初めての南フランス・ランドック-ルシヨン一人旅5日目(1)港町セット“Sète”とプジョー208。
プジョー208との生活
La vie avec Peugeot 208
2013年10月23日(水)。今日はフランスを発たなくてはならない日。昨日、今回の目的地であるセット行きを天気が悪いから今日に順延したけど、はたしてその判断が正しかったのか。心配しながらホテルの窓を開けて、空を見ると、雲は多いけど雲の切れ間から青空が見える。昨日よりはましかな?
オテル・デ・ラ・コメディ“Hôtel de la Comédie Montpellier”の朝食。クロワッサンを口に含んだときに鼻に抜けるバターの香りとカフェオレの香りだけで十分に幸せ。
天気予報を最終確認。昨日よりはよさそうだけど、微妙なところかなぁ?
ホテルをチェックアウトして荷物を預けて、コメディ広場に出てみると路面が濡れている。昨夜は雨が降った様子。そして、空はどんよりと曇っている。昨日よりも天気が悪いみたい・・・。昨日の決断は失敗だったかなぁ。
モンペリエ駅からセット(セート)“Sète”駅を目指す。乗る列車は、今回の旅程を思い出させるようなスペインのポルトボウ“PORTBOU”行き。
駅前から観光案内所を目指して歩き始める。でも、まだ反対側の空は雲が多い・・・。
あっ!プジョー208“Auto-école”(教習車)仕様。
セットは思っていたよりも大きな町で、町の中心部までなかなかたどり着かない。
右奥に見える小高い丘の麓あたりが旧市街。駅から10分くらいあるいてもたどり着かない。もっと小さな港町だと思っていたのに・・・。
だけど、歩きながら見る風景がすばらしい。青空があるからこそ、コントラストが美しく見えるし、昨日じゃなくて今日にしてよかった。急遽、訪問先をニームに変更した昨日の決断は正しかった。
フランスに入ってから、あまり気にしていなかったんだけど、セットでは、やたらにプジョー208が目につく。けっこう、ちゃんとフランス本国では走っているじゃない。
それにしても、セットではプジョー208をよく見かける。他の町でもこんなにプジョー208が走っていたのかなぁ?
コリウール、ペルピニャン、ニーム、モンペリエと歩いて来たけど、気がついていなかっただけ?
旧市街に入ると、小高い丘に向かって道が延びている。観光案内所まではもう少し歩くようだけど、風景に惹かれて運河沿いの道から路地を入ってみる。
やっぱり、公園に屋外マルシェを発見。市場を発見したら、のぞいてみるのが私の旅のマイルール!
フランス人のおしゃれの基本は、ブランド品だからではなく、普通にマルシェで売られている服でもかわいく着こなせるからなんだろうなぁ。
このあたりがセットの中心部の様子。まだ、観光案内所までたどり着いていないので、再び、運河沿いの様子を目指す。だいぶ歩いたけど、観光案内所はどこにあるんだろう?
あっ!また、プジョー208を発見。生活に密着したBセグメントのクルマらしく、フランスで普通に見かけるプジョー208は5ドアばかり。
運河沿いにある小さなお店、“Tielles & pizzas Paradiso”。
お店の中をのぞいてみると、ピザのようなトマトソースの香ばしい香り。ティエル“Tielles”ってなんだろう?
わからなかったら食べてみる。これがティエル“Tielles”。焼きたてをくれたみたいで、アツアツ。
はふはふしながら食べてみると、トマトソースにイカだかタコがごろっと入っていて、トマトソースにも香りがついていて、海の味がして最高に美味しい。セット、運河のある風景も美しいし、大規模なマルシェも開催されていて賑やかだし、セット名物のティエルも最高に美味しいし、なかなかいい町じゃない。セットに来てよかった。
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