フレンチアルプスでハイキング!シャモニー&アヌシー一人旅 1日目(3)初めてのシャモニー・モンブランの街歩き、クルミのタルトを求めて。
easyBusのミニバスは30分遅れで無事にシャモニー・モンブランに到着。多少遅れても着いてくれれば問題ない。かつて、エールフランスのストライキで飛行機が飛ばないという事態に遭遇したこともあって、遅れても運行さえしてくれれば、それで十分。
到着した場所はSNCFシャモニー・モンブラン駅前でわかりやすい場所なので、シャモニーからジュネーヴ空港に向かうにも困ることはない。バスが30分遅れなので、すでにジュネーヴ空港に向かうお客さんが待っていて、バスの到着を待ちわびている。運転手からは、私がジュネーヴ空港で言われたことと同様に「15分後に出発する」と声をかけられている。ということは、ジュネーブ空港から飛行機に乗る場合は、easyBusで行く場合は、かなり余裕を持ったスケジュールじゃないと危険かも・・・。
SNCFシャモニー・モンブラン駅からシャモニーの街歩きがスタート。駅の時計は16 :25を示している。
シャモニーで見るプジョー208。フランスでは国産車なので珍しくないけど・・・。
今回のシャモニーでのホテルは大型ホテルのホテル・アルピナ“Hotel Alpina”。駅からも平坦な道で歩ける距離だし、中心街にも近くて便利なホテル。モンブランを望む部屋にはバルコニーがある。
だけど、私が手配した部屋は裏側のバルコニーがない部屋・・・。
でも、部屋もそこそこ広い。それに、私が泊まるホテルにしては珍しく冷蔵庫がついているので滞在には便利。
窓からモンブランは見られないけど、山がある風景は悪くはない。今回はホテル・アルピナに3泊するので、スーツケースを広げて衣類をクロゼットに収納し、ホテルの部屋を自分の部屋にしてしまう。
荷物の整理が終わったら、シャモニーの町を歩いてみることにする。今回の旅行は、ここまではフジフィルムのコンパクトデジカメのXQ-2。ここからはスイス旅行以来、久しぶりにデジタル一眼レフカメラ、Nikon D5100で撮影。ホテル・アルピナの玄関前からモンブランを眺める。ホテルの前でモンブランが見られるということは、やっぱり、モンブランが望めるバルコニーつきの部屋にすればよかったかなぁ。アベノミクスのせいで日本円の価値が薄まっていなければ、バルコニーつきにしたのに・・・。
ホテル・アルピナの脇には川が流れていて、氷河から流れた川らしく、白く濁っている。以前にスイスのグリンデルワルトで見た川も、こんな感じで白濁した流れが速い川だったなぁ。
川にはスイスのトゥーンでみたような、かわいらしい屋根付きの橋がかけられている。橋には花が飾られており、美しい。
エギーユ・デュ・ミディへのロープウェイの予約ができるのかを確認したくて、ロープウェイ乗り場に向けてシャモニーの町を歩いてみる。
シャモニーの町は山と山の谷間にあるので、どこからでも山が見える。今日は日曜日なのに観光地なので開いているお店がほとんど。7月上旬の今は観光シーズンなのだと思うけど、ものすごく混んでいる感じではなく、落ち着いた雰囲気。
フランスでは町の中心部にはたいてい教会がある。シャモニー・モンブランの中心にあるのはサン・ミシェル教会。サン・ミシェル教会の前には観光案内所があり、日曜日でも開いている。
エギーユ・デュ・ミディへのロープウェイ乗り場に到着。だけど、残念ながらもう窓口は閉まっている。明日の朝、来てみるしかない。予約しないと乗れないほどロープウェイは混雑しているのかなぁ?7:30からロープウェイは運行しているみたいだから、混雑を避けて始発便を目指そうかなぁ。でも、日本の観光地と違って、そこまでごった返すことはないかなぁ?
残念ながらチケットも買えなかったので、ロープウェイ乗り場からシャモニー中心街に戻る。
街歩きをしていて、パティスリーを見つけるとどうしてもショーウインドウをのぞきたくなってしまう。どんな、お菓子があるんだろう?この地方の名物のお菓子があるのかなぁ?私が何度もフランス旅行をする理由は、地方によって特色があること。なぜ何度もフランスに行くかと聞かれるんだけど、それは日本という小さな国でも地方によって風景が異なったり、地方の名物料理があるのと同様に、フランスは地方によって、ワインも違えば、チーズも違う。建物の雰囲気も違えば、名物料理だってもちろん違う。だから、フランス旅行は、地方が違えばいつも新鮮に感じる。
ショーウインドウ越しに見えるクルミのタルトが美味しそう。
さらに歩くと別のお菓子屋さんを発見。
あれ?ここでもクルミのタルト“Tarte noix”が置いてある。先ほどのお店と同様にショーウインドウに見える場所に置かれているということは、この地方の名物なのかなぁ?
町の真ん中に鉄道が走っていて踏切がある。架線が見当たらないので非電化路線なのかなぁ?
架線からパンタグラフを通して電気を取り入れるのではなく、東京の東京メトロ銀座線や丸ノ内線のように線路脇から電気を取り入れる方式みたい。
シャモニーのメインストリート、パカール通りは賑やかな雰囲気。
山がある風景って、町を歩いているだけでもリゾート気分。少し町を歩いただけでも、心がのんびりしてくる。
モンブランや氷河が間近に見える。ハイキングをしなくても、シャモニーの町でのんびり過ごすだけでもいいかもしれないなぁ。
「Superdry Store 極度乾燥(しなさい)」で、間違った日本語を探すのが楽しみなんだけど、ヨーロッパ中にあるということは今では有名ブランドなんだろうなぁ。
シャモニーを訪れる3週間前にニューカレドニア、ヌメアでお世話になったスーパーマーケット・カジノをみると懐かしい感じ。シャモニーは、カジノが数店舗展開しているけど、町の中心部にモノプリがないのが珍しい。
シャモニーはお菓子屋さんが多いかも。3件目のパティスリーを発見。 “auxpetitsgourmands”というお店は、2件目に見つけたお店と同じ名前なので、同じ系列なのかなぁ?もう、パティスリーを見つけたら、私の頭の中はこのお店にもクルミのタルト“Tarte noix”が置かれているのかどうかという好奇心でいっぱい。40歳を過ぎた、いい年したおじさんなのに、子どもみたいにクルミのタルトを探すのに夢中・・・。
あった!クルミのタルト“Tarte noix”を発見!
もう好奇心を抑えられない。時間は18時で、もうすぐ夕食の時間なのにクルミのタルト“Tarte noix”を買ってしまう。たっぷりクルミが載ったタルト、やっぱり美味しい。
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