南フランスのすきま -5年がかりの南仏めぐり-
2014年10月下旬になって11月の勤務シフトを見てみると、11月に6日間の空白をつくることができそう。いつものように、旅行に行けそうな仕事と仕事の隙間を見つけたのは出発の2週間前。私の場合は、先に目的地があって旅行を組むのではなく、出発ぎりぎりになって見つけた隙間に合わせて目的地を決めている。休みが先に決まって、目的地を考えて、すぐに旅行の手配を始める。
今年はドゥブロヴニクに行ってしまったので、新しいディスティネーションの下調べができている場所がない。うーん、ラッフルズホテルに泊まるシンガポール旅行で、ホテルでのんびり過ごす楽しさも味わったから、ビーチリゾートにしようかな。実は、最初に狙ったのはビーチリゾート。具体的には、南太平洋に浮かぶフランス領のニューカレドニア。
だけど、ヌメアだけではおもしろくないので、イルデパンやウベアに行くにはぎりぎりの手配だと厳しいし、けっこうなお値段。それに「天国に一番近い島」のように感動的な風景だったら、やっぱり感動を共感できる連れがほしい。そして、やっぱりぎりぎりの手配だと空港からの送迎つきの格安パッケージツアーも締め切ってしまっており、残念ながらもう少し準備が必要と判断し、断念する。ニューカレドニアは、少しだけ下調べをしたんだけど新婚旅行の候補のためにとっておくことにする。
あまり下調べがなくて行ける場所となるとフランスしかない。それに、私はいっぺんに長期間の休暇が取れないために、毎年少しずつフランスを旅している。特に南フランスについては、2009年から4回に分けて周遊している。フランス地方の旅のいくつかの候補の中で、のんびりするにはやっぱり南フランスかしら。
最初に南仏を訪れたのは、このブログに旅行記は掲載していないんだけど2009年2月にマントン、モナコ、エズ、ニース、サンポールドヴァンス、ヴァンス、マルセイユ、アルルあたりを周遊している。
2回目は翌2010年2月に、これもこのブログには掲載していないけどトゥールーズを拠点にカルカッソンヌ、ルルド、ポーを周遊。
そして3回目は2011年を飛ばして2012年2月に、このブログでも紹介しているとおり、スペイン・バスク地方からサンジャンドリュズ、バイヨンヌ、ビアリッツ、サンジャンピエドポー、ボルドーを訪れている。
さらに4回目は昨年2013年10月にスペイン・カタルーニャ地方から、コリウール、ペルピニャン、セート、モンペリエ、ニームを訪れている。
この4回の南フランス旅行で、イタリア国境に近いマントンから、地中海沿いにスペイン国境までつなぐことになるし、ナルボンヌから分岐して、ピレネー山脈沿いにカルカッソンヌ、トゥールーズ、ルルド、ポーを経て、大西洋のバスク地方まで達している。イタリア国境から大西洋側のスペイン国境まで、これでほぼ南フランスを横断したことになる。
だけど、気になっていることがある。それは、プロヴァンス地方のエクサンプロヴァンスとアヴィニョンのあたりに「すきま」があること。ニームとアルルは訪れているけど、惜しいことにアヴィニョンは抜かしてしまっている。今回はこの「すきま」を埋めてしまい、2009年2月から5年がかりの南フランス横断旅行を完結させてしまおう。そんな思いで、今回のディスティネーションを決定する。決まってしまえば、あとは航空券を手配するだけ。11/13出発の航空券を手配したのは2週間前の10/29。ルートやホテルはあとから考えればいい。
(行き)
11/13 AF293 HNDCDG 00:30 05:30
11/13 AF7660 CDGMRS 07:20 08:45
(帰り)
11/17 AF7671 MRSCDG 19:20 20:50
11/17 AF274 CDGHND 23:25 19:25+1
※AF=エールフランス HND=東京羽田 CDG=パリ MRS=マルセイユ
今回はオープンジョーを使わずに、マルセイユへの単純往復。ターキッシュエアラインズの夜便も検討したけど、現地での滞在時間を最大にできるエールフランス深夜便で手配する。11月は、2008年11月にエールフランスのストライキに当たって痛い思いをしているけど、今年は9月に大規模すぎるストライキを打ったばかりだから、大丈夫でしょう。
ということで、今回のディスティネーションは南フランス、プロヴァンス地方へ。
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