日本・トルコ航空当局間協議の結果について
昨年11月からターキッシュエアラインズは、ダブルデイリーに増便となり、成田空港発深夜便が増便となったことは、以前にもこのブログで触れた通り。
2013年8月20日 (火)東京成田発ヨーロッパ行き、2013年11月から新しい深夜便(トルコ航空増便!)
https://lacosuke.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/201311-6875.html
TK53/NH6637 NRT IST 22:00 05:00+1(増便)
TK52/NH6638 IST NRT 01:00 18:30(増便)
※TK=ターキッシュエアラインズ NH=全日空 NRT=東京成田 IST=イスタンブル
ところで、そんなに新しい情報ではないんだけど、国土交通省の新着情報を見ていると、気になる情報が掲載されている。それは、「日本・トルコ航空当局間協議の結果について」という情報。どのような内容かというと以下の通り。
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日本・トルコ航空当局間協議の結果について
平成26年5月16日
日本とトルコとの航空当局間協議が、5月13日(火)から14日(水)の間、イスタンブールにおいて開催され、以下のとおり合意した。
1.航空当局間協議の出席者
日本側 代表 :小林 太郎 航空局航空交渉室長 ほか
トルコ側 代表 :バーリ・ケシチ 航空局次長 ほか
2.主要合意事項
羽田空港の深夜早朝時間帯について、日本・トルコ双方が、1日1便ずつの運航を可能とする枠組みを設定。
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku03_hh_000230.html
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この協議により決定した内容は、日系航空会社とトルコ系航空会社がそれぞれ1便ずつ、羽田空港の深夜早朝枠(23時から6時)に運航可能となる。もちろん、航空会社からの要望を受けたからこそ政府間協議になったと思われるんだけど、運航される見通しはあるのだろうか。
もしも、ターキッシュエアラインズ深夜便TK53/52を成田空港から羽田空港へ移管させるとすれば、復航便として羽田空港からイスタンブルに向かう時間は遅くなってもよいとして、イスタンブルから羽田空港に向かう便の到着時間を 深夜早朝枠に合わせて23:00以降に設定しなければならず、そうなるとイスタンブル出発を現在よりも4時間半遅れの早朝5:50出発にしなければならない。そうすると、イスタンブルでのヨーロッパからの乗り継ぎが悪くなり、現在のTK深夜便を移管させるのは現実的ではないかも。
逆に日系航空会社であれば、可能かもしれない。「空想フライト」を考えてみる。といっても私は専門家ではないので、既存のフライトの時間数で計算しているので、実際に利用する機材などで所要時間は変わってくるけど、わりと現実的かもしれない。イスタンブルだけに需要があるとも思えないので以遠需要を考えると、運航会社はJALではなく、TKとコードシェアでANAというところかな?
NHxxx HNDIST 00:30 07:05
NHxxx ISTHND 12:00 05:15+1
※NH=全日空 HND=東京羽田 IST=イスタンブル
この組み合わせだと、成田空港発のTK便ともコードシェア便で組み合わせることができるから、イスタンブルから成田行きの2便と合わせて3便から選べることになるので使い勝手がよいかもしれない。
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