ラッフルズホテルに泊まるシンガポール一人旅 1日目(2)バクテーに感動する。
2014年9月23日火曜日。ラッフルズホテルの中に入り、レセプションで手続きをする。もちろん、朝から部屋を使うことはできないので、荷物を預けることになる。3階建ての建物でロビーは吹き抜けになっている。
ロビーで腰をかけて一休み。なにしろ、ラッフルズホテルのロビーは宿泊客オンリーなので、この写真を撮れるのも宿泊客であるからこそ。ロビー内は静かな空間が広がっている。
レセプションのスタッフがコーヒーを運んできてくれる。このロビーでコーヒーを飲むだけでも、ゆったりとした気分にさせてくれる。
コーヒーを飲んでゆったり気分になってから、ラッフルズホテルを出て、シンガポールの町歩きがスタート。前回も訪れたけど、まずはシンガポールを代表するあの場所に行ってみることにする。
2014年9月19日から21日までF1シンガポールグランプリが開催されており、仮設のブースがまだ残されている。
公道がレースのコースになっているようで、聖アンドリュース通りに並ぶタクシーが、レースのスタートを待つレーシングカーに見えてくる。
まだF1シンガポールGPの仮設スタンドも片付けられていない。
白亜の建物は聖アンドリュース教会。このあたりはコロニアル建築の建物が並ぶ。
シンガポール川を渡る。川沿いには高層ビルと小さな建物が並んでいる。
1年半ぶりの「世界3大がっかり名所」のひとつのマーライオン(ミニ)。しかも、今日は水も出ていない・・・。
やっぱり、シンガポールを代表する風景と言えば、マーライオン。
マーライオンを眺め、豪快に吹き出す水の音を聞きながら、しばらくぼーっとする。深夜便はやっぱり疲れるので、今日はあまり歩き回らずに早めにラッフルズホテルへ戻ろうかな。
朝のマリーナ・ベイ・サンズは、逆光で写真だときれいに映らないけど、建物の存在感はすごい。
私の旅は、ガイドブックを眺めて、まずは一番見てみたいものから見てしまう。そして、ガイドブックを眺めて次はどこに行こうかを考えるというのがいつものパターン。今日の予定は、午後に今回の旅行をプレゼントしてくれたスカイスキャナー社のシンガポールオフィスを見せてくれるというので、スカイスキャナー社に行く以外は決まっていない。
フラトンから見た川沿いの小さな建物が並ぶ風景が気になり、シンガポール川沿いを歩いてみることにする。気になった風景があったら、自分の足で歩いてみる。ふとした発見は、歩いてみないとわからない。
ガイドブックでは特に見るべきスポットはないみたいだけど、「ボートキー」と書かれている場所を歩く。気になっていた川沿いの風景が近づいてきた。
小さな建物は、お酒が飲めるバーやレストランが並んでいる。さすがに朝なのでお店も閉まっているけど、夜のボートキーは賑やかなんだろうなぁ。
再び、シンガポール川を渡る。橋の上から見える、この高層ビル群のどこかにスカイスキャナー社のオフィスがあるはずなんだけど、はたしてたどり着けるのだろうか。一応、ロビンソン通りにあることは調べてきたので、ロビンソン通りさえ見つかれば、たぶん行けるはずなんだけど・・・。
このまま「クラーキー」と呼ばれる方向を目指して、川沿いにさらに歩いてみることにする。旅って、目的地と目的地の線上にふとした発見があるから、私は歩く旅が好き。
シンガポールを代表する料理である「バクテー」のお店「ソンファ・バクテー」を発見。前回立ち寄ったときはチキンライスしか食べていないので、まだ知らない「バクテー」がどうしても気になってくる。うーん、どんな料理なんだろう?せっかく目の前に有名店があるんだから、ここはお店に入ってみることにする。
朝食を食べたと行っても、機内食は早朝4時頃に食べているわけだから、10時のおやつの味見程度に7ドルの小さいサイズのバクテーを注文。なんとなく注文の流れでごはんも頼んでしまう。
一口スープを口に入れた時に、びっくりするくらいにおいしい。スパイスが入った何とも言えないスープが最高においしい。毎日食べてもいいくらい、肉も軟らかくておいしいし、なんと言ってもスープが本当に絶妙。シンガポール滞在中、毎日ここに通おうかなぁ?と思うくらい感動的においしい。しかし、たった7ドルのバクテーに感動してしまうのだから、私って安いものだなぁ。
シンガポールは、1回ホーチミンシティに行くときに立ち寄ったから、なんとなく町を知った気になっているけど、「バクテー」を食べた時に気がつく。まだ、私はシンガポールのことをぜんぜん知らない。ガイドブックに載っている代表的なシンガポール料理を一通り食べて見ようかな。ちょっとだけ、旅のテーマが見えてきたような気がする。
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