ラッフルズホテルに泊まるシンガポール一人旅 1日目(4)ラッフルズホテルのプールでのんびり読書。
スカイスキャナー社のシンガポールオフィスの訪問を終え、ラッフルズホテルに戻ってくる。
いよいよチェックインを済ませて、部屋に案内される。今回の部屋は、2階でちょうどラッフルズホテルのホテルショップの上のあたり。
部屋はスイートルームになっており、手前側がベッドルームで、奥がリビングになっている。うーん、一人で過ごすには広すぎる。自宅の部屋がこのくらい広ければいいのに。
ベッドルームにはオットマンつきのソファ。広すぎる部屋には、くつろげる場所がいっぱい。
ベッドサイドのランプのベースは、プラナカン調の色使いで美しい。
収納スペースがたくさんあるのがうれしい。すでにスーツケースは部屋に運び込まれている。
私がホテルの部屋に入って最初に行うことは、ホテルのワードローブに着替えをしまい、ホテルの部屋を自分の部屋にしてしまうこと。スーツケースに入れてある着替えや日常生活に必要なものをすべてしまう。さっそく荷物を入れて、ラッフルズホテルの一室を自分の部屋にする。
私には必要はないけれど、鏡台もある。ラッフルズホテルの滞在は、自宅よりも快適な生活ができるような気がする。
そして、奥のリビングルームに入ってみる。ソファがあり、くつろぎのスペース。一人ではもったいない。
デスクがあり、その手前にはテーブル。奥には紅茶のティーパックが置かれている。紅茶はラッフルズホテルのものかと思ったら、TWGティーのもの。
そして、テーブルの上にはウェルカムフルーツが置かれている。とりあえず、お茶を入れてフルーツをつまんでみる。だんだん、気分がゆったりしてくる。
スーツケースから荷物を出し、ラッフルズホテルの一室を自分の部屋にしたあとは、ホテルの3階を目指す。
ラッフルズホテルのエレベータはルームキーを差さないと動かない仕組みになっている。
そして、3階のホテルのプールに到着。バスタオルは、入口のところに置いてあるので部屋から持ってこなくてもOK!
ビーチベッドにバスタオルがセッティングしてある。ない場合は、スタッフにお願いすればセッティングしてくれる。
さすがにマリーナ・ベイ・サンズにように天空プールではなくて、むしろ3階建てのラッフルズホテルの周囲は高層ビルで囲まれているのでマリーア・ベイ・サンズのように眺望はいいとは言えない。今回のキャンペーンの当選旅行では、ラッフルズホテルかマリーナ・ベイ・サンズとどちらでも手配してくれるということで迷ったんだけど、マリーナ・ベイ・サンズのプールは魅力的だけど、プール以外では大型ホテルのマリーナ・ベイ・サンズよりもラッフルズホテルのほうがくつろげそうな気がして、ラッフルズホテルを選択。眺望は今ひとつだけど、ラッフルズホテルのプールものんびりできるし、なかなかいいじゃない。
堅苦しい本ではなくて楽しめる本がいいと思って、羽田空港の国際線ターミナルで出国後に適当に購入した東野圭吾の「マスカレード・ホテル」を読み始める。
読み始めるとなかなかおもしろくて、ビーチベッドに寝そべりながら、読み進めてしまう。東野圭吾の小説なんて、別に電車の中でも読もうと思えば読めるので、わざわざシンガポールで読む必要なんてまったくないけど、心地よい雰囲気の中でただ本を楽しむというのもなかなかいい。
暑くなるとプールに入って身体を冷やし、また本を読む。それの繰り返し。いつも、ホテルは寝るだけと割り切っていて、滞在を楽しむホテルにはほとんど泊まることはないけど、ただホテルでのんびりするというのもいいかもしれないなぁ。だって、旅行って気分をリフレッシュするために、のんびりするために来ているわけだから。私の場合は、美しい風景を見たり、おいしいものを食べたり、町を歩いてふとした発見を見つけたりして、仕事を頑張れるエネルギーをチャージするために来ているようなもの。なにもせずに「心地よさ」を味わう旅というのもエネルギーを蓄えるためには、いいかもしれないなぁ。
プールサイドにはバーがあって、ここでシンガポール・スリングを作ってもらうことも可能。部屋につけてしまえば現金を持ち歩く必要はない。
推理小説って読み始めるとおもしろくて、プールサイドで午後のほとんどを過ごす。ラッフルズホテルの3階の風景。ホテルのあちらこちらにくつろげるスペースがあるんだけど、なんと言っても宿泊者しか入れないので、静かな空間が広がっている。宿泊者のみが味わうことのできる、静かな落ち着いた空間。ホテル全体の雰囲気が心地よい。
3階からロビーを見下ろす。宿泊客しか入れないロビー内は、人はまばらで落ち着いている。
部屋に戻ると、先ほどとは雰囲気が変わっている。「ターンダウンサービス」で、ベッドメイキングがされている。
休むための準備がされている。ラッフルズホテルでは、1日に2回、部屋のセッティングが行われる。普段、高級ホテルに泊まることがないので、ラッフルズホテル以外でもこのようなサービスがあるのかもしれないけど、日中過ごすセッティングと夜を過ごすセッティングがあるなんて、さすがラッフルズホテル。
カーテンは閉められ、リビングルームとの間の明かり取りの窓も閉められている。
広すぎる部屋のこんなに大きいベッドに一人で寝るのは、ちょっと寂しい。せっかくペア旅行でも無料で行けたのに、行く相手がいないので一人旅。普段は、一人で寂しいことを感じることはないんだけど、美しい風景を見たり、おいしいものを食べた時、ちょっとした感動をしたときに、一緒に共感できる相手がいないときにはふと寂しい気持ちになる。このラッフルズホテルの心地よさを一緒に感じることのできる相手がいないのが寂しい。
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