしたけど、デジタルになってからは勉強していない。それに、旅行中はさっとピントが合い撮影できるコンパクトカメラがメインなので、一眼レフカメラを持ち歩いていない。昔、写真サークルに入っている時に勉強したとおり、相手に伝わる写真を撮れる勉強をしなくちゃ。
立ち止まらないと気がつかない小さな美しさを探すのに夢中で、なかなか前に進めない。
振り返ると、エギーユ・デュ・ミディの展望台が見える。だけど、どうして最高峰の展望台に上るのを忘れたんだろう・・・。緑がある風景と雪山の風景が美しい。
モンタンヴェールへ向かうハイキングコースは尾根を横切るようなコースなのでアップダウンが少ない。
しばらく歩くと水の流れが見える。沢が流れている。
透き通った水が流れている。
ハイキングコースは石が橋の役目をしており、沢を渡ることができる。
立ち止まれば美しい風景。ずっと絶景が続くハイキングコースを歩いていると、心が開放されて、のんびりしてくる。
岩の下から水が湧いている。
そして、立ち止まってみると小さな花の存在に気がつく。
日本にいるときは山登りやトレッキングなんて行かないくせに、アルプスのトレッキングが楽しい。もっと国内の山を楽しむべきなのかもしれないなぁ。私がまだ知らないだけで、日本国内だって高山植物の花を楽しめる場所はある。国内で山歩きを趣味にしようかなぁ。だけど、私は山歩きのノウハウを持っていないので、私と一緒に山を歩いてくれる人はいないかなぁ。私には山を征服することに興味はなくて、美しい風景を楽しんだり、立ち止まって小さな花の美しさを感じることなので、なかなか趣味がある人がいないか・・・。
アルプスのすばらしいところは、立ち止まればいつも絶景。
谷底にあるシャモニー・モンブランの町が見える。
ハイキングコースは整備されており、標識もあるので迷うこともない。
1時間程度歩いていると風景が変化してきた。目的地であるモンタンヴェールの方向に切り立った山と氷河が見えてきた。
さらに斜面を横切るハイキングコースを進む。
ときどき立ち止まって、小さな花の美しさに魅了される。立ち止まってばっかり・・・。
マクロレンズと三脚があれば、もっと表現できるかなぁ。やっぱり、もっと写真も趣味として勉強しようかなぁ。
歩き疲れたら岩に腰かけて一休み。風もほとんどなく、音はほとんど聞こえない。
岩の上に腰かけてのんびりしていると、太陽の光が柔らかく注いでいる。
私は5日間、6日間の短い休暇での弾丸旅行が多いけど、旅の目的はのんびりすること。美しい風景を眺めていると、自然の雄大さを感じ、人間の存在なんてちっぽけなものだし、その人間の悩みなんているものもちっぽけなものなのかもしれないなぁ。
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