国立(くにたち)でひとりフレンチ
多摩地区にある学園都市である国立(くにたち)。今日は仕事がお昼までなので、お昼ごはんを食べようと職場から国立駅まで25分ほど歩く。駅前からの学園通りは紅葉はまだだけど、いつ見ても景観が美しい。
ちょっと遅めのランチは、“Ciel de Lyon”(シエル・ドゥ・リヨン)。ここはプレートランチなら1,000円でフレンチが楽しめるとあって、今日も国立(くにたち)マダムで満席。店名も「リヨンの空」なんていい感じ。まだ知らない本当の「リヨンの空」はどのような空なのだろう。
雰囲気もフランスのビストロ風。店名にリヨンと掲げるだけあって、“Bouchon”(ブッション)の表示。フランス料理は好きだけど、私の好きなフランス料理は、かしこまったグランメゾンではなく、フランスの町中にある、ごく普通の食堂のような雰囲気が好き。普通のフランスの食堂で出される料理は、量も多く、がっつりした感じで、料理そのものを楽しめる。そう、私の好きなフレンチとは、味も量も楽しめて、料理そのもので幸せな気分にさせてくれるもの。
シエルドゥリヨンの1000円フレンチは、3種類しか選択枝がないけど、若鶏のローストはボリューム感があり、まさに、“Bouchon”(ブッション)にふさわしい料理。お店に着いたときは13:15くらいだったけど満席で、少し待つことになる。席が空いて、お店に入ると国立マダムばかりで、男性客は私だけだし、そもそも1人で来ている人は私以外にはいない。もちろん、フレンチレストランに行ったら、お昼からグラスワイン。周囲の国立マダムは、だれもワインなんて飲んでなかったけど・・・。
ボリューム感があり、ジューシーに焼かれた若鶏。ソースはオリーブのソース。そして、その下には、フランスの食堂で食べるのと同様にたっぷりのじゃがいも。実際にフランスの安食堂だと、フリットのことが多いけどね。ソースがしょっぱいかとも思ったけど、じゃがいもも含めて考えれば、ちょうどいいのかも。
食べ終わる頃には、国立(くにたち)マダムのおしゃべりも終わり、店内は閑散とした雰囲気。エスプレッソを飲みながら、食後の余韻に浸る。一巡目の国立マダムたちが帰る1時半ごろに訪れたほうが静寂の中で食事を楽しるかもしれないなぁ。1000円で楽しめる国立(くにたち)のフレンチランチ。メニューが若鶏のソースが変わるだけで3種類しかないのが残念だけど、1000円でフランス気分にしてくれるなかなかよい国立フレンチのレストラン。
店名の“Ciel de Lyon”(シエル・ドゥ・リヨン)。まだ知らない「リヨンの空」はどんな空なんだろう?そして、リヨンの本場の“Bouchon”(ブッション)って、どんな雰囲気なんだろう?そろそろ、フランスが恋しくなってきている。
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ラコスケさんがまだリヨンの空を見てなかったなんて意外です。
美味しいもの三昧の旅になりそうじゃないですか。
短い日程でも目いっぱい楽しんできてください。
投稿: ユリコ | 2012年11月13日 (火) 21時24分
ユリコさん
現地3泊しかしない弾丸フランス旅行ですが、フランスを味わってきます。今回、空港はパリ・シャルルドゴール空港ですが、TGVですぐにリヨンに向かう予定で、パリはスルーで立ち寄りません。本当に楽しいフランスは、やっぱり地方!
投稿: ラコスケ | 2012年11月13日 (火) 22時40分