初めてのカタルーニャ・南フランス・ランドック一人旅2日目(2)フィゲラスのダリ劇場美術館“Teatre-Museu Dalí ”
フィゲラスのダリ美術館“Teatre-Museu Dalí ”については、紹介しているブログが山ほどあるので、私が紹介しなくてもGoogleで検索をかければいくらでも知ることができる。なので、私が紹介する必要はないかもしれない。だけど、今回私がフィゲラスを訪れたのは、このダリ劇場美術館を見てみたかったから。だって、ヨーロッパの格安航空会社とバルセロナ情報では老舗と言うべきシトラスさんのWebを見たら、一生に一度はダリ美術館に行って、自分の目で見たいとずっと思っていた。
世紀のエンタテインメント・ミュージアム:「ダリ美術館」
http://barcelona.s28.xrea.com/sightseeing/shorttrip/dalimuseum.htm
ちなみにダリ美術館を紹介するこれ以上の記事は私には書けません・・・。
正面玄関の前に立ってみて「なにかが違う」と感じる。ダリ美術館といえば、屋上にタマゴのようなものがある外観のはず。別の美術館があるのかと思って、外周を一周してみると、ガイドブックに載っている風景。これぞダリ美術館!
ピンク色の建物にタマゴと像が並んでいる。もう、ダリ美術館では、どうしてだろう?と理屈で考えるのはやめて、ダリの世界観を感じるしかない!
気を取り直して、美術館の入口に向かう。入口のところにあるこのおっさんはなに?目から人形が顔を出しているのはいいとしても、大きなタマゴと無数の小さなタマゴはいったいなに?
元は市立劇場だったという美術館に入るといきなり吹き抜けになっている。クルマの上に像が立っていて、頭上には船底から水滴が垂れているようなオブジェ。奥には、舞台幕のようなものが見える。
建物は中庭をぐるっと半円状に囲んでおり、先ほど、外周にタマゴと一緒に立っていた像が取り囲んでいる。
中庭から建物に戻り、作品を鑑賞するけど、この真ん中のもじゃもじゃはなに?
すべてが意図して奇をてらったものではないと感じる作品もある。
風景画もあり、ちゃんとしているじゃん!と思わせる作品ももちろんある。
そして、美術の教科書に載っているのを見たことがあるダリの自画像。
この前はホールになっていて、リンカーンの肖像をモザイクにしたような作品が飾られている。
階段があって階段を上ると、そこには大きなレンズがあり、そこからのぞいてみると、ちゃんと髪の毛までついてくる。
黒い点が見えて、なにかと思って、よく見てみると蟻!でも、首に巻かれたスカーフがかわいい。
2階のロビーに行くと、巨大な足が。ダリとガラ夫人の足ということらしい。ガラ夫人をダリはよほど愛していたんだろうなぁ。
ベッドが置いてある部屋がある。ここでダリが休んでいたのかなぁ?
使われた感じのするソファーがある。ここにダリが座っていたのかなぁ?
写真に納めたのは作品のごく一部で、ダリ劇場美術館、なかなか楽しかった。私は美術館を訪れても、全部をしっかり見ると疲れて飽きてしまうので、基本的にはさっと見てインスピレーションを感じた作品しかじっくり見ないんだけど、ここはダリのトリックを純粋に楽しむことができて、おもしかった。
美術館を出て、観光客向けのカフェテリアがあったので、たくさん作品を見て疲れたので休憩することにする。
なぜ、この観光客向けのカフェテリアに立ち寄ったかと言えば、例の機械を見つけてしまったから。
オレンジの絞りかすは両側に捨てられて、絞りたてのオレンジジュースは中央に注がれるようになっている。すっかり店員さんの作業の様子を見入ってしまう。この機械、よくできているなぁ。
絞りたてのオレンジジュースはやっぱり美味しい。ちなみに、奥に見えるのはダリ宝石美術館の入口なんだけど、チケットはあるのにすっかり入り忘れる。どうして、目の前に入口があるのに見逃したんだろう。のんびりオレンジジュースを飲みながらぼーっとしている暇はホントはないのに・・・。まぁ、見たかったのは美術館そのもので宝石には興味がないから別にいいけど・・・。
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コメント
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↓バスターミナルの荷物預かり所の件、了解です!
でも小心者の私は、預けなくてもいいような旅程を組みそうです。
ダリ美術館のピンクの壁と卵の飾り、やっぱり私も探しました。
そして宝石館に入るのも忘れました。
でも、娘が思い出してくれて引き返して入りましたけど。
投稿: saiko3 | 2013年11月19日 (火) 12時34分