弾丸フランス・アルザス一人旅1日目(1)エールフランスAF275便でパリへ(AF275便の機内食)
2014年1月5日、日曜日。昨日の宿直は夜に起こされることもなく何事もなく無事に終了。予定通り、会社から直接成田空港に向かう。会社から成田空港に向かうときにはJR中央線に乗るんだけど、「今日だけは人身事故がありませんように!」と新宿駅に着くまでは祈るような気持ちでいつも乗っている。日曜日のJR中央線は人身事故に遭遇することもなく、神田駅で山手線に乗り換えて日暮里駅に予定通りの時間に到着。
10:05発スカイライナー19号で成田空港を目指す。スカイライナーに乗れば、38分後の10:43には成田空港に着いてしまう。
スカイライナーは座席の下に電源が取れるようになっていて、これから飛行機に乗るのに電池を消耗したくないスマートフォンやPCを充電することができる。
1月5日の成田空港には正月飾りのオブジェ。外国人観光客が写真に納めているけど意味がわかるのかなぁ?
エールフランスのチェックインカウンターで、iPhoneの画面を見せてスーツケースをドロップイン。直行便なのでロスバゲになることはないだろうけど、TGVに乗り継ぐ関係で、パリ・シャルル・ド・ゴール空港で早めに出てきますように!
「速報版」でも載せた通り、エールフランスのモバイルチェックインサービスがパスブックに対応して、PDFの搭乗券を印刷しなくてもそのまま乗れるようになった。
いつも航空券が安い時期にしか旅行に行かないので、手荷物検査が混んでいる成田空港なんて、あまり体験したことがないかも。
私のようなマイレージの上級会員でもなく、エコノミーの乗客が空港ラウンジを利用できるのは、この「プライオリティパス」のおかげ。航空会社のビジネスクラスラウンジなんて、年間2~3回乗るだけの旅行者では、とてもマイレージの上級会員なんてなれないから普通は無理。
年会費1万円の楽天プレミアムカード
同じく年会費1万円の セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード
年会費1万円のクレジットカードを持つだけで、成田空港第1ターミナルだったら、大韓航空のビジネスクラスラウンジとユナイテッド航空のビジネスクラスラウンジが利用できる。私が年会費の高いクレジットカードに入っている理由は、海外旅行保険を毎回かけたつもりで考えれば、年2回海外旅行に行けば採算が取れてしまうから。そして、空港から自宅まで無料でスーツケースも送ることができるし、国内線に乗ったときにも国内空港のクレジットカードラウンジも利用できるし、このプライオリティパスのおかげで成田空港でもゆったりと待ち時間を過ごすことができる。
ちなみに、本家本元のアメリカン・エキスプレスもプライオリティパスがついてくるのでセゾン・アメリカンエキスプレス・ゴールドカードと変わりませんよと成田空港で勧誘されることがあるけど、もしも事実を知っていて意図的に勧誘員がそのように話しているとすれば、それはウソ。アメックスの場合は「国内外600ヶ所以上の空港ラウンジをカード会員さま、ご同伴者さまも1回27ドルでご利用いただける『プライオリティ・パス・メンバーシップ』に年会費無料でご登録いただけます(通常99米ドル)」ということで、セゾン・アメックス・ゴールドと違って利用の度に毎回27ドルを徴収されるので要注意!
http://www.americanexpress.com/japan/personal/benefits/travel/airport/prioritypass.shtml
ユナイテッドクラブまでは遠いので、今日は大韓航空のビジネスクラスラウンジへ。
数年前に改装されてから大韓航空のラウンジは広くなり、ゆっくりできるようになった。
おにぎりやパンなどが置かれている。食べ物だけを考えれば、ユナイテッドクラブよりも充実しているかも。
年会費1万円のクレジットカードのおかげで、出発前に無料で生ビールが飲めてしまう。
第1サテライト15番ゲートに向かうと、これから搭乗するエールフランスAF275便のエアバスA380が見える。私がエールフランスのエアバスA380に乗るのは今回が初めて。2014年4月から、羽田空港就航に伴い、成田空港便もおそらくエアバスA380ではなくなってしまうだろうから、今回は貴重な搭乗になるかもしれない。
巨大機だけあって、エコノミー搭乗の列は第1サテライトを半周してしまう。
さすがに搭乗にも時間がかかる。当然、パリ到着後に飛行機から降りるのも時間がかかると予想して、インターネットチェックインで前方エコノミーを確保。今回のアルザス旅行、AF275便のパリ到着予定時刻は17:15で、空港駅からストラスブール行きのTGVに乗り継ぐ旅程。TGVの出発時刻は18:28と乗り継ぎ時間は1時間強しかないので、パリ・シャルル・ド・ゴール空港でいかにロスタイムをなくすが勝負!
エールフランスのエアバスA380は3-4-3の横10列のコンフィグ。いつも乗っているエールフランスのボーイングB777も3-4-3の横10列。同じ1列10席だけど、飛行機の横幅は当然ながらエアバスA380の方が広いのでB777よりもゆったりしている印象。
USB端子もあって、充電もできる。それに、個人モニタの画面が大きい。それでも、エミレーツ航空やエアカナダに比べてしまうと小さい気がする。516人乗りのエアバスA380便で、若い日本人女子たった2名が乗っておらずゲートが閉められずに出発が遅れていたんだけど、無事に搭乗してAF275便は定刻少し遅れただけでスポットを離れて、滑走路にタキシングがはじまり、一安心。だけど、もしも、この若干の遅れのせいでTGVに乗れなかったら、このたった2名の若い日本人女子を恨むことになるかもしれない。
AF275便は離陸後にまず飲み物のカートが来る。どうしても、エールフランスに乗ると、乗った瞬間からフランスを感じたくなって、アペリティフにはパスティスを。
エールフランスAF275便の機内食。エールフランスは一応、前菜、メイン、フロマージュ、デザートのコース仕立てになっている。飲み物はみそ汁と赤ワイン。
前菜はスモークサーモン、ロシア風サラダ
豚肉のフリカッセ、マスタードクリームソース
チーズ
カラメルアーモンドケーキ
そして、食後酒には最近は日本人に知られてきて頼む人が多い、甘いポワールを。いつもの通り、これを飲んで寝てしまう作戦。エアバスA380に乗ってみて、エコノミーの前方席だからかもしれないけど、ジェット旅客機ってこんなに静かだったっけ?
エールフランスAF275は到着前には夕食が出る。いつも夜便AF277便を使うことが多いので、ちょっと新鮮な感じ。夕食なので飲み物は白ワイン。
フレッシュサラダ
フリッジパスタ、バジル風味のクリームソース
チーズ
フルーツサラダ
若い日本人女子2人組のための遅れを取り戻し、エールフランスAF275便は定刻10分前にパリ・シャルルドゴール空港に到着。ターミナルはサテライトのゲートL。前方エコノミーに座席指定していたこともあって、すぐに外に出られる。
お疲れさま、AF275便のエアバスA380!いつものB777よりもエコノミーでも快適で、エールフランスのエアバスA380はすっかりお気に入り。
シャトルに乗って、メインターミナルを目指す。まだエコノミーの乗客はここまでたどり着いていない。このままトップ集団と一緒に入国審査場を抜けられそう。シャトル、早く出発してくれ!
メインターミナルに到着し、入国審査で大問題が発生。エアバスA380は516人乗りの大型機。だけど、EU以外のパスポートを受け付ける入国審査のブースはたった1つ!しかも、前の便の入国者もまだ捌き切れておらず20名くらい並んでおり、30分並んでも入国できない・・・。日曜日だからかなぁ?うしろにはエアバスA380の乗客で長蛇の列ができているのに、応援の職員が来る様子もない。さすが、ここはフランス。いきなり、フランスであることを実感する。今回の旅行、最初から波乱が起きる雰囲気・・・。
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コメント
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ドラマみたいに続きが楽しみ。ちなみに私はパリで乗り換えに間に合わずホテル1泊。でも以前ラコスケさんのブログで見てから欲しかったお泊りセットのポーチをゲットして満足でした。
投稿: halu | 2014年2月 6日 (木) 03時55分
お久しぶりです



フランス行ったことないので、これからの続きを楽しみにしてます
ちなみに同じ2014年1月5日は、羽田から石垣島に飛んでました~
お正月過ぎると人も少ないし、快適ですよね
投稿: りん | 2014年2月 6日 (木) 18時43分
haluさん
こんばんは。とうとうサバイバルキットをもらってしまったのですね。いつものAF277便は朝早すぎる到着なのでパリ・シャルル・ド・ゴール空港での時間つぶしに悩むことはありますが、2Eと2Fを結ぶバイパスができたので前よりは良くなりましたが、広すぎるCDGは余裕がない乗り継ぎ時間の場合はちょっと危険ですよね。
りんさん
お久しぶりです。アルザスもフランスですが、パリともバスク地方やランドック地方とも雰囲気が違います。日本でも沖縄の石垣島と北海道で雰囲気が違うように、同じ「フランス」でも雰囲気が違うから、フランスの地方旅行はやめられません!
投稿: ラコスケ | 2014年2月 6日 (木) 23時31分