初めての道後温泉1泊2日一人旅 1日目(1)初めてのジェットスターで松山へ
コリウール続編と思いきや、先に2013年11月22~23日の道後温泉1泊2日一人旅をアップしてしまうことにする。
2013年11月22日金曜日。もともとシフトでは休みだったんだけど、職場で体調が悪い職員がいて、代わりに出勤しなければならない可能性があったので直前まで予定が組めず、3日前にようやく休みが取れると確定。
3日前に急遽、2日間だけどどこかへ旅行しようと思って調べてみるとジェットスターの松山便に空きがあり、往復11,480円で手配できる。なにしろ3日前の手配なので、最安値ではないだろうけど、片道あたり5800円程度で松山まで飛べてしまうなんて、夜行高速バスの片道運賃よりも安い。これは1泊2日だけど、のんびり道後温泉に行くしかないでしょ?ということで、3日前の11月19日夜に飛行機とホテルを手配して、急遽、道後温泉でのんびりすることにする。
だけど、やっぱり安いにはそれなりの理由があって、ジェットスターGK401便の出発時間は成田空港で朝6:20。30分前までには搭乗ゲートにたどり着く必要があるので、5:50には成田空港に行く必要がある。当然、そんな時間に行ける都合のよい交通手段がないわけで、プジョー208で家を早朝3:20に出発して成田空港へ。早朝なので埼玉県狭山市の自宅から1時間半ちょっとで成田空港第2ターミナルに到着。
成田空港は何度も来ているけど国内線を利用したことがないので、案内表示を見て国内線ターミナルを目指す。さすがに早朝5:00だと、国際線到着便の表示はされていない。
だけど、到着ロビーのソファーを見てみると、空港泊している人がたくさんいてびっくり。考えようによっては、ジェットスターの早朝便使用は夜行高速バスよりも安くて、バスのリクライニングはフルフラットにはならないから、寒くなければ180度フラットのソファーで仮眠したほうがいいかも。
ジェットスターの自動チェックイン機が並んでいる。一番安い運賃だと、56cm×36 cm×23 cm以内で10キロまでの機内持ち込み手荷物のみは無料だけど、受託手荷物は有料で事前申し込みだと1100円、当日だと2000円かかる。でも、国内旅行で1泊2日だと、そんなに荷物がないから荷物を預ける必要はないし、空港に着いたときに待たずに動けるから、基本的には私は国内旅行の場合には荷物を預けることは普段から少ない。
どうしても、帰りにおみやげがいっぱいになってしまったら、ここは日本。日本には宅急便という世界に誇ってよいすばらしいシステムがあるので、家まで荷物を宅急便で送ってしまえばいい。日本全国ほぼ翌日には確実に荷物を届けられるシステムはすばらしい。
すでにウェブ・チェックインを済ませて自宅で搭乗券を印刷してあるので、そのまま手荷物検査に進む。
第2ターミナルなのでJAL系の売店BLUESKYがある。格安航空会社は飲み物などが有料なので、飲み物などはここで買っておいたほうがいいかも。
格安航空会社というだけあって、ボーディングブリッジは使用せずに、やはり沖止めでバス。
バスに乗り、飛行機に向かう。松山行きの飛行機に向かうバスは1台で乗り切ってしまうほどの人数。
機材はエアバスA320。シャークレットがついた新しいタイプ。
シートは革張り。機材は新しく、リクライニングもついており、シートピッチも普通。レガシーキャリアと装備と乗り心地はまったく変わりない。さすがに3日前でも安い運賃で手配できただけあって、早朝6:20の便で松山に向かう人はいないのか乗客は1/3くらいしか乗っていないので1列3席を独占。
格安航空会社の特徴は、飲み物や軽食が有料であること。格安航空会社のビジネスモデルは、飛行機という乗り物を「特別な乗り物」から「普通の乗り物」に変えた画期的なビジネスモデル。高速バスや新幹線、JRの特急と同じ普通の乗り物なので、ドリンクのサービスはない。だって、新幹線で無料ドリンクサービスはないでしょ?新幹線でジュース一杯も出てこないから「ケチくさい」と文句を言う人がいる?飲みたければ、新幹線と同様に好きなドリンクを買えばいいじゃん。
それでも、どうしてもジュース一杯も出してくれないなんてケチくさい!と思うんだったら、ケチくさい運賃の格安航空会社ではなく、羽田空港から出ているANA便やJAL便に乗ればいいだけの話。
軽食やスープもあるけれど、安くはないけれど高くもない。新幹線の車内販売みたいに駅弁でも売ればいいのに。
航路は、富士山のすぐ北側を通る航路で、早朝の富士山がきれいに見える。
松山空港に定刻に到着。預けている手荷物もないので、すぐにロビーに出られる。
市内に行くバスはリムジンバスと一般バスがあって、どうやらリムジンバスはJALとANAの到着便に合わせて運行されてようだけど、ジェットスターには接続していない・・・。
だけど、普通の路線バスが運行されているので、路線バスに乗って松山駅を目指す。
松山駅に到着。時刻は8時45分。松山市内観光だけだと、はっきり言ってそんなに見るべき場所はなさそうで2日間は必要ないので、いきなり松山から内子に向かうことにする。みどりの窓口で、「内子・大洲町並散策 1日パス」を2700円で購入。このパスがあれば、特急の自由席に乗り放題でいちいち切符を買う手間もないし、見学施設の入場料の割引もある。
9:02発の宇和海7号まで時間があるので、朝食をとることにする。駅構内にあるうどん屋に入る。
じゃこ天うどん、美味しい。少し甘みを感じる出汁が効いた、透き通ったつゆがおいしい。
JR四国のディーゼル特急、宇和海7号に乗って、内子へ向かう。
松山駅からわずか24分で内子駅に到着。駅を降りるとコンビニもなにもない。駅にある観光案内所で地図をもらう。
私の町歩きは勘と方向感覚が勝負。まっすぐ進めば、確実に目的地にたどり着けるけど、きっと、斜めに進む道を行けば近道のはずと勘が働き、まっすぐ行けば無難に目的地にたどり着けるだろうけど、私は無難な道は進まない。こういうことをするから、道に迷うことになるんだけど・・・。
そもそも、こんな小さな町に立派な劇場が建てられたんだろう?それだけ、この町は産業が発展していたか、商売で大儲けをしていたということ?
ちゃんと回り舞台になっている。中央にはちゃんと「せり」がある。
舞台の下にある「奈落」も見学できる。回り舞台は、人が押して回転させているのか。舞台に上がる「せり」の仕組みもわかって、けっこう楽しい。
左手には花道もあり、立派な劇場。しかし、ここまで歩いてくる間の印象は、普通の田舎町の印象なんだけど、これだけの劇場を建てるだけの力があるなんて、内子って、どういう町なんだろう?なんだか、内子の町歩きが楽しくなってきた。
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コメント
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いろいろと調べるとお得な旅行ができますね。国際線の日本への帰国便の乗り継ぎで国内線というと何となくイメージがわきますが、成田から初めての出発の国内線というとあまりピントきませんね。成田は都心から遠いというレッテルを貼られていますが、日暮里辺りだと、羽田より成田の方が近いかも知れませんね。
投稿: 西(息子) | 2013年11月30日 (土) 20時11分
西さん
愛媛県の松山空港や大分空港、鹿児島空港まで片道5000円強で行けてしまう。成田空港は羽田空港よりも不便ですし、時間も交通費もかかる。だけど、成田空港までの時間や費用を考えても、高速バスの片道料金の半額で目的地まで行けてしまう。
格安航空会社は既存の航空会社の需要を食うよりも、むしろ飛行機を身近な普通の乗り物にして、新たな需要を掘り起こします。ということで、成田空港までは遠いけれど、JALやANAとは異なる新しいジャンルの乗り物と考えたほうがいいかもしれませんね。
投稿: ラコスケ | 2013年12月 1日 (日) 21時56分