南フランス・プロヴァンス一人旅1日目(4)エクス・アン・プロヴァンスでお昼ごはん。
楽しかったプレシュール広場“Place des Prêcheurs”のマルシェをあとにして、さらにエクス・アン・プロヴァンスの町を歩く。
エクサンプロヴァンスの町は歩いているとすぐに噴水が見つかる。
ルシェルム広場“Place Richelme”に出ると、ここでもマルシェが開かれている。
ルシェルム広場のマルシェは生鮮食料品が多い感じ。ウニや牡蠣が売られている。どのような魚が並べてあるのか、どのような魚が食べられているのかを見るのが好き。
鯛やスズキが並んでいる。レストランに行った時に困らないように、フランス語の魚の名前を覚えるのには、マルシェを歩くのがいい。フランス語で魚の名前を覚えておくと、イタリアやスペインでも似たような名前の場合が多い。
本当にエクス・アン・プロヴァンスはどこにいってもマルシェに当たる。マルシェの雰囲気が好きな私にとっては最高に楽しい町。
最近、地方名物のお菓子が好き。日本に持って帰ると、地方の銘菓は素朴なお菓子が多いので、よほどのフランスかぶれの人でない限りはあまり喜ばれないんだけど、私には伝統がある素朴な味が美味しい。このお菓子はなんだろう?
このマルシェは野菜の並べ方がわりと雑多な感じ。マルシェによっては、色とりどりの野菜がきちんと並べられていて、色彩的にとても美しいこともある。そんな色彩を感じるのもマルシェの楽しみ。
ルシェルム広場は素朴な雰囲気だけど、これはこれで楽しい。だけど、エクスのマルシェの雰囲気ってなぜかものすごく魅力的に感じるんだけど、なぜだろう?
それはたぶん、エクス・アン・プロヴァンスの町は樹木が多くて、木漏れ日もあって、広場そのものが美しいから。
エクス・アン・プロヴァンス、有名な観光名所は乏しいかもしれないけど、町の雰囲気全体がいい。数時間だけの滞在で、すでにエクスの町を歩くのが心地よい。ルシェルム広場を出て、再び町を歩く。
市庁舎前の広場“Place De l'Hôtel de Ville”では、今度は花市が開かれている。
本当に、どうしてエクスの町は、どこへ行ってもマルシェに当たるんだろう?エクサンプロヴァンスは町中がマルシェ!
花市で売られている花を見るのも好き。季節が違うこともあるけど、7月に訪れたドゥブロヴニクと比較しても、国や地方によってアレンジメントが違ったりしておもしろい。
市役所の裏手にある、かつてはユダヤ人街だったという広場“Place des Cardeurs”に到着。地下は駐車場になっており、歴史を感じない雰囲気。
ここにも噴水がある。苔むした噴水だけど、なんとなく新しい感じ。
広場沿いに立つレストランの1つの、レピキュリアン“L'Épicurien”というレストランに入ってみることにする。
選択理由はミシュラン2014のシールを見つけたから。星つきのレストランではないけど、ガイドブックで紹介されているレストランだから、大きく外すことはないだろうかと思って。ミシュランを信奉しているわけではなく、ガイドブックに掲載されているということは「外さない」程度にしか考えていない。
南仏に来たら、食前酒はパスティス。フランス到着後初めてのパスティス。
食前酒のパスティスを飲みながらメニューを選ぶ。ランチメニューで19ユーロの盛り合わせ料理があるのでそれを頼んでみる。こういうメニューがどこでもあればいいのに。一人旅なので、相方の料理を味見するということができないので、ちょっとずつ自慢の料理を盛り合わせで出してくれた方が楽しい。
そして、いよいよワンプレートに載った料理が運ばれてくる。パスティスはすでに飲み干し、グラスワインを注文。
もちろん、注文した時点では“Velpoté de Panais”なんて、なにが来るんだろう?という感じ。“Écrasé Pomme de terre au thym”だって、じゃがいも料理ということしかわからない。まずポタージュから飲んでみるけどなかなか美味しい。スープが美味しいところは全体的に美味しいと思う。
右上から時計回りに料理が並んでいる。
Velouté de Panais
Brochette de Magret fumé
Saumon fumé maison
Écrasé Pomme de terre au thym
Magret de Canard Roti
このレストランを選択して正解だったかも。久しぶりにフランスで食べるフランス料理、なかなか美味しい。ブロシェットも自家製スモークサーモンも美味しい。
そして、鴨のローストの下にあるサラダ、貧乏舌の私には素材が特定できないんだけど、美味しい。そして、コンビーフのようなものの上に載ったじゃがいも料理が美味しい。なかなか楽しめるワンプレートランチだった。
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