2013年10月23日(水)夕方。オテル・デ・ラ・コメディ“Hôtel de la Comédie Montpellier”でスーツケースを受け取り、ホテルのロビーでスーツケースを広げ、おみやげを入れて、最終パッキング。
コメディ広場からトラムに乗って、モンペリエ空港を目指す。
トラムはモンペリエ駅前を左にカーブし、モンペリエ駅を離れて行く。空港バスはモンペリエ駅前からは出ていないので、コメディ広場やモンペリエ駅からトラムに乗って“Place de l'Europe”まで乗る必要がある。
モンペリエ・メディトゥラネ空港“Aéroport Montpellier Méditerranée”行きの空港バスは、モンペリエ駅から少し離れたこの“Place de l'Europe”から出発。
この広場はアンティゴンの奥にあり、先ほど歩いたアンティゴンをずっとまっすぐ歩けば、ここにたどり着く。
モンペリエ空港行き空港バスのバス停を無事発見し、バスを待つ。
バス停に貼られている地図の通り、トラム乗り場から120番空港バス乗り場までは150メートルほど。
ちゃんと定刻通りに空港バスはやってきて、出発を待つ。いよいよモンペリエの町を去る。
わずか15分ほどでモンペリエ・メディトゥラネ空港“Aéroport Montpellier Méditerranée”に到着。
空港バスを降りて、ターミナルに向かう。
夕日を浴びるモンペリエ空港。
モンペリエ空港の出発ロビーは、小さなお店とカフェがあるくらいで、地方空港らしく閑散とした雰囲気。
エールフランスの自動チェックイン機でチェックイン。自動チェックイン機は日本語にも対応しているので簡単。パスポートを読み取ればすぐに終了。チェックインを終えると、搭乗券だけではなく預かり手荷物のタグも出力される。自分で手荷物のタグを巻いて、手荷物を預ける。
地方空港だけあって、さすがに全体的な出発便も少ない。だけど、オルリー空港ではなく、パリ・シャルルドゴール空港への便を持っているモンペリエはフランスの地方を効率的に旅するには貴重な存在。モンペリエ、なかなか居心地の良い町だし、ここを旅の出発点か最終地点にしてまた来てもいいかも。
手荷物検査を終えても小さなお店があるくらいで閑散とした雰囲気。パリ・オルリー空港行きでパリに向かう人は多いけど、シャルルドゴール空港で国際線に乗り継ぐ人は少ないみたい。もっとも、夜22時にシャルルドゴール空港に到着しても、その後に乗り継げる便は限られている。
どうも私はフランスの交通機関を信頼していないところがあって、これから乗るエールフランスAF7685便の機材がパリから定刻に到着すると安心する。これで無事に日本に帰れる。
エアバスA320シリーズで一番小さいエアバスA318のシートは新しい感じ。
あまり、夜に乗ることがないので飲むことは少ないんだけど、エールフランス国内線ではビールも無料で頼めます。
無事にパリ・シャルルドゴール空港に到着。ターミナル2Fに到着し、ターミナル2EのゲートKを目指して案内表示に従って歩く。
新しくできたターミナル2Fから2Eに向かうバイパスを通る。このバイパスのおかげで、シャルルドゴール空港で一般エリアに出ることなく、制限区域内で乗り継ぐことができる。なにがすばらしいって、専用の出国審査ブースを通っていくので並ばなくて済むこと。そして、モンペリエで手荷物検査を受けたあとで、再度シャルルドゴール航空で手荷物検査を受けなくて済むので、乗り継ぎ時間は飛行機を降りてから15分もあれば十分。
目の前に見えるのはターミナル2Eの出国審査場。ターミナル2Eの出国審査場はさすがにAF278便の時間帯は並ぶことはないけどAF276便の時間帯は混んでいることが多い。ここを通らずにスルーしてターミナル2Eメインゲートへ行けるのは便利。

ターミナル2Eのメインゲート(ゲートK)にはラデュレのお店もある。
エールフランスAF278便東京成田行きの出発ゲートであるゲートK39スポットに到着。
定刻通りの出発であることを確認して一安心。なにしろ、休暇をめいっぱい使っているので、飛ばないのが一番困る。以前にAF278便がエールフランスのストライキで欠航になり帰れなくなって痛い目に遭ったことがある。傾向としては、ストライキの時はAF278便を欠航にして昼便のAF276便を飛ばすことが多い。それに、AF278便はパリから東京に向かう最後の便なので欠航になった場合に振り替え便の交渉ができないので、一時期AF278便を避けていた時期が実はある。バスク旅行の時も意図的に帰国便をAF278便ではなくAF276便にした気がする。そんな経験もあって、帰国便がちゃんと飛ぶことを確認するとほっとする。
今回の南フランス旅行で最後にすることと言えば・・・。
今回の旅行はラデュレのマカロンにはじまり、マカロンに終わる。
サクッとした食感がおいしい。やっぱり、ラデュレのマカロンは買ったその場で食べるに限る。おみやげに買うなら、フレーバーは同じなのでシャルルドゴール空港で買わずに、東京で買うことをおすすめします。
毎回同じなので説明する必要もないけど、AF278便の機材はボーイングB777-300ER。
これも毎回同じ説明だけど、B777の機材を使う航空会社でも、1列3-3-3の9席の航空会社と、詰め込み仕様の3-4-3の10列の航空会社がある。エールフランスは、後者の1列10席の機材なのでエコノミーの通路などはとても狭い。エンターテイメントシステムも、エミレーツ航空などと比べると画面が小さく、機材設備の古さは否めない。
普通は飲み物のカートが最初に来て食前酒を楽しみ、そのあとに食事のカートが来るんだけど、AF278便はなにしろパリ発23 :25発の深夜便なので飲み物のカートは来ずに最初から食事のカートが来る。でも、ちゃんとアペリティフにパスティスをもらう。
前菜は、ペストパスタサラダ、ミモレットチーズ。
メインは、タンドリーチキン、にんじん、スパイス風味のセモリナ
カマンベールチーズ
パイナップル、チョコレートムース
そして、いつものように食後酒はポワール。食後酒のポワールは人気があるのか、最近、カートにけっこう積んであるし、注文する日本人も多くなっている気がする。

そして、今までとは違うのが、到着前の食事。エールフランスと言えば、ハムとチーズのコールドミールがずっと続いていたんだけど、ホットミールになっている。温かい卵料理だけど、私はハムとチーズのコールドミールがよかったなぁ。フランスで積んだハムとチーズをパンに挟んでサンドイッチにして食べるのが好きだったのに。
2013年10月24日(木)18時、定刻通りに成田空港に到着。今回は6日間の休暇でのスペイン・カタルーニャ地方から地中海沿いを北上し、ランドック・ルシヨン地方のニームまでの旅だったけど、今回の旅行もなかなか楽しかったなぁ。今回の旅行は、どの町も、ガイドブックには1ページか2ページの記事しか載らないような小さな町。ブログなどの先行研究も多くなく、しかもあまり予習もしなかったので、いつも以上に行き当たりばったりの旅だったけど、実際に歩いてみるとどの町も魅力的な町で楽しかった。ランドック・ルシヨン地方は、以前に訪れたバスク地方同様に、まだ知られていないだけで、なかなか魅力的なディスティネーションであり、ぜひ、自分の目で見て、地中海の波音を自分の耳で聞き、肌で風を感じることをお勧めする。(スペイン・カタルーニャ地方、フランス・ランドック=ルシヨン地方編おしまい)
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