初めてのカナダ・ケベック一人旅1日目 エアカナダでケベックシティーへ(エアカナダの機内食)
2013年7月10日水曜日。午前中いっぱい仕事をして、職場から直接成田空港を目指す。仕事が終わったあとに乗れるようにフライトの時間を調整して少しの隙間でも有効活用しないと、なかなか仕事が忙しい中では旅行には行けない。今回の旅は、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台の「アメ横」からスタート。まぁ、上野駅前のヨドバシカメラに寄りたかっただけなんだけど・・・。
今回は実は初めて京成上野駅からスカイライナーに乗ってみる。
職場から成田空港に直行するときは、あらかじめ自宅から成田空港までスーツケースを送っておく。職場から直行でなく、自宅から行くときも最近は送ってしまうことが多い。スーツケースを空港に送ってしまえば、最小限の荷物だけで空港まで行けるので、ラッシュ時間で電車が混んでいる時間帯でも嫌な思いもせずに空港に行けるから、慣れてしまうとスーツケースを持たないで空港に行くのは、かなり楽。
搭乗手続きを終えて、ユナイテッド航空“United Club”で生ビールを飲んで一休み。
エアカナダのB777のコンフィグは3-3-3の横9列。座席に座ってみて、まずはエールフランスやエミレーツ航空のB777は3-4-3の横10列の機材と比べてしまうと通路も広めだし、心なしか肘掛けの部分を含めて横幅も広い気がする。それに、エアカナダのエコノミーはシートピッチがゆったり目で、足をめいっぱい伸ばしても、私の足が短いのか届かない。
個人モニタも大きめで、オンデマンドシステム。USBポートがあるのでiPhoneなどの機器の充電も可能。私の座った通路側のC列にはないけれど、隣の席の写真を撮ってみると日本と同じAプラグの電源もついているので、パソコンなどの機器の充電もOK。
離陸後、1時間くらいして、さっそく機内食。ビーフかチキンかの選択だったので、ビーフを選択するとビーフシチュー風。成田空港で搭載した機内食はどこの航空会社でもそこそこ食べられるけど、全体的には寂しい感じ。
天井のライトはエミレーツ航空のように色が変化するみたい。機内食も食べたし、これからお休みタイム。
ようやく北米大陸に入ったくらいのところで、再び機内食が配られる。日清カップヌードルの北米版とサンドイッチが「いらない」と言わない限り、全員に配られる。
そして到着1時間半前くらいに、またしても機内食。ずっと食べてばっかりで、質的にはエコノミーの機内食なんてたかがしれているけど、カップヌードルを含めたトータルの量だけはたっぷり。
12時間弱ほどのフライトを経て、トロント・ピアソン国際空港に到着。AC002便は定刻16:45着の予定だったのが、成田空港の滑走路の混雑で離陸が遅れたためか、実際に到着したのは17時ごろ。18:05発AC8920便のケベックシティ行きのフライトまで、すでに1時間程度しかなく、乗り継ぎはけっこう時間的にタイトな感じ。トロントに到着してびっくりしたことは、動く歩道“Express Walkway”の速度がものすごく速いこと。本当に速いので、ぜひトロントを訪れた時は体感してほしい。
「乗り継ぎ」の案内表示に従い、入国審査に進む。トロント・ピアソン国際空港で、国際線からカナダ国内線に乗り継ぐ場合は、①入国審査を済ませて、②荷物をピックアップし税関を通過して、③再度荷物を預けて、④セキュリティチェックを受けて出発ゲートに向かうため、普通にヨーロッパで乗り継ぐ場合と比べると時間がかかる。でも、よく考えると、日本の空港で国際線から日本の国内線に乗り継ぐときも同様のプロセスなのでカナダが特殊なわけではない。
トロント・ピアソン国際空港の入国審査場はものすごく混雑しており、30分近く並んで、ようやく入国審査を通過したのが17:40。この時点でケベックシティ行きの飛行機の出発まで25分。間に合わないことを悟り始める。
荷物を普通に受け取り、税関を通過してから、再度、荷物を預ける窓口に進むと、係員の判断も同様に「間に合わない」と判断されたらしく、乗り継ぎカウンターに案内される。カウンターで発券された搭乗券は、22:55発AC8928便の搭乗券。
カウンターの職員にもっと早く行く方法はないのか、モントリオール経由の乗り継ぎ便でもう少し早く着く方法はないかと訪ねるが、係員はこれがベストで、他にはないという。うーん、ケベックシティに到着するのは深夜0:35になってしまうけど、フライトがないと言うんだから仕方がない。今回の旅行、初日からついていない・・・。がっかりしながら、荷物を再度預けて順路に従うと、普通に到着ホールに出ていたので、まずは両替所を見つけてカナダドルに両替。
出発ロビーにあがり、セキュリティチェックを受けて、ようやく国内線ターミナルに到着する。乗り継ぎ時間が、あと30分足りなかったなぁ。本来ならば18:05発のAC8920便に乗れていれば、19:45にはケベックシティに到着できていたのに、22:55までトロント空港の中で過ごす羽目に・・・。しかもケベックシティ到着は深夜0:35。ホテルに到着するのは深夜1時過ぎになるけど、そんな時間でもチェックインできるのかなぁ。
トロント・ピアソン空港はエア・カナダのハブ空港とあって、メイプルリーフの飛行機がたくさん駐機している。
出発案内を見ていると、ケベックシティー行き22:55発AC8928便の前にもう1本、20:55発AC8926便があるじゃん!さっきのカウンターの職員のうそつき!一刻も早く到着したいと要望しているのに、なぜ答えてくれなかったの?
もちろん、カウンターで再交渉し、AC8926便に振り替えてもらう。預けてある手荷物も、こちらから言わなくても、電話をかけて調整してくれる。
一通りの手続きが終わり、空港ラウンジへ。AC8926便のケベックシティ到着時刻は22:35。ホテルに電話をして、到着が23時過ぎになることを連絡すると、問題はないけれど玄関は閉まっているのでベルを鳴らしてほしいと言われる。23時過ぎになるけど、同日に到着できるし、まぁ、トラブル解決としては結果的には簡単なほうだったかな?
ケベックシティの到着は深夜になり、到着後に夕食は食べられないので、あれだけ機内食を食べ続けたのに、ちょっとだけビールを飲みながら軽食を。
AC8926便ケベックシティ行きの飛行機はプロペラ機のQ400(DHC-8-Q400)。
座席配置は2-2の4列。エアカナダ国内線では、ソフトドリンクは無料。
ようやく、目的地が見えてきた。ケベックシティに近づいてくる。思っていたよりも町が大きい感じ。
無事に定刻にケベックシティ・ジャン・ルサージ空港に着陸するが、地上職員が準備できていなかったらしく、機内に15分ほど待たされる。ようやく空港職員が出てきて、スポットに駐機して、ボーディングブリッジがかかり、23:00少し前に空港内へ。荷物を受け取り、到着ロビーへ。
急いでタクシー乗り場に向かう。タクシーは十分な数はあり、急がなくても良かったかも。市内まで34.5ドルの定額制(チップ別)。
ケベックシティーの天候は残念ながら雨。タクシーの運転手がケベックシティの旧市街は小さいけれど、とても美しい町で、そして夜も安全な町だと言う。今日はフェスティバルで、23時すぎまでショーを見た帰りの客で町があふれていることを話す。ショーのスケジュールを調べて、ぜひ見に行くといいと教えてくれる。
無事に23:30過ぎにホテルに到着。なんとか予定通りに7/10のうちにホテルに到着し、疲れたので、シャワーを浴びて、休むことにする。いよいよ明日からケベックシティ観光へ。
オーベルジュ サン・ルイ“Auberge St-Louis”
http://www.aubergestlouis.ca
48, rue Saint-Louis
Vieux-Québec, Québec
Canada
G1R 3Z3
« ディスティネーションは「新大陸」(北米)のフランスへ! | トップページ | 初めてのカナダ・ケベック一人旅2日目①ケベックシティの衛兵交換式 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 一目惚れをしたポルトへの旅 3日目(2)ブラガで10時のおやつは巨大ケーキ。(2020.07.30)
- 一目惚れをしたポルトへの旅 3日目(1)ポルト、サン・ベント駅からブラガに向かう。(2020.07.27)
- 一目惚れをしたポルトへの旅 2日目(4)カミーノを一人で歩き切った旅人と合流。お昼ごはんはポルトのB級グルメ、コンガ“Conga”のビファナ“Bifanas”を。(2020.06.27)
- 一目惚れをしたポルトへの旅 2日目(3)ポルト・フランシスコ・サー・カルネイロ空港からポルト・メトロに乗ってポルト市街へ。(2020.06.24)
- 一目惚れをしたポルトへの旅 2日目(2)パリ・オルリー空港からTAPポルトガル航空に乗っていよいよ一目惚れをしたポルトへ。(2020.06.17)
「エアライン・搭乗記・機内食」カテゴリの記事
「ケベック」カテゴリの記事
- 初めてのカナダ・ケベック一人旅5・6日目 エアカナダの機内食、帰国編。(2013.09.01)
- 初めてのカナダ・ケベック一人旅4日目④モントリオール、楽しいマルシェ・ジャン・タロン“Marché Jean-Talon”!(2013.08.28)
- 初めてのカナダ・ケベック一人旅4日目③モントリオール、モン・ロワイヤル公園でハイキング(2013.08.25)
- 初めてのカナダ・ケベック一人旅4日目②7月のモントリオール新市街はお祭り気分(2013.08.22)
- 初めてのカナダ・ケベック一人旅4日目①モントリオール旧市街“Vieux Montréal”へ。(2013.08.18)
« ディスティネーションは「新大陸」(北米)のフランスへ! | トップページ | 初めてのカナダ・ケベック一人旅2日目①ケベックシティの衛兵交換式 »
コメント