南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅1日目(1)アリタリア航空でミラノへ。
2015年2月12日木曜日、日暮里駅。朝9時に職場を出てすぐに日暮里駅に向かう。10:45発のスカイライナー21号に乗るまでに少しだけ時間があるので日暮里駅を探検してみる。日暮里舎人ライナーは「ゆりかもめ」と同じく無人運転の新交通システム。
切符売り場で気になるのは、日暮里舎人ライナーは成田空港には行かないという標示がしつこいくらい貼られすぎていること。
スカイライナーと間違えて、ここまで掲示するほど、日暮里舎人ライナーに乗ってしまう人がいるのかなぁ?「ライナー」という語尾がかぶっているからなのか?いったい、どのくらいの頻度で成田空港に行くのに日暮里舎人ライナーの改札に来てしまう人がいるのかなぁ。ここまで掲示するほどだから、毎日のように有人改札の職員に聞く乗客がいるのだろう。そんなに困っているなら語尾が「ライナー」じゃないネーミングにすればいいのに。
エスカレータを降りて、間違えずに京成線の改札に入る。この改札こそ、逆に空港マークの表示をすればいいのに。でも、たいていの乗客はJRとの連絡改札口から入るので、この改札口自体がかなりマイナーな存在なので必要ないだろうなぁ。そう考えると、成田空港に行くのに日暮里舎人ライナーの改札に間違えて行ってしまう人というのは、かなりレアな存在に思えるけど。
もう少し時間があれば、料金が安いスカイアクセス特急で向かいたいところだけど、今日は職場から直行で成田空港に向かうために、時間に余裕がないからスカイライナーに乗るしかない。日暮里駅から40分くらいで到着してくれて成田空港の遠さを克服してくれるので、やっぱり便利。
海外旅行に行くときに、成田空港に向かう列車から車窓の風景を眺めているときが、一番ワクワクする。これから旅が始まる時の高揚感は何度でも楽しい。
視界に入っていたスカイツリーがだんだん遠ざかっていく。だんだん東京から離れて行き、成田空港が近づいてくる。
成田空港第1旅客ターミナル北ウイングに到着。アリタリア航空のチェックインカウンターは、一番手前なので便利な場所にある。
だけど、職場から直行するときはスーツケースを空港に送ってしまっているので、一番奥にあるJALABCのカウンターまで取りに行かなくてはならないので、逆にアリタリア航空のチェックインカウンターは広いターミナル内を往復しなければならないのでちょっと面倒。
ユーロは、日本で両替したほうがレートがいいので銀行でユーロへ両替をして、すぐに出国手続きに進んでしまう。
第2サテライトにアリタリア航空のボーイングB777-200が2機駐機しているのが見える。手前側がミラノ行きで、奥がローマ行き。
プライオリティパスが使えるラウンジで出発前に軽食をとることにする。
ナッツ姫のおかげで一躍有名になった大韓航空のビジネスクラスラウンジへ。
ユナイテッド航空のビジネスクラスラウンジは、北ウイングからは遠いので、スカイチーム系航空会社を使うときはこちらの方が便利。
それに、おにぎりやカップラーメンなどの軽食がユナイテッド航空のラウンジよりも充実している。さすがに日本では「辛ラーメン」は置いていない。
ビアグラスが小さくなったような気がするけど、出発前に一人で乾杯。ビールも普通にキリン一番搾り。マスコミでは韓国が日本を毛嫌いしているように報じられているけど、それは政治の世界だけの話。大韓航空のビジネスクラスラウンジでは、辛ラーメンではなく日本のカップラーメンだし、ビールもキリン。
残念ながら、大韓航空名物のマカデミアナッツは置いていないみたい。かわりにあるのは、昔から置いてあるけど、大韓航空の「柿の種」。ファーストクラスに乗らないとマカデミアナッツはもらえないのかなぁ?
あれ?アリタリア航空のボーイングB777-200ERって、以前は鼻が黒く塗られていたのが特徴的で印象に残っているんだけど、今は普通に白く塗られている。
ボーイングB777のエコノミークラスの座席は、エールフランス航空やエミレーツ航空と同様に、詰め込み仕様の3-4-3の横10列のコンフィグ。B777は長距離路線でも3-4-3の横10列のコンフィグが当たり前になってしまったなぁ。
エールフランスのB777-200ERがシートを刷新してしまった現在、この個人モニタの小ささは機材の古くささを否めない。2014年8月にアリタリア航空はエティハド航空の子会社となったので、オイルマネーで今後は機材の更新も進むかもしれない。
荷物が頭上の荷物入れに収まらないと客室乗務員ともめている女性がいる。大手旅行会社の格安ではないほうのブランドの添乗員のようだけど、機内で怒号をあげており、自分はイタリア語だってわかるんですって言わんばかりにイタリア語を使っていたりもする。添乗員さん、あなたのせいで安全確認が遅れ、出発が遅れたらどうするんでしょう。あたかも、自分のお客様に対して「私はイタリア語でクレームもつけられるんですよ」というパフォーマンスにしか聞こえない。前方エコノミーの通路側の座席はわりと旅行会社の添乗員が着席する場合が多い。この人の前に座っている阪○交通社の添乗員さんはとても感じがいいのに・・・。
食事の前に最初に飲み物のカートが来る。ビールを頼むとイタリアのビール。
メインはイタリアンか和食がセレクトできる。前方エコノミーなので、品切れにならずにイタリアンを選択するけど、すでにカートにはなく、ギャレーで温められた熱々のパスタが運ばれてくる。ワインはミニボトルではなく、ボトルからカップに注いでくれる。日本から積んだ機内食だけど、パスタの機内食って美味しいかも。
あえてフランス語で英語字幕しかない“Barbecue”という映画を楽しむ。
エールフランスと同様に後方にセルフバー形式でドリンクが置かれている。
アリタリア航空にしか積んでいない飲み物は、アランチャ・ロッソのジュース。
フランスに向かうときはサンクトペテルブルクからヘルシンキ上空を通過するけど、内陸部に入っていく。キエフの表示が見えるけれどウクライナ上空は通過しないみたい。
到着前の2回目の機内食はコールドミール。パンにナイフで切れ込みを入れて、ハムを挟んでサンドイッチにして食べるのが美味しい。
飲み物はもちろん、ブラッディ・オレンジのジュース。2度目の食事が終わると、飛行機は徐々に高度を下げていき、まもなくミラノ・マルペンサ空港に到着する。
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