プジョー208との生活:秩父で豚みそ丼と天然氷
プジョー208との生活
La vie avec Peugeot 208
2014年4月25日金曜日。今月は仕事が忙しくて、ずっと日曜日以外は週6日勤務だったんだけど、今日はようやく平日休み。天気もよいので、プジョー208で国道299号線を走り、昨年2013年4月25日に訪れた秩父・羊山公園へ。家を出るのが遅かったために、近くの駐車場には停められず、西武秩父線の線路脇の駐車場へ。
ゴールデンウィーク前日の羊山公園は、桜草が美しく咲き誇っている。
平日なのに、団体バスツアーも沢山来ているし、賑やかな羊山公園。
今年は西武秩父駅そばの豚みそ丼本舗「野さか」でお昼ごはん。ちょうど1年前の今日4月25日に訪れたそば屋の「こいけ」の道路を挟んだ向かいにあり、去年からちょっと気になっていたお店。そもそも、「豚みそ丼」なんていつから秩父の名物になったんだろう?
なぜか秩父ではフランス車に巡り会う。たしか、去年も「こいけ」で駐車場の隣はシトロエンC4ピカソだった気がするけど、今回のお隣はルノー・クリオ(ルーテシア)RS。躍動感あふれる個性的なフェイスのクリオ(ルーテシア)とプジョー208。
「豚みそ丼」ってそんなに有名なのかなぁ?平日なのに「野さか」は並んでおり、名前を書いて10分くらい待つ。
食券を買ってしばらく待つと、豚みそ丼大盛り1100円が運ばれてくる。どんぶりの蓋から豚肉がはみ出ていて、いい感じ。
豚肉の味噌漬けが炭火で焼かれており、みそが焼けた香ばしい香り。まずこの香りにやられる。口に含むとパンチのある濃い味付けで、ごはんと別盛りだったら、ごはんが2杯食べられそう。昨年の「こいけ」のそばも美味しかったけど、豚みそ丼も美味しい。
でも、ちょっと味が濃かったので口直しをしたい気分。iPhoneを使って、秩父スイーツを調べてみると、長瀞にある「阿左美冷蔵 金崎本店」がヒットしたので、さっそく純正ナビにセットしてお店に向かう。私の旅はどこへ行っても行き当たりばったりだけど、偶然こそがよい巡り会いになる。ここの天然氷のかき氷が美味しいらしい。ナビをセットしたのに、どこがお店だかわからない。国道140号沿いにあるはずなのに、そんなお店は見当たらない。もう一度、ゆっくりとプジョー208をすすめると、小さな看板にクルマ4台分くらいの小さな駐車場の奥にお店を発見。
「阿左美冷蔵 金崎本店」のお店の入口で、先に注文を決めて欲しいと店員に声をかけられる。
うーん、何にしようかなぁ。もっと、簡単なかき氷屋さんだと思っていて、天然氷にこだわっているお店で、氷を純粋に味わえる水(すい)などのシロップしかないのかと思っていたら、けっこうバリエーションがある。そして、困ったことにどれも美味しそう。春限定という言葉に惹かれて「春の桜あずき」800円にする。
お店に入ってみると庭先にテーブルが置かれて、なかなか良い雰囲気。ものすごく見つけづらいお店なのに、お店に入ってみたらくつろげる雰囲気。奥には足湯もある。
座りながら風景を見上げると、くつろげる雰囲気。なんだか、ゆったりできる隠れ家を発見した心地よい気分。
器に山盛りのかき氷が運ばれてくる。シロップには桜餅を食べているような味付けで、氷の中にはあずきが埋められている。頭の中に「天然氷」だからという先入観が入ってしまっているので、概念で「天然氷=美味しい」という公式が成り立たないように、疑い深く口に入れる。口の中でやさしく溶ける氷は、概念に影響されているかもしれないけど、美味しい。隠れ家で落ち着いた雰囲気で食べるかき氷は、なかなかの幸せ。
「阿左美冷蔵 金崎本店」で天然氷のかき氷を味わい、幸せな気分でプジョー208を走らせ、定峰峠を超える。
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