出会いは突然に。
2000年5月11日に、戸田市美女木にあるブルーライオン浦和(プジョー美女木)にプジョー206を見に行ったその日に、一目惚れして衝動買いのようにその日に契約をしてから、この5月で「プジョー206との生活」も丸13年になる。プジョー206があるヨーロッパの街角のような風景が撮りたくて、表参道ヒルズができる前の表参道に行ってみたり、私の生活はプジョー206とともにある。(※この写真、当時加工したものだけど、右側通行に見せるために反転してある)
ところが、そのプジョー206は、ガソリン漏れを起こして今日はピットイン。
燃料タンクのフタのプラスチック部分が経年劣化で割れてしまい、交換作業。大けがではなかったけれど、ここ1年くらい、小さなところでメンテナンスが必要になっている。
交換作業の時間に昨年デビューしたばかりのプジョー208をチェック。
今日は、ディーラーにプジョー208Allure1.2Lが置いてある。このクルマはなかなかおもしろいクルマで、私が今クルマを買うとすれば、3ドアマニュアルのこのプジョー208“Allure”が第一候補だろう。私は、フランス人のように小さいクルマをマニュアルのギア操作でキビキビ走らせるのが好きなので、大きいクルマには興味がない。しかも、GTなどのスペシャルモデルではなく、フランス人が普通に乗る普及型の小さな排気量のエンジンを積んだクルマを走らせるのが好き。だって、限られたパワーでいかにキビキビ走ることができるかが楽しいじゃない。
営業の方が試乗しますか?と声をかけてくれたので、どうせ整備待ちで時間があるので、せっかくなので試乗してみる。3気筒の1.2リットルのエンジンはどうかと思ったけど、プジョー206のフィーリングと変わらず、なかなか走るのが楽しいクルマ。
コントロールパネルなどはプジョー206からだいぶ進化しており、7インチの大型ディスプレイになっている。3月にはパナソニック製のメモリナビがつけられるらしい。
初めてプジョー206に出会って、一目で惚れ込んで、その場で契約した2000年5月11日から13年近く経っているけど、私は13年前から進歩がない人間なのかもしれない・・・。初めてプジョー208のフィーリングを感じたその日に、13年前と同じようにその場で契約・・・。
しかし、13年前の決断は決して間違ってはいなかった。契約をすべきか最後まで悩んだのは、プジョー208の品質や価格に迷いがあったわけではなく、愛着のあるプジョー206と離れたくなかったから。
でも、塗装も薄くなってきているし、クルマも道具である以上は、いつかは別れがくる。きっと、今回の決断も間違ってはいないだろうし、また10年以上プジョーを愛し続けるだろう。
今年はパリ・シャンゼリゼ通りのプジョーアベニューか、凱旋門の先のプジョー本社に行って、フランス版208のカタログとアクセサリーカタログ、それに208のキーホルダーを買いに行かなくちゃなぁ。あと、今はプジョー206につけている“Olympique de Marseille”のステッカーを新しく買いにマルセイユに行かなくちゃ。ひさびさにマルセイユでパスティスを飲むのもいいかも。
“Peugeot Sweet Valentine Week”だそうで、くじを引いたらジャンポールエヴァンのチョコレートをもらう。見積もりをした人と成約した人にくじを引いてもらうそうで、全員が当たるわけではないとのこと。リボンがプジョーの特別バージョン。
それは、チョコレートはバレンタインデーに女子からもらったほうがいいけど(もっとも、ジャンポールエヴァンなんて、よほどの関係じゃないともらえないけどね)、なんだか、今までプジョー206をずっと愛し続けた、その「愛」のお返しをプジョーからもらったような感じでちょっとうれしい。
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