ブルゴーニュ・リヨン一人旅4日目③リヨンのローマ遺跡“Théâtres Romains de Fourvière”
お昼ごはんを食べて、酔い覚ましに再びリヨン旧市街“Vieux Lyon”へ。
サンジャン大司教教会前の広場からフルヴィエールの丘を見上げると、天気予報通り青空が見え、くっきりとノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂が見える。
ようやくフルヴィエールの丘に行くタイミングが訪れる。朝からこの青空をずっと待っていた。さっそくケーブルカーの駅に向かう。
頂上駅に到着し、階段を上がるといきなり目の前にはノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂。やっぱり、青空でないと建物が映えない。建築様式はよく知らないけど、ゴシック様式ではない感じ。
聖堂内に入ると大規模修復中で雰囲気としては残念な感じ。ガイドブックを帰国後に見ると教会内にはもっと見るべき場所があったみたいだけど、修復工事中で入れなかったか、入口がわからなかったかで見逃す・・・。
そして、リヨンで一番見てみたかったのは、フルヴィエールの丘から見るリヨンの風景。
丸い大きなビルがある辺りが今日の出発点であるリヨン・パーデュー駅。今日はここからずっとリヨンを歩いてきた。
そして、お昼ごはんを食べた市庁舎。ちなみに市庁舎の左側は丘になっていて、トラブールを見るにはクロワ・ルース地区“Croix-Rousse”に行くべきだったことが帰国後の今になってわかる。お昼ごはんに食べたレンズ豆の料理の名前の“Caviar de la Croix Rousse”も「クロワ・ルースのキャビア」という直訳の意味も今になってようやくわかる。やっぱり、ガイドブックだけに頼るのではなくて、予習が足りなかったなぁ。でも、私は見逃したことは後悔することはない。だって、またリヨンを訪れたときの楽しみにつながるし、またリヨンを訪れる理由にもなるじゃない。そう、見逃した場所はいつかまた来ればいい。
聖母マリアはリヨンの町をやさしく見守っている。リヨンは聖母マリアに見守られた町。
かなり大きなフルヴィエール・古代ローマ劇場 (Théâtres Romains de Fourvière)。
丘の横には、案内板などがなくて、入口も地味でわかりづらいけど、博物館がある。
博物館に入るとリヨンが昔から栄えていた場所であることがわかる。それとともに、博物館に展示されているモザイクを見て、夏に訪れたキプロスのパフォスのモザイクは見る価値があったものだとふと思う。
ローマ劇場に座り、しばらくぼーっとしてみる。ローマ時代には古代人が座っていた同じ座席に自分も座っている。
ローマ劇場は2つあり、大きな劇場と小さな劇場の2つが残っている。
さらに丘を下ると、ケーブルカーの駅を発見。麓の駅から2路線出ていた、もうひとつの路線。せっかく1日券を持っているので、ケーブルカーに乗ってしまうことにする。
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せっかく一日券を買ったのに歩いてばっかり・・・
と思っていたら、やっと乗り物で移動ですね。
丘の上からの景色は素敵です。ラコスケさん天気運もバッチリですよね。
投稿: ユリコ | 2012年12月28日 (金) 13時25分
ユリコさん
基本的には、歩くのが好きです。歩いていて、ふと気になることがあったら立ち止まることができます。町の空気や通りすがる人の雰囲気もわかります。ちなみ採算性は考えずに私は1日券を買っちゃうことが多いです。いちいち切符を買うのが面倒なので・・・。リヨンでは、このあとにメトロを多用しましたので、1日券の採算は取れています。
短期滞在だと天気ばかりは運としか言いようがないですねぇ・・・。
投稿: ラコスケ | 2012年12月28日 (金) 22時40分