初めてのプチパリ・ホーチミン市ひとり旅2日目④命がけの横断歩道
2013年3月15日金曜日。メコンデルタ日帰りツアーから帰ると時間はまだ17時。ホーチミン市内観光は明日にしようと考えていたけど、とりあえず、町の大きさを知るためと町の雰囲気を感じるために中心部まで「予習」のために歩いてみることにする。今回の旅行では、まだホーチミン市内を自分の足で歩いていない。私にとって旅とは、歩くこと。歩くからこそ、目で見て、音を聞き、においを感じ、空気を肌で感じ、その場所を感じることができる。
ホーチミン市内観光で最初に戸惑うのは、バイクがいっぱいすぎて道路の渡り方がよくわからない。信号がある横断歩道でも、流入してくるバイクもあるので、渡るタイミングが今ひとつわからない。
それでも、なんとか中州のような公園を通って、ベンタイン市場までたどり着くけど、ベンタイン市場前の横断歩道は、信号機がなく、クルマやバイクが途絶えることなく走っている。うーん、この横断歩道を渡るのは命がけ・・・。
いつ渡ってよいのかタイミングがわからないで躊躇していると、反対側から外国人の女性が渡ってきている。今がチャンスなのかと思って、思い切って横断歩道を渡り始める。すぐ目の前をバイクやクルマが横切るけど、バイクの方が避けてくれることに気がつく。そう、どうどうと渡り始めてしまえば、バイクのほうが避けてくれる。ライダーに自分の行動を予測できるように同じ速度で渡れば良い。むしろ、急に立ち止まったり走り出す方が、バイクのライダーの予測ができないので危険かもしれない。
無事に横断歩道を渡れたことに安堵して、ベンタイン市場に入ってみる。今日は、町の雰囲気を感じるだけなので、買い物もせずにどのような雰囲気かを偵察するのが目的。
入口の方は衣類の販売、コーヒーなどの食料品、本当に何でもある市場で、ちょっとのぞいただけでも楽しい。
どのようなおみやげがあるか偵察。たしかにベトナム雑貨やバックなどはかわいい。きっと、女子だったら、値段が安いし、ベトナムでのショッピングは楽しいんだろうなぁ。バックとか安くて本当にかわいいけど、プレゼントする相手がいないのが残念・・・。
奥の方には食堂もある。夕食はこういう食堂でもおもしろいかもしれないなぁ。今回は旅程が短いのでホーチミン市の表面しか見られないけど、ずっと滞在しても楽しいかも。市場を見ただけでも、ベトナムの町歩きが楽しい。
さらに、町の大きさと雰囲気を感じるために、さらにホーチミン市の中心部を目指して町歩き。
交差点での信号待ちにベトナム女性のバイクファッションを観察しているとおもしろい。ベトナムで見るものすべてが新鮮で、飽きさせない。
思っているよりも町が小さくて、ベンタイン市場から5分も歩くとフランス時代の建造物エリアに到着してしまう。まずはホーチミン市人民委員会の建物。手前に立つのがホーチミン像。
さらに5分ほど歩き、ドンコイ通りを歩くと聖マリア教会。まぁ、フランス語で言えばノートルダム大聖堂。中に入るのは明日のお楽しみにして、ゴシック様式のような教会はたしかにフランスっぽい。
ノートルダム大聖堂の脇に立つのは中央郵便局。これらの建物が、いわゆる「プチパリ」と呼ばれる建物。ホーチミン市の観光エリアは、思っていたより狭くて、すべて歩いていける範囲にあることがわかる。
ホーチミン市の全体像を歩いて頭の中に焼き付ける。全体像を作ってしまえば、明日の町歩き本番は迷うことなく、町を探検できる。ドンコイ通りを探検しているうちに薄暗くなってくる。
まだまだ、ホーチミン市内には高層建築物は少ない。でも、そこがいい。
今回の旅行、2泊5日の弾丸旅行なので、実は夕食を食べるのはもう今日が最後。何日かいるなら、屋台のごはんや食堂を試してみたいところだけど、ほとんどお金を使っておらず多額のベトナム・ドンが残ってしまっているので、ガイドブックを見てレストランに行くことにする。
ベンタイン市場裏手の「クアン・ナムヤオ」“Quan Nam Giao”というフエ料理のレストランに入ってみる。
とりあえずビールを頼むと、缶ビールと一緒に運ばれてきたジョッキには、なぜか氷が入っている。ビールが冷えていないのか確認するとちゃんと冷えている。どうしてなんだろう?
かしこまった高級レストランの雰囲気ではなく、賑やかな食堂の雰囲気。
お店の人におすすめを聞いて注文すると、結果的にガイドブックに掲載されているものと似たようなものに・・・。まずは、バイン・ナムという料理は、バナナの葉で包まれている料理。
沖縄でやはり葉に包まれた「ムーチー」というお菓子があるけど、そんな食感。もちもちつるんとした食感の米粉でできた餅にエビの味がする。素朴だけどなかなかおいしい。
そして、ごませんべいと一緒に運ばれてきたのはシジミの炒め物。せんべいと一緒に食べるらしい。
このシジミがおいしい。ベトナム料理、外国の料理という文化的な違和感を感じない。素材の味を生かしているし、味付けも本当においしい。
ちょっと量が足りなかったので、ガイドブックに載っていない「エビあんかけうどん」のようなものを追加注文。どろっとしたあんかけスープが最高においしい。ベトナム料理、おいしいじゃん。昼間出会った、大学生3人組、男子のせいで、こんなにおいしいベトナム料理を食べられないなんて、なんてもったいないんだろう。
すっかり満足気分で、レストランを出ると、ベンタイン市場は夕方歩いた時とは異なる雰囲気。ベンタイン市場周辺は夜になると夜市が立っている。
果物屋さんには南国フルーツが並べられている。少量でも売ってくれれば、ちょっと試してみたいところだけど。
夕方歩いた時には、なにもなかった場所に露店が並んでいる。こういう露店をのぞいてみるのも好き。経験的には、治安が悪い感じはしないので、夜でも安心して歩ける雰囲気。
ベンタイン市場周辺の道も露店が出ていたり、歩いていて楽しい。あまり人が多すぎてごった返していても逆に疲れるけど、適度に賑わっている程度なので歩きやすい。
今日の朝は7:40集合と早かったし、私は食事はするけれど、飲みに行ったり夜遊びはしないので、9時前にはホテルに戻る。夕方からたくさん横断歩道を渡り、道路を普通に横断できるようになる。
ホテルに戻り、市場で1つだけ買ったポメロを食べると、甘くてみずみずしくて最高においしい。今日はメコンデルタ日帰りツアーで癒やされて、最初は命がけの覚悟だった横断歩道も渡れるようになり、ベトナム料理のおいしさに気づき、なかなか充実した一日だった。明日は、早くも夜には飛行機には乗らなければならない日。夕方まで、ホーチミン市内観光を楽しむ予定。
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コメント
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ラコスケさんのブログに載ると、どこでも素敵な場所に
みえてきますけど・・・
私はあの勢いについてけなそうです。
まず、道路の横断(´Д`;≡;´Д`)アワアワ
いつまでたっても渡れなくて、激しく落ち込みそうです。
投稿: ユリコ | 2013年4月 5日 (金) 23時43分
ユリコさん
「偏見」から解放されて、まだ知らない世界を「楽しもう」という視点でみれば、どこへ行っても楽しいですよ。横断歩道は、1分くらい立ち止まって考えましたけどね・・・。現地の人しかいないカフェやレストランも、「えい」って思い切って入ってしまえば、「まだ知らない」世界への視点が広がります。
投稿: ラコスケ | 2013年4月 6日 (土) 21時15分