弾丸ドゥブロヴニク大作戦3日目(1) 港のそばの市場へ。

2014年7月25日金曜日。今日はモンテネグロのコトルに向けて旅立つ日。ドゥブロヴニク最後の朝、ホテル・ペトゥカのベランダからグルージュ港を眺める。

フェリーが入港してきた。このフェリーはどこから来たのだろう？そんな想像をしながら港を眺めるのって楽しい。

フェリーはターミナルに着き、自動車が降りてくるのを眺める。ドゥブロヴニクから船でどこかへ渡るというのもおもしろいかもしれないなぁ。

ふと、グルージュ港の入口を見ると、さらに巨大な船が接近している。

舳先はこちらに向かってこないので、どこにいくのだろう？入り江があるみたいだけど、ここ以外にあの巨大客船が停泊できる場所があるのかなぁ？

時間がかかりそうなので、巨大客船を眺めるのを中断して、ホテル・ペトゥカの朝食会場に向かう。

昨日はなかった、このお好み焼きのようなものは何だろう？

2日目になると、ビュッフェの内容がわかってくるので、あまり食べ過ぎなくなる。でも、どうしても、お好み焼きのようなものが気になって取ってみる。

小麦粉の生地を焼いたもので、ソースこそかかっていないけれど、やはりお好み焼きのような料理方法。

朝食を済ませて、ふたたびベランダに出る。いつの間にか、豪華巨大客船は着岸している。しかも、こちら側が船のおしり。入り江に舳先を突っ込んで、自動車の車庫入れのように、バックして着岸したということなんだろうけど、こんなに巨大な船を操船できるのってすごい。

今日はホテルをチェックアウトして、コトルにバスで向かう予定。だけど、バスの時刻は10時だし、すでにバスのチケットも購入済みなので、ホテルの周辺を散歩してみることにする。

もちろん、目的地は昨日の朝、バスで旧市街に向かう時に見えた市場！

旧市街の青空市場よりも規模が大きい。

市場のお花屋さんも好きで、どのような花が売られているのかも楽しいし、国によってアレンジメントの方法が違うので、それもおもしろい。ドゥブロヴニクの花束のアレンジメントもおもしろいでしょ？

昨日夕方にここに来たときは、寂しい雰囲気だったのに、多くの人で賑わっている。

ずいぶんと大きなすいか。

昨日も旧市街の青空広場で観察したけれど、この時期は桃や杏などが多い。

野菜の並べ方も国や場所によって違うから楽しい。

旧市街の青空市場よりも規模が大きいし、売られているものも観光客向けではなく、本当に地元の人が買うようなものばかり。

旅をしていて、少しでもその地域で生活する風景に触れたいといつも思っている。市場は、その土地でなにが取れるのか。今はなにが旬なのか。その土地のことが少しでもわかるような気がして、やっぱり大好き。

昨日は気がつかなかったんだけど、屋内にも市場があるみたい。

人々で賑わっている場所があるのでのぞいてみる。

建物の中は魚市場になっていて、並んでいる先にあるものは新鮮そうなイワシ！

ドゥブロヴニクの市場は様々な魚が並べられており、レストランで魚が美味しいのも納得できる。

新鮮な青魚が売られている場所って、魚がおいしい。この市場の魚って、色々な国の市場を見ているけど、本当に新鮮な感じ。

なんておいしそうなアジ。

マグロが解体されている。

だけど、どことなく雑な感じ。きっと、トロなんて珍重されていないんだろうなぁ。

鯛も売られており、本当に様々な種類の魚が売られている。アドリア海って豊かな海なんだなぁ。

市場でスーパー袋いっぱいに魚を買って帰る人々。

市場をあとにして、ホテルに向かう。ドゥブロヴニク滞在最後となる、朝の市場巡り、なかなか楽しかった。

フェリーターミナルをのぞいてみる。

フェリーターミナルには出入国管理所がある。私がもう少し休みが取れれば、ドゥブロヴニクにもう何泊かしてのんびりした後に、ここから国境線をまたいで、船の旅をしてみたかったなぁ。さすがに、巨大客船には乗れないけど･･･。